マウンテンバイクのシフトチェンジャーを交換したい
[あらすじ] マウンテンバイクの前輪のチューブを交換したよ。
Vブレーキのバランスも調整して、上々だ。
けれど・・・
前ブレーキを調整するために、右のレバーをちょくちょく握る。
ふと反対の左側を見ると、
シフトワイヤーが切れているじゃないか!
ブチブチ
※
シフトチェンジャーのプラスチックの窓が、
もう何年も何年も前に劣化してしまっている。
透明のプラスチックがパリパリに劣化して、白くなっている。
今、ギヤが何速に入っているかなんて、手元で確認できない。
できなくても走行に支障は無い。と言えなくもない。
だから、まあいいや、と思って乗ってきた。
しかし、スッキリしない。
フロントディレイラーの調整をする時に、面倒だ。
機構として今、何速のつもりになっているのか表示が見えないと、
ワイヤーをどれくらい張れば良いのか、なんだかよく分からない。
仕上がりも、仕上がってんだけど目でスッキリ確認できない。
なあんとなく気持ち悪い。
ペダルを踏みながら、
この踏み心地は「前2×後6」なのか「前3×後4」なのか、分からない。
前を1段シフトダウンすれば分かりそうだが、
走っている中でその手間は煩わしい。
「前2×後6」から前をシフトダウンして「前1×後6」にすると
チェーンに支障が出そうでもある。
それに急にペダルが軽くなるとバランスを崩しそうだ。
などとゴチャゴチャ考えている間に、ちらりと足元を見れば
前が何段に入っているかは目視できる。
けれど、そんなよそ見もあんまりしたくない。
あーもー。つまりはシフトチェンジャーを交換すりゃいいじゃないの。
30年くらい乗っていて、後半はずっとこんなストレスを持って乗ってるんだから
そろそろ交換すりゃいいじゃないの。
※
実は、右手つまり後ろのシフトチェンジャーのプラスチックの窓は、
数年前に、割った。
そうやって中の数字が見えるようにしてあるのだが、
いかんせん、
みすぼらしい。
あちこちの部品が劣化していてみすぼらしい。
ボロい自転車は安く見られて盗まれかねない。
高価な物と別の理由と目的で盗まれる。いけない。
ボロくても安っぽくても、所有者にとっては大切な自転車だ。
だから交換すりゃいいじゃないの。
※
どうせ交換するんだから、壊しちゃえ。
えーい、バキバキ。
シフトチェンジャー全体のカバーのプラスチックを割った。
透明の所だけじゃなく、黒い全体を割って外したのだ。
全体的に劣化しているから、簡単に割れるのさ。
そして、レバーを操作してみると、
ディレイラーがちゃんと動く。
あれ?
ワイヤー切れてるんじゃない?の?
ワイヤーが切れていたら、レバーをどうしようがディレイラーは動作しないはずだが、
動いている。
よく見直すと、ワイヤーケーブルは無事だが、
そのケーブルを通すチューブを補強しているワイヤーの端っこが
飛び出てしまっているのだ。
なんだ。
※
とは言え、シフトチェンジャーは交換しようってば。
ううむ。
というか、あらためて見ると、ブレーキレバーとシフターが一体型の製品なんだな。
すっきりしたデザインの物がいいなあ。
シンプルな物のほうが値段が安いかっていうとそうでもないのが世の常。
どうなってんのかしらね。ブツクサ
※
注文したシフトチェンジャーが届いた。
あ。
シフトチェンジャーにワイヤーは付属しているが、
アウターケーブルは付属していない。
別に買わねば。
これではいくらシフトチェンジャーを交換しても、
そこにあのボロボロのアウターケーブルを接続することになって、
表向きに悲しい出来上がりになってしまう。
てな次第で、またしばし商品到着を待つ。
つづく
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