見出し画像

【クルマ選び】MT車好きが15年乗ってわかった、CVTにも良い点はNAIKOTO-WA-NAI


ラバーバンドフィール(楽しくない)

クルマ好きというか、スポーティな車が好きな人から攻撃(口撃)されるときに真っ先に出てくるフレーズです。
運転手の気持ちよりも少し遅れて加速が始まる感じですね。
それもグイッ、じゃなくてゆるりゆるりと。

特にスピードが30km/hくらいからの加速は✖✖✖です。

CVT特有の現象なのか、燃費優先のセッティングのせいなのか?
設計したことないのでわかりません。
ですが、程度の差はあれ今まで乗ったことの有る全てのCVT車に共通しています。

まあ・・・好きにはなれませんね。
楽しくないです。
やっぱり、ダイレクト感のある歯車が好きです。特にマニュアルミッション車。


CVT車に通算15年乗ってきてしまった

15年前に家族の車がスズキのCVT車になり、10年前に自分の車としてスバルを選んでしまいました。アイサイトを付けるにはそうするしかなかったからですが。

その内、CVTなんてなくなるだろうと思っていたのですが。
そんなことは無く、ますます増えてきました。
世界屈指のCVTガラパゴス国となりました。我が国は。

それがしもスバルを選んだので、必然的にCVTです。
スバルで4人乗れる車を選ぼうとすると、他に選択肢が無いので。


CVTにも良い点が無いわけではない

基本的に動力を伝えるために動力を使う構造は、好きにはなれません。
力を伝えるバンドをプーリーで締め付けるのに、力が必要です。
歯車なら、余分な力は一切要りません。

伝達効率は、マニュアルミッション車の足元にも及びません。

ですが・・・
悔しいですが、CVTも良い点がありますね。
燃費がよいというのはCVT構造だけのせいかどうか怪しいので除外します。

古くなった感じがしない

一番のメリットとして感じたのが、この点です。
『数年乗っても古くなった感じがしない』
MTなり多段ATなどの歯車式では、バックラッシが大きくなっています。
歯車が摩耗して、隙間が大きくなるので噛み合うときに僅かにガクっとなるアレです。
また、多段ATでは変速タイミングがズレたようになってくることもあります。

これが古くなったなぁと感じさせるのですが、CVTではこの変化がありません。
ベルトやプーリーが摩耗しても、その分プーリーが締め付けるので隙間ができないからでしょう。10年乗った車でも、新車時と同じようなフィーリングで加速します。

ツ~っと走る

のんびりと走りたい時、40km/h~60km/hくらいであまり加速せずに走る時ですね。
無心な感じで、エンジンの鼓動を伝えながら走ってくれます。

景色が良い海岸沿いなんかを走っている時にぴったりです。
悟りを開いたような心境になります。

年々違和感は少なくなっている(昔よりは)

大昔の事ですが、スバル・レックスのECVTに乗った時はなんじゃこりゃと思ったものです。正にズル~と走り出す感触でしたね。
まあ、当時の3段変速のATもズル~でしたから同じような感じでしたが。

また、CVTは制御プログラムの変更で味付けの自由度は、多段ATよりも高いと思います。
事実、うちにあるXV(GP型)も10年前の買った時よりもレスポンス良くなっています。気のせいじゃないと思いますよ。
車検時などにプログラムのアップデートはしてもらっていたようです。
帰ってきたらキビキビ走るようになったことが2~3回ありました。

メーカー技術者の皆さんの努力で違和感は少なくなっています。
お金かけて作っちゃったんですから、なんとかして売らなきゃいけませんもんね?
(サラリーマンだもの・・・)



いいなと思ったら応援しよう!