[レビュー] 第16節 ワスプスvセール・シャークス

8月25日にワスプスのホーム・リコーアリーナでプレミアシップ第16節ワスプスvセール・シャークスが行われました。

両チームのメンバーはこちら。

https://twitter.com/WaspsRugby/status/1297851208565174277?s=20

ワスプスはプレミアシップ再開初戦のノーサンプトン戦、ウスター戦と連勝しています。今回は3番のジェフ・トゥーマガアレンを除く先発14人がノーサンプトン戦と同じメンバーとなり、ファーストチームでシャークスを迎えます。

シャークスは当日にメンバー変更がありました。

8 ダニエル・デュプレア→ジョノ・ロス

20 ジョノ・ロス→ダニエル・デュプレア

ジョノ・ロスは2017年にシャークスに加入して以来、プレミアシップのすべての試合に出場しています。シャークスはハーレクインズ戦、エクセター戦に出場したメンバーから大幅に入れ替えました。

フォワードが奮闘したセール。

セール・シャークスはスクラムやブレイクダウンでフォワードが奮闘し、ペナルティーを獲得しました。中でもキャプテンを務めたベン・カリーはブレイクダウンで強さを見せ、キャプテンとしてチームを鼓舞しました。10番のAJ・マクギンティーがペナルティーゴールをすべて決め15得点。ベン・カリーがキャプテンを務めることはジョノ・ロスを責任から開放するというメリットがありそうです。

セールのHB団がキックでゲームをコントロール。

ウィル・クリフ、AJ・マクギンティーのハーフ団がキックで巧みにゲームをコントロールしました。バックスに展開するというシーンは多くは見られなかったものの、60分にはFBルーク・ジェームズがトライを挙げたシーンではHB団の的確な判断が光りました。両選手ともに80分間プレーし、スティーブ・ダイアモンドの期待に応えました。

ワスプスは勝ち点を得られず。

ワスプスは試合を通じて17個ものペナルティーを取られました(前半10分のローンチブリーへのペナルティーは誤審だと思います)。ブレイクダウンやモールでのペナルティーが多く敵陣深くまで攻め入ることができません。この日初めてゴール目前まで迫ったのは75分頃でした(78分に6番ジャック・ウィルスがトライ)。

エディー・ジョーンズの観戦

イングランド代表HCのエディー・ジョーンズが見守る中、ワスプスのフライハーフ、ジェイコブ・ウマガは活躍を十分に見せることができませんでした。U20代表でもキャプテンを務めた経験を持つベン・カリーはMOMを獲得し、シニア代表初キャップに向けて好印象を与えたと思います。

セールは3位に再浮上、ワスプスは5位に転落。

次節はセールはホームAJベルスタジアムで2位のブリストルを迎えます。ワスプスは4位に浮上したバースとアウェーで対戦します。プレミアシップ上位4チームが出場するプレーオフ進出を占うカードが続きます。



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