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より良い神経放射線のために 157 人を集めよう #松木充 #下野太郎 #木口貴雄 #ミッドサマーセミナー、#ミッドウインターセミナー #JASTRO #ビットコイン #日本医学放射線学会 #NR懇話会 #臨床検査医学会 #頭部画像診断をもっとわかりやすく #女神のカフェテラス #線は僕を描く



https://x.com/mita_norifusa/status/1865230262675914904

不愉快な現実を直視して改善したものが成功する。
ということで、ミッドウインターセミナーの案内が来ました。
松木充の読影ハンズオン、松木ワールドにお連れします。
これは、たぶん、こけます。
そのくせして、どうして、自作のポスターとかばらまいているのかと言えば、テロリスト呼ばわりされた仕返しです。
まあ、半分冗談で、週末のNR懇話会に、お詫びの論文集とか持って行きます。

とはいえ、夏のセミナーでも、横田元先生や松木充先生は難しかったと思います。
僕とか、専攻医にはよくても、地頭や基礎知識の蓄積の足りない研修医には難しかったかなと思います。
誰に、何を、訴えかけるか?
そういう意味で、松尾先生が一番上手に見えました。

今年の総会で、宮崎の東美菜子教授にかみついたように、最年少教授になるような、よくおできになる先生ばかりでもなければ、その時点でよくおできになる先生ばかりでもありません。
そんな人に、その時点で、才能なかったらと諦めてもらったら、人は増えません。
2-3年たっても1分野もダメな人は諦めた方がいいかもしれませんけど。

勿論、話には続きがあります。
初期研修医やまだ経験値や知識の足りない専攻医には、松尾先生がおそらくよかったということであって、誰にとっても、松尾先生の講義が一番良かったという意味ではありません。
また、世界トップランク、日本トップランクとの距離感を計る意味では、ちょうどいい人もいるでしょう。

その辺で、直後にもメールしましたが、僕が微妙に茶化したり、初期研修医が案外わかってないポイントを質問したわけです。
この試みは、頭部画像診断をもっとわかりやすく、にパクられましたが、同じように、意図的に、質問や質問者を用意しないと、ピン芸人では、こける可能性が高いということです。

逆に言えば、つまらない読影の教え方が上手な先生とか、個人ではだめだけど、コンビやトリオになると力を発揮する先生を今後は用意していけばいいのではないかと思います。
競争もありますが、支えあいも大事でしょう。
(JASTROの演題が、難解だったり、書評の意味が分からなかった人もいましたが、同じ物語も、基礎知識や経験でこれだけ見え方が変わるという実例です。確かに、内容にさほど意味はありません。ただの、瀬尾公治先生や佐藤優先生、鈴木宗男先生その他との思い出作りです。)

下野太郎先生が世界チャンピオンから陥落したからと言って、やぶ医者に落ちてしまったわけではありません。
それに、そもそも、ほとんどの症例は、チャンピオンシップの頂点のレベルのケースではありません。
下野太郎が読影しようが、木口貴雄が読影しようが、松木充が読影しようが、所見に乏しいWNLのケースであれば、僕の読影も同等だと言えます。
但し、僕のように、最低限のスクリーニング能力が特定分野に合って、わからないことを分からないと正直に申告するという条件が付きます。

今後も臨床や研究のレベルを維持向上するにあたって、まさに、必要なのは、凡将の数です。
とりわけ、ビットコインドリームや株価の急上昇でわかるように、医師の仕事における金儲けの割合は下がり、趣味仕事になってしまいました。
僕みたいに、エントロピーの法則で相場を揺さぶったり、核ミサイルのアイデアで心を揺さぶったりする医師はまれでしょうが、教科書やガイドラインにも載らない、のせられない、真実に近い医科学へのアクセスの権利は、非常に重たいものがあります。
あるいは、IVRや放射線治療も一緒でしょうか?

それぞれの分野や職場でディープにやらないでも、様々な形で、医療内外、職場内外での互助機構は必要です。
そういう中で、面白かった、楽しかった、という体験も必要になりますし、生の現場でしか伝わらないような空気感も作ってやれればいいのではないかと思います。
AI読影も、正解だけでなくて、珍解答選手権とか面白いじゃないですか。

勿論、その回、その回で、ポリシーや人選は、開催地と中央の競技で決められればいいと思います。
僕は、アイデアはあっても、金と権力と人望はないので、それは突っ込むところではありません。
臨床検査医学会にほおった球も、病理と放射線科の中央部門で協力しないと、テック産業にボロボロにされるから準備しませんかと言っただけで、彼らが理屈でも、実行でも、納得できるかは知ったことではありません。
これは、放射線学会との関係もほぼ一緒です。

どんな理由であれ、僕に、キャリアや専門医資格がないのは現実で、僕は、専門医がなくても、読影や健診で食える仕組みを作らせようとしますし、できたら、金持ちの、美人のお嬢様医師25歳に拾われて引退したいし、それはさせたくない個人や組織とは折り合いをつけていくことになります。

同じように、それこそ、トレーダーがメインで、情報源として放射線学会に所属したいような人も今後増えてくるかもしれません。
どんな理由でも、学会に金と視聴率を落としてくれればいいでしょう。

僕の眼や頭が腐っているのかもしれませんが、放射線医学はそれを本業にしなくても関わるには最も素敵な科の一つだと思います。
過去演題の繰り返しになりますが、進化し続ける最先端のAIやAIとハイブリッドの天才集団と難解な症例集にアクセスできるからです。
JASTROで、AIの解けなかった問題を2問解いたと主張しましたが、そもそも、それらの問題が、AIに解けなかったのを知っているから、言えることです。

多分、RSNAもESRもその他の放射線学会も、日医放よりはるかに大きなお金と技術を集めて、いわゆる中央集権のAIを進めるでしょう。
その中で、個人や小組織のAIやITをもって、そういうものと対峙する生き方も見えてくると思います。
そして、停電時やAIやITではできない、人間としての生活もあります。
それは、医者として、放射線科医として、欠格事項があってさえ、生きる場所を作る可能性は高いでしょう。
AIやITが発達するほどに、問題はそれらではなくなる。
これは、怪しい僕ではなくて、もっと有名な人の言葉です。

僕が臨床検査医学会は良いなと思ったのは、多分、何人かの中に、持論を証明したい人がいて、それを引き入れるだけでも、放射線科は強くなると思ったからです。
面識のある人はご存じの遠い、僕は論文の書式や統計がひどく苦手です。
英語も苦手です。
けれども、なぜか、たまに概略を理解して話す能力があります。
ブラックボックスをブラックボックスのまま取り扱える能力ですね。
彼らを取り込んだ方が、僕は勝てる。
ただ、それだけです。
僕が臨床検査医学に流れても、欠格事由が多すぎて、居場所がありません。

そんなこんなで、また、日医放の皆様も、よろしくお願いします。
飽きたら、出禁でも、何でも、やってくださって結構です。
その時は、次の居場所に行くか、あの世に行くだけです。
10年くらい前に、もう腹はくくっているので余生です。
2024年12月7日17時11分 寺田次郎 拝

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