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私とシュタイナーアート Vo.3

3枚目の絵
「今日から過去に返ります。」
Rie先生「辛いことは描かなくていい、無理しないで。山だって登れるところから登ればいい。何も絶壁から登らなくていいでしょう。」

お題「生まれてから一番最初の記憶」

小さい頃の記憶って、色々あると思うんです。ぼやっとしていたり、鮮明だったり。ただ、一番最初の記憶と言われるとしばらく固まりましたよ💦

0歳や1歳の時の記憶はないですし、、、
そういえば、幼い頃、茶の間と玄関近くの部屋の敷居の部分に縁があって、そこに2本 幅1cmくらいのまっすぐなラインがあり、妹とビー玉を転がして遊んでいました。ビー玉がはみ出てどこか行かないように。
力の加減が必要で、強すぎるとはみ出ちゃうし、弱いと転がらないし、、、
それを同居してたお婆ちゃんが見ている、そんな絵です。
私が右側、2つ下の妹が左側。ひたすらビー玉を転がしています。

あとは、
この茶の間、畳8畳くらいしかスペースがないのに、ヨーイドン!とかけっこしたり、このお婆ちゃんが立っているところが木の壁だったので、逆立ちの練習をしてました。頭に血が昇るからやめなさい!と言われてやめましたが。
昔の家(昭和5年築)だったから、廊下がなくて部屋と部屋の隙間がなかったです。


2021年8月12日 絵

玄関先のこのゾーンは実は不思議なところで、
うちは母が専業主婦だったので、訪問販売のセールスマンが来たときはカモだったかも知れません。
薬屋さん(富山といえば置き薬!)銀行さん、行商の人、いろんな人が来て、その度に母が玄関先で相手をしていました。
私はそこで一緒に話を聞くのが好きでした。


Rie先生から、「この時、真理子さんのお母さんは何をしていたんですか。」と質問されたのですが、全く母のことを考えてない子供だったのか、
「わかりません。台所で夕飯の準備でもしてたかも。。。」と、素っ気ない回答しかできませんでした。

回答後「自分はなんて母のことを気遣わない子供だったのか」と少し反省したのですが、
Rie先生から「子供は遊ぶのが仕事だから、子供時代から母親の顔色伺って、忖度してる子供だったらどうですか。」と言われてハッとしたことを覚えています。

この絵から
自分の世界観が読み取れるそうです。(さすがプロ)

こんな筆圧も薄いし、全体的に色も薄く、登場人物の顔も描かれていない、何がなんだか分からない絵ですが…
でもRie先生には見えるらしいです。(続く)


この絵を見て、自分にも描けるかも!と思ったら、即効クレヨン買って進めてみてください。
一人で描けない方は、こちらからRie先生にアドバイスいただけます。



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