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売上構成比を変えて利益を増やす

例えばコロナで売上が上がった商品って今でも売上は維持していたりしますか?
マスク、除菌スプレーなど売上は半分以下になっていないでしょうか?
店舗運営をされている方によっては広く売場面積をとっていたマスクや衛生用品関連の売場を縮小し、違う商品を広げたり、新しい商品を導入するという形で減ってしまった売上を補完するという動きが必要になってくるかもしれません。

コロナ対策商品を減らして違う商品を広げようというぐらいはそれほど時間がかからず対応しやすいかもしれませんが、店全体の改装を行う場合考えなくてはいけないのが店舗のレイアウトです。

この場合のレイアウトとは例えば店舗の入り口はシャンプーをスロット5本分とか逆に店舗の奥は衣料洗剤を4本とか店舗で採用するカテゴリーをどこにどのくらいの面積をとって配置するかを決めることです。

新店を作る時にも改装をするときもこのレイアウトを決めます。改装する理由は長年改装していないとか、新しいカテゴリーを入れるためとかいろいろあるのですが、その時のレイアウトの基準になるのが、それまでの実績です。この店は日用品がよく売れるから日用品を広げようとか、シャンプーがよく売れるからシャンプーを広げよう、食品は売れないから少なくしようとか、全て実績で判断する事が多いです。

最近のドラッグストアーは食品の面積を多くとる事が多いですがこれは企業の考え方とかいろいろあるのでこれを否定をするつもりはないのですが、オーバーストアーと言われるぐらいドラッグストアーが多いこの時代に同じような食品面積の多い店舗をつくっても差別化はなかなかできません。それどころかレイアウトを謝ると売上は当然の事ながら利益を大きく下げてしまう事になりかねません。
食品カテゴリーはどうしても低粗利になりがちです。
なので「食品の売上構成比を上げる」ということは余程確かなビジネスモデルがないと店全体の利益を大きく下げてしまう要因にもなりかねません。
では、

利益を上げるレイアウトはどういうものをいうのでしょうか?

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