DM:CUC優勝デッキを勝手に分析してみた 第32回Umore杯【超次元ハチ公】
この記事について
Umore杯で優勝したデッキについて、自分なりに勝手に分析した結果をメモに起こしたものです。
このメモは個人的な考察によるものなので間違いや勘違いも多々あるとは思いますが、あくまで「自身の理解を深めるために言語化したメモ書き」をnoteに載せてるもののでご了承下さい。
Umore杯とは?CUCってなに?
Umore杯は、CUCと呼ばれるデュエルスターズ(通称デュエマ)の非公式特殊レギュレーションを導入した、Discordサーバー上で開催されているリモート大会です。この大会で使用できるのはコモンまたはアンコモンのカードに限られます。詳しくは下記を参照ください。
優勝デッキレシピ
第32回Umore杯優勝はあまみーさんの【超次元ハチ公】でした。
分析メモ
デッキタイプは赤緑超次元とツインパクトハチ公の混成。自分は初めてみたタイプの構築。
超次元デッキはシータ型のものをよく見かける。序盤からメタクリーチャーや軽量除去でコントロールをかけつつ、青と緑でリソースを稼いで最終鬼丸ボーイや親分鬼流院で手駒を増やしつつ完全に盤面を制圧する。近日だと第32VDuelFES~CUC限定構築戦~において、シルク@デネブログ氏がワルスラフォー入りのシータ超次元デッキで準優勝したものが記憶に新しい。
ツインパクトハチ公はCUCレギュの中では最速の3ターンというキルターンの速さと、高コストSトリガーによる分厚さが特徴。自分は相対したことはないが、2022年11月ごろのCUC大会で優勝実績があるデッキ。
今回優勝された超次元ハチ公デッキは、シータ超次元とツインパクトハチ公からそれぞれの主要ギミック部分のみ抽出し、ニコイチしたものと推察する。
故にこのデッキには勝ち筋がふたつある。本来勝ち筋は1つを貫いた方が安定するが、こういうデッキは個人的に大好物である。
序盤はツインパクトマップやレッツゴイチゴで最低限のリソースを稼ぎ、ハチ公で走りきれそうなら速攻をしかける。キレイに決まれば最速3ターン、安定4~5ターンで勝てる。
それが通らないスター進化等に対しては、レッドグリーンホール・カレッチ・最終鬼丸ボーイ・親分鬼流院で除去をしつつ数を並べ、一気に畳み掛ける。
防御面も最終鬼丸ボーイ・インディアカレッチ・レレディバグーバ・ジャイロボールで必要十分のものは確保されている。なお相手を完全制圧しきるまで盾を割りに来ないプレイヤーはかなり多く、Sトリガー等でギリギリ生き延びても逆転しきれないパターンも頻発するが、このデッキの場合はハチ公1枚から大逆転もあり得る。
ツインパクトハチ公は本来スター進化デッキにほぼ確実に投入されているベア子Starサイクルを苦手とするが、このデッキはベア子Starサイクルを最終鬼丸ボーイや親分鬼流院で食い物にできる。
他方で勝ち筋が基本的にビートダウンで相手の盾追加等を止められるギミックがないため、盾追加型トリガービート対面は極めてキツイ。
注目カード
インディア・カレッチ
Sトリガー持ちのクリーチャー、CIPで4コスト以下の相手クリーチャーを破壊。
雑に言うなら5~8枚目以降の最終鬼丸ボーイ。古いカードなので多色でありながら最終鬼丸ボーイより除去範囲は狭いが、色供給源として優秀。
パウパー(コモンカード限定)レギュではかなり強力な除去カードらしい。
ブーストグレンオー
5コストのサイキック・クリーチャー。CIPで自身よりパワーの低いクリーチャーを破壊する。
単体運用した場合でもアプル等の2000ラインのメタクリーチャーを討ち取れる上、他のカードとのコンボで大型2体を除去するのも夢ではない。
個人的に好きなカードの1枚。
超次元グリーン・レッドホール
4コストの赤緑超次元呪文。ツッパリキシとのコンボが有名。
これでブーストグレンオーを出すと相手クリーチャーを最大2枚取れる。
比較的低コストながら小回りが効く1枚であるが、盤面を大きく動かす力はないためか採用枚数は控えめ。
推進型無重力ジャイロボール
みんな大好き、Gストライク付きの強烈な全体バンプ付与。
このデッキの場合、ハチ公がベア子Starで止まらなくなり、さらに効果を使い終わったインディアカレッチや最終鬼丸ボーイが優秀なアタッカーにできる点が特に優秀。
ブーストグレンオーの除去範囲も大幅に広げてくれる。
今回はここまで。お読み頂きありがとうございました。