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【CWS】Game147-151レビュー

今回は、9月17日~9月21日に行われたTEXレンジャーズと、DETタイガースとの、アウェイ5試合を振り返ります。ホワイトソックスは、9月14日から26日までの13日間で、ダブルヘッダーを含む14連戦の真っ最中でしたので、21日の試合が雨天順延になったのは、恵の雨でした。

試合結果

【vs. TEX】
[9/17] 〇 8 - 0
[9/18] ● 1 - 2
[9/19] 〇 7 - 2
TEXレンジャーズとの対戦は、2勝1敗と勝ち越し。
【vs. DET】
[9/20] ● 3 - 4
[9/21] ● 3 - 5
[9/22] 雨天順延
DETタイガースとの対戦は、2連敗してしまいました。
下位の2チーム相手に2勝3敗となかなか波に乗れません。
地区優勝へのマジックは2ですので、次のCLEインディアンス戦で、優勝は決まるでしょう。
それでは、各試合を振り返ってみます。

CWS 8, TEX 0 (SEP.17@TEX)

先発投手のシーズが、5回を投げて10奪三振、無失点で勝利し、ロドンと並んでチームトップの12勝目をあげました。この試合でシーズは、今季8試合目の二桁奪三振を達成しました。今季の奪三振数も、チームトップの212個です。

打撃陣も絶好調です。以下のように主力が活躍しました。
アンダーソン:3打数1安打。今季打率が.300に。規定打席も到達。
ロバート:5打数3安打3打点。ケガから復帰後、好調を維持し、規定打席不足ながら、今季の打率は.354。
アブレイユ:3打数2安打2打点。今季打点が111で、トップを1点差で追う。
チームは、この試合を終えて、マジックナンバー5となりました。

CWS 1, TEX 2 (SEP.18@TEX)

グランダルのホームランによる1点に抑えられました。7四球も与えられましたが、3安打では勝てません。

CWS 7, TEX 2 (SEP.19@TEX)

先発投手のジオリトが、5回1/3を投げて1失点で、10勝目をあげました。アンダーソンが5打数2安打、アブレイユが4打数2安打2打点と、主力打者の調子が上がってきています。そのなかでも、グランダルは、連続出塁記録が途切れたものの、2試合連続でホームランを打つなど、故障から復帰後、好調を維持しています。

CWS 3, DET 4 (SEP.20@DET)

ヘルナンデスのまずい守備で失点したのが、最後まで響きました。3対3の同点で迎えた8回裏にキンブレルが失点し、それが決勝点で敗れました。この日のキンブレルは、死球で走者を出したあとで、二盗され、タイムリーヒットを打たれて1点を失いました。最近のキンブレルは、1イニングを無失点で抑えられない日が散見され、ホワイトソックス移籍後の防御率は5点を上回っています。ポストシーズンに向けて、大きな不安材料です。

CWS 3, DET 5 (SEP.21@DET)

投打ともにピリッとしません。先発のカイケルは、11安打も打たれながら、なんとか5回を2失点と抑えていましたが、中継ぎのフライが打たれて敗戦。フライは故障明け間もないので仕方ないかもしれません。今、ラルーサ監督は、勝敗にこだわらずに、ポストシーズンで起用する投手を見極めていると思われます。
打線は、ヒメネスがブレーキとなってしまいました。特にこの日は、前を打つグランダルが四球で3度も出塁したのにもかかわらず、チャンスを活かせませんでした。ヒメネスは9月に入ってからホームランを1本も打てず、打率も2割を下回っています。ポストシーズンでは、復調して欲しい選手の1人です。

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