寝ない!寝れない!眠りの浅い赤ちゃん/幼児を育てた”3児の母”のライフハック


「朝から夜まで眠りが浅い。」「夜泣き、黄昏泣きに付き合うのが辛い。」「昼寝しない。」など生後0カ月~3歳ごろまでの赤ちゃん/幼児の育児=睡眠の悩みはつきもの。


育児歴9年の3児の母の筆者も、その悩みを抱えたひとり。


そこで今回は、筆者が”何より自分が寝る為”に必死に過ごした「期間」で得たライフハックをご紹介。



寝ないのはママのせい?


筆者が我が子の睡眠の悩みにぶつかった時、まず目を通した育児書や、相談した小児科の先生などに、「ママの生活リズムも関係する」「スマホやテレビなどを見てるママの姿を見ている」など、ママの生活についての指摘をされた。


確かに寝ない子が”やっと寝た”後の時間に、無理やりでも自分時間を確保したり、夫婦の時間を確保しようと行動したりしていた。

スマホやテレビを見る頻度も少ないわけではなく、褒められたものではない。

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でも、生活までも否定される覚えはない。必死なのだから。


そう思えたのは2人目が産まれてから。1人目の育児より確実に”ないがしろ育児”になっているはずの2人目が勝手に昼寝し、長時間眠るのだ。驚いた。


その時に思った、寝ないのはママの生活や育児のせいでなく、その子の個性。
他人はいくらでも口出しできるのだ。

自分くらいは「寝ない子は寝ない」と受け入れてみるのは、おすすめのストレス回避方法。


手をかけているからこそ寝ない
上記に綴った経験で筆者は「手をかけた1人目は眠らない」という仮説を立てた。


そう、ママに愛情をたくさんもらっている子こそ「まだまだ遊びたい」「ママと時間をすごしたい」と眠らない。絶対そう。私のあなたの育児は失敗ではない。


意外と盲点なのは、ただただ体力を消耗させれば良いというわけでもないこと。
睡眠には視覚や聴覚による脳への外部刺激も関係されているそう。
大人も動かずとも頭をたくさん使った後は眠たくなるように。


脳の処理能力が高いと、体力を消耗させても体だけが疲れて、寝ない上にグズるという最悪の事態を招きかねない。


そう、寝ない子は脳の処理能力が高い天才なのかもしれない。
「手をかけてもらえている天才」
すばらしいじゃないか。

私は悩みに悩み育児ノイローゼ寸前まで落ちたので、伝えたい。ママが必死に手をかけ育て、子は天才。寝なくても睡眠が短くても大丈夫。


ママは愛情をたくさん注げている証拠。だと。



寝ない子は寝ない
現在、小学生になった”元、寝ない赤ちゃん”だった1人目は、進行形で寝ない子だ。
体力が特段ある方でもない。

脳の容量が多いのも現在進行形だ。暇の時間を嫌い、脳を動かす勉強や絵や手芸が好き。(残念ながら勉強においては天才ではない。こともないかもしれない。ぺこぱ)


振りかえると
保育園のお昼寝の時間も”寝たふり”を身に付ける。
テーマパークに行った帰りの道中も大人は眠いのに寝ない。


そう、いつまでたっても”寝ない子は寝ない子”なのだ。


保育園で寝たふりをしようと、お出かけ後に寝なくても子は育つ。


決して大きいわけではないが、成長曲線標準ど真ん中ですくすくと育っている。

大きくなるとメリットもたくさん
良い事なのか悪い事なのかは不明だが、言葉や親の気持ちを理解しだす4歳頃から夜はまとめて寝るようになる。

電気を消して親も一緒に眠る姿勢になれば、決まった就寝時間に眠るようになった。
習慣もあるが、諦めを覚えたようにも思える。


かといって「トイレ」「のどが渇いた」と起こされることもしばしばある。
だが、赤ちゃん~幼児期に比べれば、寝ない子を育てた親にすれば、それくらい許容範囲だ。


その頃から、寝ない子だからこそのメリットがたくさん増えた。


寝落ち事件が少ない
昼寝しない分、夜はぐっすり眠るので寝起きが良い
外出時に時間に左右されにくい
このメリットも、ねんトレせずとも眠る2人目が4歳を超えた頃に気がついた。


寝る子は、とにかく寝落ちする。
幼稚園の帰りの自転車、少し買い物に出た際の車内など、何度抱き上げ(もはや担ぎあげ)移動したかなんて数えきれない。自転車で寝られた日は危険も伴い気が気でない。


必然的に外出時は起きるまで動けないこともあり、時間に左右されることもしばしばあった。
基本的に、寝る子は昼寝も夜も勝手に眠るが、大きくなると疲れて昼寝してしまう子は、体力が余ってしまい夜眠れないことが起こる。

就学前に習慣化させたい規則的な生活に早く慣れたのは”寝ない子”だった。



悩んでいる時点で満点
筆者が伝えたいのは、いつか寝ないのも個性と思えること。


部屋を静かに暗くした寝かしつけ、絵本の読み聞かせなどで眠る前のルーティーン作り、眠い目をこすりながら意識が遠のきながらの抱っこでの寝かしつけ…
この記事に辿り着いた人は、全て対策、経験済みと思う。


「対策や環境作りをいくらしても寝ない子は本当に寝ない」「ママのせいでない」「4歳を超えた頃から寝ない子のメリットも増える」
この言葉たちを心の隅に置いていてほしい。


睡眠と向き合ってあげれている時点で、あなたのママレベルは満点です。



※ママの睡眠時間は精神環境上良くないので、パパや親族の協力、市町村の施設やファミリーサポートなどを利用して、確保しましょう。


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