回顧録 〜養成所時代のライブで披露したネタの振り返り〜
結局のところ、俺がスーパーフライデーの深田やねん!
突然ですが、僕たちは2019年にNSC大阪校に入学し、そこで出会いコンビを組み、今に至ります。
NSCという場所はとても恵まれており、現役生の時から色んなライブに出させてもらえました。
そんな当時出させてもらったライブ(賞レースの予選を含む)で披露したネタを全て思い出して振り返りたいと思います!
●2019年6月30日(日)『0話-れいわ-』
漫才『無人島においても』(1分)
NSCに入学してから初めてのお客さんの前でネタを披露するライブだった。場所は梅田のHEP HALL。緊張しながらもなんとかミスなくネタをやり切ることができたが、残念ながら0ウケ。
●2019年7月1日(月)『キングオブコント2019 1回戦』
コント『放課後』(2分)(敗退)
本当はこの日、前日の現役生初ライブの反省会がNSCの教室で行われていたが、キングオブコントの予選が入ってしまった我々は、その反省会を欠席。そして、ネタ見せの授業では漫才しかしていなかったので、この日に初めてコントを披露。もちろんウケずに敗退。
●2019年8月3日(土)『新人お笑い尼崎大賞 予選』
漫才『映画館でうるさい客を注意する』(3分)(敗退)
この大会の予選は、ネタ時間が3分以内。ネタ見せの授業では、2分ネタしかできなかったので、この日初めて2分以上の漫才を披露。1分経過…ウケず。2分経過…ウケず。3分経過…ウケず。ちなみに出番は、朝10時半頃。
●2019年8月5日(月)『RUSH』
漫才『映画館でうるさい客を注意する』(2分)
二度目のNSC現役生ライブ。場所は道頓堀ZAZA HOUSE。M-1の予選を次の日に控えた我々は、M-1の前哨戦として挑むことに。2日前の新人お笑い尼崎大賞の予選で敗退した時と同じネタ。何故同じネタをしたのか?それは、その時ウケなかったのはお客さんのせいだったと思い込んでいたからだ。しかし、今回も余裕ですべった。
●2019年8月6日(日)『M-1グランプリ2019 1回戦』
漫才『映画館でうるさい客を注意する』(2分)(敗退)
前日のライブですべったネタ。しかし、もうネタを変える余裕もなかったので、そのまま披露。あえなく撃沈。
●2019年9月12日(木)『M-1グランプリ2019 1回戦(再エントリー)』
漫才『そんなことより目つき悪いねん』(2分)(敗退)
NSCの合同夏合宿に参加せず、その合宿の期間中に迎えた再エントリー日。一度目の敗退から一ヶ月。今回こそは負けられない。NSCのネタ見せの授業でも手応えのあったネタを披露。この日も少しウケた。しかし安定の敗退。夏合宿に行けばよかった。
●2019年9月21日(土)『RUSH』
漫才『サザエさん』(2分)
まだM-1予選敗退の傷が癒えてない状態での現役生ライブ。チケットが売れないから同じバイト先の人を初めて呼んだ。そのおかげかちょっとだけウケた。
●2019年10月6日(日)『ゲキトウ』
漫才『何で原付の免許しか持ってへんねん』(2分)(最下位)
NSCに入学してから半年が経ち、初めて選抜ライブというものが行われた。それが、これ。『RUSH』はエントリーすれば全員出ることができたが、このライブは選ばれた組しか出られず、その選抜メンバーがネタを披露しお客さん投票で順位が決まるというもの。何故か選ばれて出られることになり、張り切ってお客さんを6人呼んだが、3票しか入らず最下位に。○ね!
●2019年11月19日(火)『HIGH FLY』
漫才『バイトの面接』(1分)
最下位なのに何故かこの選抜ライブも出られた。ラッキー。ウケは少し。
●2019年11月21日(木)『RUSH』
漫才『そんなことより目つき悪いねん』(2分)
何を思ったか、何故かM-1の再エントリー時に披露し敗退した時のネタをもう一度披露。あまりウケず。
●2019年12月16日(月)『RUSH』
漫才『教科書忘れた』(2分)
何か色々迷い初めて、このライブでは、今までになくオーソドックスなコント漫才を披露。それが功を奏したのか、初めてまともにウケた。そして、初めてライブ終わりに知らない女性客に声をかけられた。なのに、Twitterのフォロワーは増えなかった。
●2020年2月23日(日)『RUSH』
漫才『かくれんぼ』(1分)
年が明け、42期の首席を決める大事な大ライブを目前に控えた最後のRUSH。ここでウケを掴み、大ライブ前に自信をつけたいところ。しかしこの日、1分間2人でかくれんぼをするというだけの謎のネタを披露してしまい、過去ワーストと言ってもいいくらいの大すべりを達成してしまったのだった。
●2020年2月28日(金)『大ライブOSAKA 2020』
漫才『1USJ』(1分)(敗退)
そして迎えた大ライブ。ここで優勝し、42期の首席となることができれば、卒業後のデビュー時にスタートダッシュが切れる。人生を大きく左右する大事な局面。もちろん、かくれんぼのネタは封印。1分の漫才は難しいが、その時出せるベストを出した。ウケは…さざ波。我々の首席への夢は、呆気なく散り去った。
ーありがとう、NSC時代ー
2021年6月11日公開
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