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より良い神経放射線のために 162 #医療崩壊 #地域医療 #放射線治療 #JASTRO #鈴木宗男 #佐藤優 #関西医大 #京都大学 #ディオバン事件
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(山梨大学放射線科 大西洋教授に。 官僚ではなく、政治家とも話し合いを持つことについて。)
お疲れ様です。
お忙しい中、わざわざお返事いただきありがとうございます。
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この話題の内容は以前と一部かぶります。
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実際、鈴木宗男先生の立ち位置は難しいところだと思います。
理由は、日本ファーストの、知露派であっても、親露派とみなされるので。
ただ、北海道の為にも、鈴木貴子先生へのバトンタッチの為にも、北海道のために仕事をした形を残したい。
他の政治家よりは動いてくれると思います。
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逆に言えば、途中で他のラインに行くようにどこかから外力がかかることを想定して、一言断ったうえで、トライするのもいいのかなと思います。
他の国で、前例を作ったそのあとで、間に人や国家を挟んで、ロシアに医療機器を人道支援するのは可能なので。
実際、カザフスタン経由とかで、ロシアに日本車やドイツ車も溢れているそうです。
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また、中露の仲が良くなりすぎないために、日米からも医療機器を送っておくのは米国の国益にもあたります。
繰り返しになりますが、ウクライナ戦争は米露戦争ではなく、隠れた米欧戦争です。
証拠に、ウクライナはロシアからのパイプラインを止めました。
得をするのはアメリカと、輸送船などの経路変更で儲ける企業や国家群です。
その辺の認識が進むまでには時間がかかると思います。
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最近は医療崩壊のニュースも多いですが、この原因はそもそものシステムが日本陸軍ごっこだから。
間違った目標に、間違った戦術で向かえば、おかしなことになります。
軍隊の亜型だから、当たり前でもありますが、医療は、国民を弾圧する手段であるなかで、たまに救済する役割もあるというだけの方が本質です。
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そういう中で、官僚は、医者の感覚のずれに、冷めた目で対応していると思います。
医者は、そもそもテクノクラートでありながらも、準公務員だろう、と。
一方で、ついに大阪大学心臓外科の澤芳樹教授が自由診療に向かう時代でもあります。
放射線治療は存じ上げませんが、化学療法や免疫療法は開業医や自由診療も増えましたね。
もう、そういう時代です。
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だから、医療の働き方改革も、わざと失敗する制度を実行し、元に戻せと言わせるのかもしれません。
あるいは、今の30代以下は、保険診療で修行して、自由診療や海外移籍で、診療報酬を稼ぐのが普通の時代になってくるのかもしれません。
これを解決するとすれば、診療報酬の改定か、企業や篤志家による寄付による補填でしょう。
日本は累進課税がきついので、1300万円かそこから以上は、勤務医は頑張るだけ無駄です。
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そういう事情も踏まえて、武闘派の先生も、上手に立ち回っていただくと、放射線科を選ぶ医師が増えます。
サボりすぎの医師に関しては、それはそれで、アレでしょうが、認めてもらうために頑張って、認めてもらえない構造はバカです。
逆に言えば、外科や内科の一部はそれを分かって、侮蔑や嫌がらせをするわけです。
関西医大もひどいですが。
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それはわかっているので、別に、放射線学会にも、IVR学会にも、澤田敏の功労会員とかナントカを取り上げろとか申しません。
逆手に取りますので。
僕は異論で、信用していただかなくて結構です。
是非、コロナワクチン、その他、医者が率先して、打ちたい人を誘導してください。
関西医大と京都大学と大阪大学は、ノーベル賞の山中伸弥を中心に推進派です。
これからVAIDSでパンデミックもさらに起こるでしょう。
起こらないかもしれませんが、それは出たとこ勝負です。
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実際、AIやITの発達で、格差が進み余剰人口扱いの人間が増え、各国でデモも起こっていたところで、安倍晋三元首相は暗殺されました。
つまり、弾圧のための、人口削減の流れです。
コロナワクチンの是非はともかく、もし仮に、新型コロナが本当は人工物なら、健康と知能を破壊すれば、デモを鎮圧しやすくなりますね。
一方で、その中で、良い医療を、生き残った人は受けたい。
このゲームの中で、政治家や官僚をどう動かすか?
正面から行くのではなく、構造を理解して、利権との関係の調整が必要になると思います。
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現実問題、人も何も、なかなか動きませんが、動かしうるのは大事です。
政治家も医者も言い訳の余地が大事です。
これはしょうがありません。
その中で、動いてくれそうな政治家と動きたい放射線治療医や放射線診断医をうまく組み合わせるように仕向けるのが良いと思います。
全ての地域や組織では不可能です。
だからこそ、動かせるところに、兵力を集中するのが一番でしょう。
どこに、何をぶつけるか。
ぶつけると見せかけて、引いて、放射線科医、放射線治療医のいない世界でのマイナスを可視化させるか。
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また、僕は、治療は細かいところまで知りませんが、根治だけでなく、緩和や急性期の一次シノギなんかでも、機材ややり方があるなら、そういう、絶対に勝てるところを抑えて、しまうのが良いと思います。
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逆に、非協力的なエリアとか、ひどいエリアからは、撤退させればいいでしょう。
これから、ますます、若い医者はお金にシビアになります。
それで、崩壊する組織や地域は増えます。
しょうがないでしょう。
ハードルやノルマを増やして給料を減らしたら、趣味でやる奴しか残りません。
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あんまり先のことを考えても仕方ありませんが、とりあえず、医者の政治家は勿論、医者でない政治家でも、そういう、医者の現実とお付き合いしてくれそうな、人を探して、やるしかないでしょう。
今の状況だと、多分、他の科の方が、崩壊が速いですし、そちらに表の資金は行くのではないかと思います。
そうなると、寄付金とか、国際ナントカ基金の枠を狙っていくしかないのではないかと思います。
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僕のネオアンチゲンの仮説=癌カスケードの詳細に関しても、最近の京大や阪大のニュースに類似の研究成果のが多いですが、逆に言えば、それはかなり真実に近い仮説であり、それに基づいて、演題に書いた内容で、放射線治療の研究には可能性があるということです。
若手が潰れないように、支援して、ケアしながら、せめて、頑張る治療医だけでも、経費も含めて、他の科並みにお金をもらえるようにしてあげるのが良いと思います。
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そして、くれぐれも、やる気のある先生が、やる気や素質の足りない先生を壊さないように、見てやる必要があります。
あまり元気がなくても、逆らうよりも、イエスマンで、ぼーっとしてくれたらいいじゃないですか。
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素質や意欲や対人関係を見ながら、誰をどこに配置して、悪意なく組織として協調運動させるか。
本当にそれだけのゲームだと思います。
才能も意欲も十分な先生方にとって苦痛であろうことは重々承知です。
僕は、初期研修の二年で、医師家系でない人間で、開業医適性の無い人間が生きていくことの難しさに気付きました。
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皆さん、優秀な治療医は、放射線治療を捨てれば、いつでも開業できますね。
そのギャップを、どう運用するか。
そんなの知らん、と言いたいところでしょうが、使えない奴をだましだまし使うのが、不人気診療科の戦い方ではないかと思います。
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なんか脱線しましたが、MRIの新シークエンスとかIVRの自動化とかも、診断組がフェアにとってくれなさそうなら、また、JASTROに出しときます。
どうせ、並の放射線科医としてはB級診断医で、あとは、発想しか役に立ちませんので。
2024年12月22日23時55分 寺田次郎 拝
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