より良い神経放射線のために 33 #放射線治療 #放射線腫瘍科 #JASTRO #大西洋 #NR懇話会 #寺田一志 #本庶佑 #京都大学 #ネオアンチゲン #癌のカスケード #アビスパ福岡 #FC東京 #白竜HADOU #後妻 #王の病室 #脳外科医竹田くん #イスラエル #ディオバン事件 #新型コロナウイルス #コロナワクチン #関西医大 #濡れ衣 #澤田敏 #山下敏夫 #塚原勇 #小寺一矢法律事務所 #枚方市



ということで、昨日、京都大学、本庶佑の外道日記こと日経新聞私の履歴書が終わりました。
皆さんにとってノーベル賞の英雄であり、京都大学は伝統ある731部隊の本拠地のひとつで、優秀な皆さんの家族や知人縁者もたくさんおられます。
何の実績も上級医資格もない一個人の寺田次郎に対して、脳筋で扱いやすい関西医科大学の澤田敏とゆかいな仲間たち、だけでなく、その学閥や閨閥と対峙している滑稽な構図。

繰り返しの説明は読み飛ばしてもらって結構ですが、それで、一連の資料をお渡ししたうえで、無理だよ、ごめんね、と東大閥子弟から阪大と大阪府のボスの、遠山正彌先生に非公式に謝られました。
2023年の、春の総会の後だったので、大阪大学や関西の大学だけではなく、放射線学会の幹部と関連学会の幹部の合議で決まったのだと思います。

言い換えれば、組織のボスとして、大阪や関西のボスとして、そういう判断をその時点で行ったのだと思います。
そして、残念だけど、諦めるか、幹部や中堅の考えを変えさせるか、どちらしかないけど、後者は難しいよ、と言うことでしょう。

一方で、後者をやるしかない状況に追い込まれました。
皆さんは、ガザからイスラエルに飛んだミサイルのいくつかが、たまたま偶然、東京大地塾で、僕が佐藤優先生に呟いたアイデアと合致したことは知りません。
マックだったらウインドウズより落としにくいんじゃないの?
そんな一言で、目が光りました。
参議院会館の蛍光灯の加減かもしれません。
そして、横で、後ろで、聞いている人もいたので、どこから情報が漏れたかは知りません。

もっとえげつないアイデアも口にすると、目がまた光りました。
イスラエルは2発の原爆でほぼ終わりますが、日本列島には何発でしょうね?
皆さまが、僕に好意的になった方が良いと、どこかのインテリジェンスの筋から連絡が入ると楽です。
(澤田敏風に言うと、これは脅迫や報復ではありません。 実際、僕のは違いますけどね。 こんなミサイル飛んできたら困るというだけの話ですから。 それが情報漏れして、実際に京都に飛ぼうが法律違反ではありません。)

放射線科専門医に適した能力は臨床でも研究でもほとんど持たない、僕の特殊技能は構造化と平易な言語化。
そして、皆さまが持ちえない、広範な知識と通常考えにくい知識の融合です。

前口上が例によって長引きましたが、ネオアンチゲンの仮説について、おおざっぱにまとめていきましょう。
可能でありますれば、京都大学と関西医大以外の組織から論文をたくさん出してください。
皆さまは、そんなことは俺も考えていた、などと関西医大や京都大学みたいな下品な物言いをすることなく、インパクトファクターと金が集まったので、下賤な寺田次郎先生も、廉価な研究会とそのあとの無料懇親会に酒を飲みに来てくださいと連絡をくれたら幸いです。
人間もそんなにきれいじゃなければ、社会もそんなにきれいではありません。
では、レッツゴー。

「ネオアンチゲン仮説について 癌カスケードとフットボール 感染症と癌のアナロジー エビデンス医療の欠点とセミカスタム医療」
分子生物の生粋の専門家ではないので、一部の用語や詳細な部分の認識の違いなどはご容赦ください。

細胞の遺伝子変異によって、新たにできる癌抗原だが、変異が繰り返されることで、必ず発生するというものでもない。
また、個人のばらつきも大きい。

オプジーボも、他の治療が効かない患者のいくばくかを救ったが、一部の患者に効果はない。
癌と言う自己から生まれた非自己。

このあたりの6月30日の日経新聞の文中の表現に、放射線科内外の科学と政治の知見を放り込めば、全体の見取り図ができるわけで、あとは、個々の詳細な物質や画像を観察して、論文にまとめるのは、日本の各大学の英才である。
ちなみに、もともと、癌免疫の概念はあったと思うが、僕が10年間ほど寄稿し続けた、読売新聞ヨミドクターのコメント欄の、高野利実先生のある回で、他の会と違い、ほぼ唯一削除されたのが、この記載。
ざっくり言うと、感染症と癌のアナロジー。
抗がん剤耐性と耐性菌は細かい仕組みは違えども似ている。
ちょうど、免疫チェックポイント阻害薬が流行る前の記載だった。
それから、放射線科医を悩ます、どこから出てくるかわからない合併症の問題があった。

ここまで来て、ネットがブロックされていない喫茶店に移り、アビスパ福岡とFC東京の試合のハイライトを見た。前半を見ると、少し、ボランチ(中盤)のフィルターが崩れていたらしい。
なんで、サッカーなのと多くの人は多分思うが、養老孟司の言うところの脳化社会。
サッカーの複雑性は、癌にもそのまま当てはまる。

サッカーにおいて得点の責任はフォワードとそこに良いパスを出した前線の選手と思われている。
守備の責任はGKと守備の選手と思われている。
勿論、答えはNoだ。
ボールを失った選手から、ゴールを失った選手まで、様々な局所の病態とカスケード(ゴールへのルート)が存在する。

ここでは守備の側から見た方が分かりよいが、ネオアンチゲンとは相手のボールがこちらの守備のネットワークをかいくぐる、その一つの場所の失敗とか敗北の標識に過ぎない。
しかし、どこがどう敗北して、勝利したかは複雑。
それは、サッカーに詳しい人ならわかるだろう。
サッカーは1対1の連続とも言えるが、ユニット対ユニットでもある。
そのメカニズムの詳細は難解だが、ここを見誤ると、勝っているはずの試合も落とす。
一見すると調子が悪くて、ゴールやアシストができないが、守備が一番上手なFWを変えて守備崩壊することはあり得る。

ここで話を医療に戻すと、僕は43歳だが、僕が学んだ学生時代の頃から20年でも、体内の介在物質は新たに発見されたり、新たに一般化された。
実際、関西医大の卒業席次90番で国家試験正答率67%の天才(笑)の知識なんかだと怪しまれるが、放射線以外の学会もメジャーなのからマイナーなのまでだいぶ言った。
金も飛んだ。
英語のポスターはわかなくても、放射線科の知見と次の研究へのアイデアを思いついてあげると、結構詳しく教えてくれた。
各専門領域では普通の、細胞内外の、情報伝達物質はカテゴリーだけでも脳みそからあふれそうだ。

要するに、総論の基本だが、細胞内外の微小伝達から血流や神経などのミクロやマクロの掛け算の問題で生まれ来るのがエラー細胞である癌であり、それも毎日生まれては消えていくサイクルをかいくぐるものがいわゆる臨床上問題になる癌である。
その癌に、どんな細胞内外のエラーがあるかの一つの指標がネオアンチゲンと言うことになる。

同じ種類のがんでも、なんでネオアンチゲンの有無や種類の違いがあるかといえば、要するに、同じ場所にできても、癌のサブタイプが違うから。
あるいは、一見同じに見えても、実は微妙に発生母地の細胞が異なるから。

最近いかなくなった、元世界チャンプの下野太郎先生に君はなんで鑑別診断を挙げないんだと僕が叱られるプレーの、関西NRの何人かは覚えていると思うし、誰かが論文にしたと思うけれども、脳腫瘍も微妙な形で、発生母地が分かる時がある。
発生母地が分かれば、そこに作用するするカスケードをイメージすることができる。

エビデンス医療は、その制度と白黒はっきりつけないといけない中でのデータの不備の中で、とらえきれない情報が多すぎる。
スポーツ経験者は感覚的にわかると思うが、同じ状況に見えても、本当に同じ状況などどこにもない。
その中の相似と相違を見ることで、おそらく、まだましなセミカスタムの診断治療が開発され推進するのではないかと思う。

僕は働き方改革派なので、その弊害を知りつつも、触れておくが、同じ比較的低難度の外科適応の大腸がんでも、外科医とそのチームの腕や疲労度などによってはしない方が良い、あるいは、別の手段の方が良い場合もある。
(とはいえ、組織や地域の事情には逆らえないので、脳外科医竹田くんの多い地域からはみんな逃げだす。)

その大きな見取り図の中で、先天性要因と後天性要因。
本庶佑は、おそらく、放射線科をリードするトップエリートと同じく、生まれつきの頭の良さは、せいぜい東京大学か京都大学の一般学部に一浪か現役で入れる程度の素材の僕なんか比較にならない。
しかし、ここに、放射線科だけでない、日本の事情が重なる。
現場で嘘でも結果を出し続けたものだけが指揮官に上がっていける。
しかし、医学を極めるにあたって、若い時期に、全身の放射線科画像診断の基礎をある程度学んだかどうかが、ポイントである。
現場の過重労働や徹夜で、並の才能なら、壊れちゃいますな?

また、各職場や地域ごとの文化もあるが、外科医には、外科医なりの視点と文化がある。
内科医にも、放射線科にも、そういうクセがある。
僕は個々の疾患をことこまかく覚える素質と熱意がないので、そこはポンコツハードディスクに入れられないが、その代わり、その画像のスクリーニングと、その画像に写らないものを念頭に入れている。
都心の緩い病院のスクリーニング読影くらいしかできないが、そんな仕事がないのが残念だ。

これが、放射線科のフェアな先生方と、他科のフェアな先生方とバックアップする各種学会や企業の皆様のお役に立てばと思う。
生きていて、元気かどうかはわからないが、来年2025年の日医放総会のポスターにする予定くらいでいいでしょう。
これを見て理解できた皆さまは、前向きにリターンしていただければと思います。

既にそのような研究も始まっているでしょうが、IVRの各種手技、放射線治療による影響は、それ自体がネオアンチゲンの発生や消失その他の変化をミクロやマクロに促す要因です。
その観点を持つということが、この、論文ですらない、サマリーの意味です。
インパクトファクターと科研費の匂いがしませんか?
2024年7月1日23時4分。 アビスパ福岡 エア指揮官 寺田次郎

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