次のスポーツテストではシャトルランを頑張る。
年末の話だが、二学期の終業式を終えて帰ってきた息子の手には、「あゆみ」と「スポーツテスト」の結果があった。
軽く「あゆみ」に目を通すと、いつもと変わり映えのしない中身だった。
国語のカテゴリーで1番最初の評価項目である「自国の言語を積極的に学ぼうとしてる・・(正確には忘れた)」みたいな内容が“もう少し”で、あとは、ほとんどが”できた”。その中にぽつりぽつりと”よくできた”がある感じ。
ごくごく平均的で平和的なスコアなのかなと思う。(国語のもう少しは気掛かりではあるが。)
そしてもう一つの「スポーツテストの結果」も確認する。
夏前ぐらいに実施された内容だそうだ。
8つぐらいの項目(テスト内容)の結果が、楕円形のグラフで示されている。
そして表には、息子の結果と平均値が列を分けて記載されている。
全体でB評価。各項目も平均か、平均よりちょっと上の項目があるぐらい。
ここであまり良くない態度だとは思うが、当時の自分と比較してしまうこと。
自分はと言えば、スポーツにおいては小学校まではトップオブトップだった。
高学年になるにつれて、パワー系(握力とか)で劣る項目もあっ たが、総じて高い点数を取っていた。(と思う。)
なので、自信があった。
「他のやつには負けない。」という根拠のない自信が。
根拠のない自信というのは小学生年代においては必要なことなんではないかと思っている。
そんなことを考えながら、息子に聞いた。
「どの項目も頑張っていて、すごい。5年生でまたスポーツテストをやるときに、どの項目で1番を取りたいと思う?」そう聞いてみた。
全ての項目で上位を目指すのは難しい。
また、総花的に仮に鍛えたとしても結果が伴わない可能性が高い。
「やるとしたら、一点豪華主義でやるべきだ」と思ったからだ。
そして、1つでも学年トップかそれに近い結果を残せばとても自信につながると思う。
且つそこに向けて積み上げてきたというプロセスがあったら尚のこと良い。
すると息子からは「シャトルランを頑張る。」ということだった。
「意外な回答だった。」
シャトルランは、地味だし、練習もしんどいんじゃないと思ったからだ。
でも次の瞬間には「シャトルランよいかも」と思っていた。
良いと思った点はおもには2つ。
1つは、持久力というものは、やればやっただけある程度までは結果はついてくるから。一方やらなければ鍛えられない。ということ。
もう1つは、一緒にランニングとかできて、僕自身の健康にもつながるということ。
さて、新年になって早速何度が一緒に走っている。
どこまで継続できるのか、そして結果に繋がるのか、1つのゲームとして楽しんで取り組みたい。