HAPINESS

2019年11月16日の大阪から始まったヴラッドセミナー。
24日についに全ての日程を終えてしまいました。僕は今回大阪の土日、水曜から金曜日までの東京特別クラス、土日の東京セミナーと参加させていただき、深く学ばせていただきました。
今回は終わった後の喪失感がすごく、これが巷でよく言われている「ヴラッドロス」というやつか、としみじみ感じております。

ヴラッドの人間性の素晴らしさをとてもよく感じられたセミナーでした。
優しいからこその厳しさというか、厳しく指摘されるし緊張もするけど、それが全く不快でないというのが本当に心地よかったです。ワークの時はどうしても緊張してしまいますが、最後に写真を撮っていただいたときには、ヴラッドのリラックスが伝わってきて、かくありたいと思った次第です。

そのヴラッドを支えているのがバレリーさんで、バレリーさんあってのヴラッドなのかなとも思いました。
FBで土曜のデモ中にヴラッドがスリップしたような形になった時、バレリーさんに向かって “don’t worry”と言って安心させていた。ヴラッドはバレリーさんの前では常にかっこよくありたいのかなと思えた。と書いている方がいて、ほんわかしたまま日曜のセミナーに向かいました。(とはいいつつ二日酔いで結構きつかったのですが・・・。一緒に飲んでいた方はもっと遅くまで飲んでたのにへっちゃらそうですごいなぁと思ったりもしてます)

日曜日には、ヴラッドが「何をやろうとしてたんだっけ」と次のワークを忘れてしまうというハプニングも。そこで、バレリーさんが、ワークを思い出すまでの間に個人的な話をということで、ヴラッドがバレリーさんのお母さまにどうやって認められたか、という話をし始めました。バレリーさんの両親はかなり優秀な方らしく、(たしか医者と弁護士とか)ヴラッドのことをあまり認めていなかったようです。そこで、ヴラッドはお母さまにマッチの箱を持たせ、足にマッチ棒を挟み、回し蹴りで火を点ける!というあまりにも漫画チックな技を見せて認めてもらうという。その話を聞いているヴラッドは気恥ずかし気で顔が赤くなっていました。ヴラッドの動きを見ているシステマーからすると、「ヴラッドすげー」とはもちろん思いつつも、バレリーさんとの愛を感じずにはいられないお話でありました。

そして、さらに言うと土曜の飲み会の時にある方から「ヴラッドはマッサージの必要がない」という話を聞き、それはヴラッドレベルになれば、自分でテンションを抜けるからみたいな話かと思っていたら、(ちなみにシステマ創始者のミカエルはマッサージを受けるのが大好き)「バレリーさんを見ればリラックスできるから」という話を聞かされ、「そんなのありかいな」と思わずにはいられませんでした。笑
その時は酔ってたので、いいなーくらいにしか思いませんでしたが。


最近読んだHAPINESS(スコット・ギャロウェイ)では “私にとって愛情とは、誰かが自分をすばらしくて価値があると思っていると「願う」ことではなく、誰かがそう思ってくれていると「知っている」ことである”という一節があるのですが、ヴラッドとバレリーさんはこれをお互いに体現している夫婦のようで、とても羨ましく思います。

フィジカルセラピストとして25年働いているバレリーさん。
自立した女性で、3人のお子さんを育て、セミナーでもとても堂々とされていて、しかも英語がとても聞き取りやすい。

バレリーさんの金曜日の特別クラスでは目的を持ってクラスを受けること。と仰っていて、とても新鮮でした。あまりシステマのクラスではそういうことを聞いたことがないような気がします。よりリラックスをしたいのか、強くなりたいのか、健康になりたいのか。

ヴラッドのクラスとは違い、呼吸にじっくりと取り組むワークなのかなと思ったのですが、結構アクティブに動きました。良い姿勢を作るワークから始まり、それを使って色々な歩き、走りを練習し、その後は息を吸う→止める→吐くの繰り返しで歩いたり、4大運動(プッシュアップ、スクワット、レッグレイズ、シットアップ)を行い。
これがなかなかにきつかったです。
プッシュアップは12回ずつ息を吸う→止める→吐くの1セット⇒10回、8回、6回、4回と計120回のプッシュアップを行いました。6回は飛ばしたのかな?
これくらいをリラックスできるようになるといいなぁと思います。

その後には胸の上面、横面、横隔膜を寝た状態で吐きながら自分でプッシュし、それを跳ね返すように瞬発的に息を吸うワークなどをやりました。

アクティブながらとても静かなクラスで非常にリラックスでき、とても生き生きとした状態で土日のセミナーに臨めたように思います。

「BREATH AND BODY] という新しいDVDにだいたいのワークは入っているのですが、このDVDがまた良いのです。

ヴラッドのセミナーですが、いかにリラックスしていくかというセミナーで、コンバッティブな激しい動きなどはありませんが、とても勉強になりセミナー終わってから繰り返し見ています。

本当にありとあらゆるところでヴラッドとバレリーさんの素晴らしさを感じられたセミナーでした。

"be a good person and everything else will come to you"

もしかしたら上達の答えはラブなのかもなー

※参考図書「ニューヨーク大学人気講座 HAPINESS GAFA時代の人生戦略」スコット・ギャロウェイ著 渡会圭子訳

いいなと思ったら応援しよう!