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2024.3.18〜21駆け込みやくも撮影2

前回の続きです。

相生まで約13時間到着し、東横インへ投宿。
東横インって本当にどこも同じ間取りで綺麗ですよね。自動チェックイン端末に試されながらもぐっすり寝れました。
翌日19日になります。
撮り鉄は基本的に朝が早いです。今回も始発列車で岡山へ向かいます。


大まかな行程

19日の行程です。
撮り鉄する際は基本的に参考程度に行程表を作成していますが、今回は行程表通りの列車で移動しました。
気が向いたりしたら行程表を破棄して移動するのも一人旅の醍醐味かなと思ったりします。蛇足でした。


姫路方面へ向かう233系
動画のスクショですが乗車する115系

ここからはJR車両ではなく国鉄型のエリアになります。黄色い115系電車。塗装費用削減のために真っ黄色に塗装されています。(一部では末期色なんて)
山陽本線を爆走する姿は未だその勢い衰えずといった感じでしょうか。MT54を唸らせて南下していきます。

車内は西日本仕様の椅子が並びます。

始発電車なので人も疎らでしたが、一眠りして岡山駅に近づく頃には朝の通勤ラッシュで混み合いました。やはり県都は混みますね。
遅れなく岡山駅に到着です。新車が導入されているはずですが、この時間はまだまだ国鉄車がウロウロしています。朝飯は岡山駅構内のうどん屋さんでいただきました。味付けが関東とは違うように感じられ、遠くに来た感を勝手に感じました。

まだまだ元気な113系

乗車ホームの反対側には113系電車がいました。
113系ももうこの辺りでしか見られませんね、115系よりもこちらの方が個人的にはレア感。
それはそうと私の乗る前に来るはずの福山行きは車両故障で運休。1番線で並んでた方は大移動、すっかり人気のなくなった1番線に並びます。
古い車両は好きですが、やはり公共交通機関ですので故障頻発するような車両は早期引退が望ましいですかね。もうまもなくここも227系ばかりになりますが。

高梁川に沿って走る伯備線新見行

さて岡山からも115系です。倉敷までは山陽本線を走り総社方面に別れます。
倉敷といえば水島臨海鉄道さんですね。数年前のサロンカー団臨で乗ったきりですがまた乗りに行きたい私鉄さんです。
豪渓駅を出発すると進行左側に高梁川見ながら谷間を走ります。川に沿うように走るので曲線がとても多いです。やくも号の振り子式はここからもう本領発揮というところでしょうか、乗ってるのは115系ですが。
ところで伯備線は独特な駅名が多いようにも思います。
豪渓駅(ごうけい)もそうですがここから日羽(ひわ)、美袋(みなぎ)、方谷(ほうこく)、と普通には読まないような駅名が出てきます。
特に美袋駅はこんな読み方あるのか!となる駅名です。その美袋駅は駅舎がとても古く、建造されたのは大正14年。ほぼその当時の外見を保って今日まで至ります。以前降りましたがよくぞ残してくれたという外観です。
気になる方はぜひ行ってみてください。歩いてすぐのところが撮影地だったりします。蛇足でした。

備中川面駅

目的地の備中川面駅に到着です。
簡素な作りの駅舎ですね。右の建屋はトイレですが塞がれて使えません。
ここから歩いて7分程度のところに撮影地がありますが、今回はさらに先のところ
歩いて20分程度の場所で、岡山から来る下り列車を狙います。
すれ違う住民の皆さんは気持ちよく挨拶していただきました。地元の方にこうして挨拶される環境は大事です。撮り鉄問題が騒がれて久しいですが、この方々の迷惑になるようなことはしたくないなと改めて思います。

特急やくも3号出雲市行

現場にはもう5名程度がいらっしゃいました。カメラを準備してすぐに下りやくも号が来ます。この列車はパノラマ編成ですね。次期273系は展望席はないのでこのダイナミックな前面展望は見納めとなります。273系にはセミコンパートメントが設置されるのでそちらはそちらで魅力的ですが、展望ハンターである私たちにとっては寂しい限りです。

115系岡山行

お次は上り列車です。この場所は振り向けば面縦構図決められるので欲張りな私にはピッタリです。

特急やくも6号岡山行き

続いて上りやくも号です。この列車は7両編成で運転されています。長い国鉄特急電車は見応えがありますね。
続いては貨物列車です。

伯備線貨物列車EF64

国鉄色の64が先頭に来ました。伯備線貨物は石灰が有名でしたが、今では伯耆大山からのパルプ輸送のみです。王子製紙さんが貨物列車をやめてしまうと伯備線貨物はそこで終了になります。機関車が変わるのが先か貨物列車自体が消えるのが先か・・・。撮れるうちに撮りましょう。

特急やくも8号岡山行

続いて国鉄リバイバルカラーの381系です。この列車が備中川面駅にてスーパーやくも色の5号と交換します。

特急やくも5号出雲市行
引きでもう一枚

さぁ本命のスーパーやくも色を纏った381系!
かっこいいですね、正しく幼少期の電車図鑑でみた特急やくも号です。これを求めて13時間かけてここまで来たのです。
6両編成で堂々とした特急列車。これが来月には無くなってしまう・・・。感傷に浸っている場合ではありません、伯備線のダイヤは薄いのでこの後に来る普通列車に乗らないと12時までここで撮影になります。それでもいいですが今回は別の場所で撮りたいので早々に引き上げます。
次の列車はUraraこと227系500番代です。伯備線新時代ですね。
対向列車も227系でした。

備中川面駅で交換する新型227系

この列車で新見へ向かいます。

381系との交換

途中で381系との交換です。これも過去のものになってしまいますので記録、記録。
新見からは115系です。黄色い電車は安心感ありますね。

新見駅での乗継

この列車で根雨を目指します。
山陽本線とは違い2両編成の115系です。反対側は103系のニセモノ顔がくっついています。
新見から1時間半程度で到着です。

根雨駅

撮影地までは20分程度徒歩です。その前にお昼時を越えようとしているので途中で腹ごしらえしま・・・せん。
国鉄色充当のやくも9号が根雨を通過します。散り始めた梅の花を見つけたのでそれと絡めて撮影しました。

特急やくも9号出雲市行
特急やくも16号岡山行

根雨駅はやくも同士の交換がありますので短時間で2本回収です。
小さくですが根雨の名物、おしどりが写っています(写って・・・る?)
さてご飯です。

Aセット 小ライスと唐揚げ3個

根雨で評判良さげだった味処 四季さんです。
13時過ぎてましたが結構入ってましたね。
ご飯はここ日野町で採れたものということで食べないといけませんね。

ちゃんぽん・・・大きい!

メインのちゃんぽんです。大きい!!
予想以上に大きかった(笑)
どれもとてもおいしかったです!
これは評価高くて納得です。お腹いっぱいになって撮影地に向かいます。

上り新見行
特急やくも11号出雲市行
特急やくも18号岡山行

ネウクロで有名なところの少し先です。
好き嫌いはありますが私は上下どちらも撮りたいのでここで右往左往しました。
伯備線は特急列車が1時間各1本ずつ来るので飽きないです。
雨降ってましたがなんとか。٩( 'ω' )و

特急やくも13号出雲市行

こちらもリバイバル塗装の381系です。こちらはあまりマークしていなかったので撮影できてよかったです。この列車が根雨駅で交換するのがスーパーやくも色ですね。

特急やくも20号岡山行

アウト側から望遠で抜きました。
電気釜側もかっこいいですね〜。平日ですが10名程度の撮影者がいました。
絵幕にスーパーの文字、素晴らしいですね。心踊る響きです。
この後に来るやくも22号まで撮影して根雨駅に戻ります。

やくも号交換
特急やくも24号

根雨駅でやくも交換を見学です。24号は国鉄色です。
停車位置で架線の影に入っちゃうのはご愛嬌。この顔同士のすれ違いは今や全国でここ、伯備線だけです。
出発する24号を夕陽が染めます。正しく在りし日の国鉄特急ですね。

さて、お宿のある新見へ向かいます。

最後に夕飯のご紹介をして終わります。
新見ビジネスシティホテルの目の前にある喫茶店タイムさんにしました。

いい感じの看板
いい雰囲気です

レトロな看板に迎えられ、中に入ると落ち着いた雰囲気の店内でした。
こういう喫茶店はあまり入ったことがないのでワクワクが止まりませんね。

口コミでカレーが美味しいということでカレーの注文です。

カツカレー
食後のコーヒーとアイス

カツはサクサク食感が残っていて、とてもおいしかったです。カレーとも相性抜群でした。途中まで食べたところで喫茶店の奥さん(?)からブラックペッパーかけるとまた美味しいですよとのこと。物は試しとかけてみましたがこれもまた美味しい。気になる方はぜひ新見へ。
食後にコーヒーとアイスをいただきました。コーナーおいしかった〜。
店主さんにお礼を述べてお店を後にしました。これは本当に満足。

長くなりましたが2日目はこれで終わりです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。

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