#2023年3月8日 日記
寺田 次郎 にさんはロンドンにいます。
3月8日 16:04 ·
プライバシー設定: 公開
#2023年3月8日
1時に寝て、12時のアラームで目覚めるも頭痛で二度寝。
14時過ぎに起き、家を出たら14時半過ぎ。
#亀多寿司 #鉄火丼 940円。
#仙酢 が懐かしいがこちらもお値段以上。
レビューはまだ通ってないが、#佐田勇の告白 でいえば、官僚社会のいじめは基本で、タフネスがなければクビ。
・
昨晩は #ほてい寿司 がやっと開いていた。
900円の並み握りで申し訳ないので、2人前を食べてさっさと出た。
良心的な店の良心的な価格は、ちょっとファンキーな人もいるけど、金払いの良い人たちが支えている。
これはどうしようもない現実。
ビールはアサヒ。
振り込め詐欺のK社じゃなくて嬉しい。
・
自らのサイズにあった幸せは大事だ。
最初の一人前との比較も楽しい二人前。
ネタはおおむね好きなので、同じネタでも気にならない。
たしかに、5000円、10000円の店の方が美味しいけど、値段なりに美味しい店は大事だと思う。
ちょっと抑うつ気味で、二日連続で小さな散財をした。
家に帰っても。
・
それにしても、サッポロビール缶1.5Lで体調良くないとか体も落ちたなあと思う。
たぶん、全く大丈夫な日もあるので、精神的な問題の方が体に作用しているのだと思う。
アルコール中毒の半分は物質依存ではなく社会的要因に伴う心の渇き。
どんな仕事や家庭にもあるものだが、努力するほど積み重なる。
寺田 次郎 にさんはロンドンにいます。
3月8日 16:13 ·
プライバシー設定: 公開
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230307-OYT1T50392/
「インフルエンサー」女性9人、計3億円申告漏れを国税指摘…8500万円追徴か
・
こういう人からすれば、無料の僕は邪魔ってことね。
寺田 次郎 にさんは駐日リトアニア大使館にいます。
6日 · 東京都港区 ·
プライバシー設定: 公開
#母なる海から日本を読み解く
#佐藤優 。
・
「ブルブリスの孤独と社会の無情」
・
ということで、誕生日をまたいで、10日ほどのうち3日かけて読んだ。
毛並みが違うせいか、別の事情か、少し読むのが疲れて、一気に読めなかった。
本書ではブルブリスとの関係に深く触れている。
仕事の関係の真剣勝負だからこそ、かえって普通の友人より深く付き合える部分もある。
そして、多くの権力者は孤独を抱えている。
そこにあえて下の立場に当たる佐藤優が入って行く。
他の書籍でも触れられているが、そういう人間社会の歪みを利用した存在であるがゆえに、また個人としての歪みにさいなまれる。
なにも、こういう特殊な職業に限った話でもないだろうに。
逆に言えば、そういう割り切りあって、日本と言うのは中小企業がやたら多かったのだろう。
ある程度の財を成したら、それ以上を求めるより、周囲との距離感を調節できる方が良い。
解決できない問題は、解決する必要なく、放置しておけるシステムが大事なのだと思う。
あるいは北方領土も似ているだろうか?
・
P6
官僚国家の官僚の激務とソ連の崩壊。
別の本にあったように、上の政治機構から降られた仕事がうまく言えば上のもの、失敗したら下の努力不足と言う無責任状態。
これは、ソ連と日本の共有システム。
英国もそうだろうか?
君臨すれども統治せず。
その点において、日本は恐ろしく長い伝統がある。
日本は革命がない、沖縄は革命思想がある、というのが本書の大きなテーマの一つだが、日本もこの統治機構の特殊性で天皇家が長年名目上の最上位を占めているだけで、その下、例えば、なんとか幕府はころころ変わっている。
革命の定義づけの問題にも見える。
ソ連崩壊から日本国家と過剰同化を意識として持ったという佐藤優は、あるいは、一時的にアイデンティティ崩壊と心理的崩壊を起こしていたのかもしれない。
・
P8
ブルブリスの組み立てた、北方領土返還の論理。
これを遠隔地ナショナリズムで読み解けば、祖先の故郷リトアニアの独立運動に行きあたる。
ソ連の地方政府ともいえる当時のリトアニアの反乱、革命をスマートに遂行したブルブリス。
それをひっくり返すために、反スターリン主義を持ち出した。
どの理屈なら、両国の国民が納得するか?
ラトビア独立に尽力してロシアに返還されたカザコフも似ている。
反乱分子として認識されると、革命勢力が正規軍になってから用済みとして処分される。
もし仮に、軍産複合体や王侯貴族の連合軍のディープステートとかを意識すれば、ロシアは急いで崩壊させなくても、国境付近の地域や国家がめんどくさいことにならなければいいよ、という話。
そういうことを理解すると、北方領土問題を差し戻す外務省の意図も分かる。
それを、日本の外務省がやってます、ではなく、不祥事の結果、差し戻されるという物語。
そうすると、ロシア国家の内部抗争やそれに伴う国境での暴力性が誘導される。
段階を追えばわかるが、返ってきそうだった北方領土に、メドベージェフが上陸。
それから、クリミアの電撃占領。
さらには、キエフへの侵攻やミサイル攻撃。
東西の文化や認識、暗黙のルールの違いを利用した攻撃誘発。
それは、ネット情報などあてにならないが、旧東側諸国に西側の兵器を持たせて内紛をさせようというジョージソロスの謀略の噂話に繋がる。
その金と政治で、各国の政治家や大企業はおさえやすい。
・
P22
ブレジネフの愚民政策。
多くの人は努力と成果ではなく、成果と堕落を望む。
その流れに逆らわない。
行為うのを見ると、イングランドの国旗を5つ重ねた国からスターリンがソ連を握って、UKと裏で繋がっていたという話とぴたりとはまる。
しかし、普通の人は気づかないし、見えても興味を持たない。
・
P25
スターリンの扇動と権力維持の言葉遣い。
ここに、神学校出身のセオリーを見かける。
・
P27
ソ連の無責任支配機構。
北朝鮮のチュチェ思想がカトリックや国教会のパクリであるのと似ていて、日英の君臨すれども統治せずに相似。
・
P28
ソ連崩壊の真実。
エリートは完全崩壊しない方が生活を維持できると思ったが、流れが止められなかった。
革命に成功した国が、さらに革命で倒れる方がはやかった皮肉。
ゴルバチョフに佐藤優が聞いた英国の謀略の話を思い出す。
ロングテレグラムを思い出せば、どちらが先に壊れるかのコンクラーベだったのだろう。
より大きな世界支配機構と東側の支配機構のどちらが先に壊れるか?
・
P30
ブルブリスとの友情。
と言うよりも、依存関係だろう。
仕事を通して並みの友人よりも仲良くなった。
そして、それはもちろん、旧ソ連やロシアの人脈でも当てはまり、また、哲学や政治の難しい話の出来る人間は極めて少ない。
そして、この技術は、やがて日本人技術者のサタデーナイトフライトにも適応される(笑)。
中国や韓国の真面目な若手の技術者や学生の方が自国の若手社員より優しい。
私はバカが嫌いだ。
そんな事を言って許されるの人間はそんなに多くない。
そして、言い続けて許される人間はもっと少ない。
それでも、何人かの人間は人生や人間関係に疲れてその道を歩む。
論理を極めるほどにロンリーな極道人生になる。
・
P36
末次一郎に学ぶ。
もっとも、他の書籍と合わせると、より深い支配機構の論理と、中韓レベルの論理と、浅い層の論理の交錯にも繋がる。
それで、中間層の政治を重視し、北方領土返還に動きすぎた佐藤優と鈴木宗男は獄中に送られた。
実際、こういう前後の記載は僕の人生にも影響を与えていて、稼いでもなければ、もっと稼げる見通しもないのに、日常の生活レベルは上げない。
もっとも、お前も外交にたかるマフィア構造の一人だと知らしめるように、日露両国から飴と鞭を与えられているように見える。
・
P39
北方領土問題の論争の原点と神話作りの話。
歴史の原点はいつでもいくつでも考えうるので、その整理が大事。
・
P43
北方領土問題の論理構成を解決してやるブルブリス。
佐藤優の感情の動きも面白いが、実際、ブルブリスにとっては末端の領土よりも自分の知的好奇心が大事だったのだろう。
こういう感情は今はよくわかる。
最後は八百長とわかっても、僕はサッカーに熱血したふりは当分やめられそうにない。
他に面白いこともない。
・
P44
ナロードノスチ=亜民族、少数民族と特殊なナショナリズム。
さらには、いくつかの地域の問題にそれが直接間接に関与していること。
多くの人間は、その困難よりも目先の安定やご褒美を欲しがる。
それよりももっと深いもの、大きいものを欲しがるのは、それが生まれながらに与えられたものではないから。
そのへん、在日外国人や二世三世の方が頑張るというのは、構造上しょうがない。
・
P46
日本と沖縄、ロシアとニトアニアの差異について。
境界的立場にいる人間の遠隔地ナショナリズムが持つ問題。
リトアニア系ロシア人のブルブリス。
睨んだことを覚えている佐藤優。
これは、カザコフも言えるのだろうか?
ここにきて、WIKIを確認したが、電気工あがりで、遅れて大学に入り、教授にまで上がっているのだから、異次元の頭の回転の速さだったのだろう。
逆に言えば、ディープステイトにとっても、プーチン政権にとっても邪魔になった。
その結果、アゼルバイジャンのバクーで亡くなった。
スターリンになりうるが、スターリンを嫌悪してそのスカラーのままにベクトルを反スターリン主義に切り替えたのだろうか?
ロシアが民主国家になるには、欧州だけでなく日本とアメリカを抱き込むしかないが、そうなると、戦争経済のターゲットが足りなくなるだろう。
・
P52
ラズベーチクの末次一郎と断じるブルブリス。
一方で、ロシア人を無下にしない確認も取るブルブリス。
おそらく、末次からKGBへの連絡を読み取ったのだろう。
このへんは、むしろ、サカナとヤクザに詳しい。
そういえば、先日読んだ、キングカズの本でも収監を避けるには弁護士費用を賄賂で払う話があった。
そして、鈴木宗男はカネの無心を断った。
よく似ている偶然。
・
P55
ロシアの3種類のエリートとその利害相反。
・
P57
ロシアの中長期的な視点から、領土問題を早期解決したがったブルブリス。
しかし、その意見が正しければ正しいほどに、日米軍産複合体としてはその逆をいかないといけない。
結果的に、佐藤優は信頼していた人と一緒に地獄に落ちる役割をさせられる。
だからこそ、4年間も連絡しなかったのだろう。
一方で、ブルブリスとしては実行フェーズとして失敗するとしても、知的な施策を一緒に楽しめる佐藤優が大事な存在だった。
・
P60
末次の目が笑ってない笑顔。
これは、僕も何故か見える人だった。
対応は得意じゃなかった。
世代によって、よその国の人への根っこの価値観が違う。
そして、時代と記憶を共有しているから、末次はプリマコフと波長が合った。
北方領土を持って対立することが日露関係の正常な距離感と関係性だった時代。
・
P62
ブルブリスは末次と佐藤優の対比構造を語る。
世代が変わって、戦争の復讐と戦略のブレンドの比率や優位性が変わる。
怪文書や拘置所行きの何%に末次が関与しているかはわからない。
しかし、最終的には嫉妬や承認欲求の問題が関わってくる。
・
P63
沖縄の易姓革命思想。
これこそが、他の要因と合わせて、沖縄の地上戦が苛烈を極めた理由なのかもしれない。
革命思想のある辺境の領土を弾圧することで、国民への見せしめ。
・
P64
末次の出身が陸軍中野学校二俣分校。
過去に沖縄の日本復帰に従事。
ネットで調べると著作が二冊。
昭和天皇をおしのびして。
という事であれば、共産党か社会党経由で、ソ連を支配していた?
部落逆支配の原則がある。
・
P66
久米島について。
奈良時代には琉球や大和朝廷との交流もあった。
言語も近かった。
平安時代に海賊の諸々で縁が遠くなり、文化も言葉も変わってきた。
・
P70
古来琉球の天孫氏。
源為朝伝説と琉球。
ここから、日本の皇族支配の話になってくるが、首の下は何度もすげ変わっているので、観方の問題ともいえる。
・
P74
座敷童の話。
僕も、小学校5年生の林間学校で焼き板の煙を吸って死にかけた後、なぜか、6年生の修学旅行の宿の夢を見た。
階段の甲冑。
偶然にしてはあまりにも精密で怖かったのを覚えている。
そのせいで心霊スポットとかを好きではないが、非科学的なものとの付き合いは難しい。
・
P79
戦時中の伯母と安楽死。
・
P84
呪いとインテリジェンス。
・
P87
ユタとハンジ。
こういう沖縄の言葉は他の国の言葉で何というのだろうか?
・
P88
複数の魂。
もっとも、多重人格こそが人間の基本なので、別に驚くこともない。
大人とはロールプレイングだ。
・
P92
叔父は尼崎の社会党議員。
誰かが、社会党こそ、日本の本丸だと言っていたが、分かる気もする。
特に戦後はキリスト教の影響が大っぴらになった。
欧州の社会党もそうだろう。
そして、フリーメイソンのコンパスカードは南海電車である。
その伯父は伯母のユタ通いを嫌がっていた。
・
P96
マルクスと宗教。
幻想と幻想を要求する状況の関係。
思えば、ファイナルファンタジーと言うゲームタイトルと会社名のスクウェアこそが、なにか象徴的だ。
・
P98
人間が宗教を作るのであって、宗教が人間を作るのではない。
この記載、銀河英雄伝説にも似たようなのがあったと思う。
どんな時代も宗教法人は金持ちだ。
そういう意味で、創世記と言うのは神が人間を作ったはずで、その物語や記録を作ったのは人間と言う面白さがある。
・
P100
ユタとシャーマニズムの理解。
理解と感情の迷路の処理は大事だ。
バカの壁と言う本も流行った。
そして、賢さでは必ずしも食欲その他の欲求は満たされない。
・
P102
ニライカナイ。
神の島。
久米島。
・
P126
久米島のエリートは外部の侵略者に積極的に協力して従う。
・
P129
太陽石(うてぃだ石)
内田篤人を思い出した。
こういうネタはたまに偶然真実に重なる。
・
P135
国家に対する社会の優位。
堂のひやによる按司の子供の殺害。
これは、どこで、魂のスイッチと言うか、支配機構の優先順位が切り替わって行為に移ったかと言う話。
文化の違いが行為やルールの違いで、そういうものを理解する。
ある意味で、沖縄県のさらに久米島と福島県との合いの子が、ロシアで日本の文化とのハイブリッドを覚えれば、それは極めて異質な価値観になる。
こういうことを淡々と記載できるのも、それは、佐藤優と言う人生によって作られた人格によるものだと分かる。
・
P138
同じ話の焼き直し。
インセンティブと言う言葉で理解できる。
・
P144
松岡利勝農水大臣の自殺。
佐藤優は強いと言われたが、たぶん、そんな自覚もないだろう。
もしも強ければ、もっと違う生き方をしている。
強いと言ってもさまざま強さがあるが、鈍感さは大事だ。
So what?
と平気でいえるふてぶてしさは大事だ。
・
P148
よなふしのひやの易姓革命。
また、地味に男尊女卑と言うか、民族浄化の匂いがする。
女だから殺されない。
・
P152
具志川村の長男は智の字がついている、言い伝えとの偶然。
物語が世界を作ったのか、世界から物語が作られたのか?
・
P156
太平洋戦争末期の日本軍の久米島虐殺。
ある意味で、どちらも被害者で、戦争とは権力者が末端を憎しみ合わせ分断統治するツールだと分かる。
・
P157
チンベー 君南風。
なんか、あだち充のタッチを思い出した。
しかし、教育の問題と、宗教のウエイトの問題は大きいのだと分かる。
・
P161
神女。
いわゆる巫女のシステムについて。
なお、神戸女学院の略号ではない。
一方で、そういう言葉遊びとか国生み神話も噛んでいるのかもしれない。
・
P179
太平記は南朝の祟りを恐れた、北朝側の書物。
同じように、祟りについて。
・
P193
第二尚氏の金丸と言う名前は偶然だろうか?
・
P196
日本書紀と古事記の矛盾とその因果を合理化する論理。
武烈天皇。
・
P199
首里王府の増大と久米島支配。
その中で、抱き込まれる久米島エリート。
なんか、クーデターの技術を思い出した。
そして、明治政府に吸収される際に、同じ手法が用いられていると気付く。
・
P210
明の属国、琉球王国。
てだ、太陽、尚真王
・
P217
1609年
薩摩の進行。
文民社会になっていたことと易姓革命思想。
・
P223
中国貿易のリスクと私貿易。
・
P224
集会と革命の関係。
バルト三国の独立に関して。
新型コロナの集会禁止は、これの悪用か?
・
P229
沖縄を異国扱いする日本。
・
P231
渡海紀三郎。
沖縄の考え、物語。
・
P246
1510年
第二尚氏 尚真王が久米島按司を討伐して100年の歴史がない。
18世紀半ばからの100年もそうだが、これこそ焚書坑儒なのか?
・
P266
久米島の稲作は7-8世紀から。
・
P270
17-18世紀の久米島の土木技術その他。
家系図のお願い。
中国の帰化人集落。
こういう文章を読むと、いわゆる南国の後天的影響だけではなく、移民の影響が顔や体格、はたまた文化に影響を与えているのかもしれない。
・
P275
鳥を使った噂話による不平の訴え。
ケースによっては、本土やハワイ、中国なんかに民衆は逃げたのであろうか?
・
P284
真面目か不真面目かわからない久米島の文化と生活について。
三国志について触れられていて、僕の実家にあった横山光輝の三国志を思い出した。
たぶん、大阪の社会党の強い土地柄ゆえだろう。
・
P304
18世紀半ばから19世紀半ばまでの記録の欠損。
感染症によるものと書いてあるが、あるいは、島を出たり、何だったりあったのかもしれない。
・
P307
欧州各国の船が相次いだ19世紀。
アヘン戦争の影。
・
P309
英語を覚えた琉球人、ベッテルハイムと言うオランダ人の8年の那覇逗留。
・
P310
ベッテルハイム。
ハンガリー生まれのユダヤ人。
宣教師にして医師。
イギリス人と結婚して英国籍を取得し、ペリー来航と共にアメリカに。
そんなに社会的に受け容れられないユダヤ人のリアルなんだろう。
・
P312
久米島にペリー来航。
・
P315
沖縄へのオランダ人来航。
著名な歴史家カーの記載。
沖縄占領の意向はあったが、政府に退けられて帰った。
これはどこまでが真実だろうか?
諸外国とのバランスの話もある。
また、オランダ人と言う表現に込められたもの。
日本人でも、勉強しない奴は日本とアメリカ人と中国人くらいしか知らない奴がいる。
・
P323
ペリーの沖縄寄港時占領の意図と政治的考え。
ペリーは牧師ではなく軍人であって、国家忠誠が優先。
・
P325
ホイッグ党から民主党への政権交代の米国。
それは、戦後の日本と同じく、ディープステートやもっと深い層から両国や世界中を操るネットワークはあったのかもしれない。
それは、ベッテルハイムが英国から米国に、亡命ともいえる移動をしたのにも似ている。
結局、村社会。
・
P327
米領沖縄の真意。
・
P329
経済事情で沖縄占領を断念する民主党のアメリカ政府。
現代のどっかで聞いたような話だ。
・
P331
日本開国か否かが基準に沖縄や小笠原諸島占領が動いた話。
基本的に武力行使は無し。
背景は欧州各国との武力格差。
・
P325
ペリーとマッカーサーを重ね合わせる。
・
P343
ペリー艦隊のボード事件。
・
P344
米国と日本と琉球政府の米軍暴走時の対応。
・
P347
アメリカ、オランダ、フランスとの修好通商条約。
いずれも、1855-1860年頃。
久米島の記録が消えて100年ののち。
・
P351
その後琉球処分。
支配者は皆東京移住。
・
P358
読み方のわからない文字から始まって、言葉がこじれた話。
教育勅語。
・
P362
久米島の漢語教育文化と三国志。
・
P365
久米島の子供の議論の文化とハワイへのあこがれ。
・
P371
久米島の身分制度と元の身分制度。
ナカユシー 仲吉朝睦。
当て字の名前。
・
P378
インテリジェンスの技法によって、北方領土返還が動き出した話。
・
P381
仲原義忠の考えと、日本、沖縄、久米島の一筋縄ではいかない関係。
・
P383
沖縄人の日本本土での差別に、価値観の違いと、そこから生まれるさらなる複雑な構造。
それに対して、仲原は考えや行動を改める方が前向きと書く。
・
P388
肌の色と人種と国家との複雑な関係。
インドのアーリア人を参照しながら。
・
P393
太平洋戦争の敗北を長く信じなかったペルーやブラジルの沖縄人。
広島で被爆したドイツ人のイエズス会のラサール神父。
広島に移動したので、懲罰的か?
カトリックの情報網を前向きにみれなくなった昨今。
・
P397
遠隔地ナショナリズム。
カナダからのウクライナのガリツィア地方への支援、IRA。
沖縄から南米に移住した人々にもそういう傾向が見られる。
本書のテーマで、本土の人より努力しないと認められない見えない壁。
・
P400
もっと大きな敵に対して、過去の敵が一体になることを、沖縄の沖縄人と本土からの兵士は感じた。
・
P408
キリスト教を共通言語に、沖縄、南米移民、米国の力を束ねるという論理。
・
P416
コスモポリタン=世界市民と望郷、ナショナリズムの意識に矛盾はないという話。
そこから、テルアビブ出張からの投獄。
青山学院大学の袴田茂樹、末次一郎、その他の話の歪みを見れば、おそらく、モサドやSISの一部などが共謀して、佐藤優と鈴木宗男をハメたのかもしれない。
それが、北方領土だけではない、他国関係をコントロールするから。
そして、国益マフィアであり省益マフィアである職員は二重忠誠は許さない。
その建前を道具に、権力闘争をする。
・
P419
度を過ぎた民族主義者は、他者の殺害を何とも思わない。
・
P420
ロシアと周辺国での、ソ連崩壊を誘導する際の意識の違いとその中の民衆の層。
ロシアはインテリ限定の啓蒙思想、周辺は民衆のナショナリズム。
これは地域の差もあるが、各国のエリートをモスクワなどに集めていたせいか?
・
P422
北方領土のロシアの狼藉と、米軍の沖縄での狼藉が重なる。
・
P427
天皇信仰がない。
・
P428
ヤマトンチュに気を許さない。
関西医大放射線科の前教授が沖縄の医療を無茶苦茶にして、そんなそしりを受けたらしい。
・
P438
知は暴力という認識。
・
P440
太田昌秀。
・
P450
民主党野田政権で、魚釣島騒動を大きくした外務省の問題。
・
P457
民族の出現以前にあった様々な括り。
・
ということで、16時半からしおりを挟んだページの抜出の他、パスタを茹でてポタージュスープで食べたり、オーストラリアの安い赤ワインをあけながら6時間が経過した。
・
沖縄と言えば、小学校二年生の頃に転校してきて、また転校して行ったT君を思い出す。
BB弾を耳に入れて、大変なことになって、耳あてをしてきたのを覚えている。
・
芦屋市の小学校は修学旅行が広島で、六甲学院の修学旅行は沖縄だった。
そして、芦屋市も神戸市も港町ならではか、明らかに顔立ちの違う子も何人かいた。
苗字そのものが違う子もいた。
もっとも、年を取ってみれば、そんな小さなことよりも稼いで平穏に生活して、好きなことをやって行けるのが良い。
そういう道とはかなり外れた勉強奴隷から外れて、権力闘争の残り火でまだ生きている。
佐藤優ではないが、遊んでいそうで、勉強していないと怖い。
・
在日中国人や朝鮮人をどうこうの前に、もはやもっと遠い国の人やその混血も増えた。
欧米に比べたら大したことないが、未来は大変かもしれない。
・
人間はなかなかに難しい。
差別や区別は、遺伝子とか本能レベルに組み込まれたものだ。
どこまでも仲良くやって行くことなど無理だ。
逆に言えば、いわゆる差別要素がなくても、人は三人集まれば政治が始まり、いじめやハブリをやってしまう。
そんなものだ。
・
そんな中で、この本を今まで見つけられなかったのがもったいなかった。
佐藤優の著作の中でもなぜか一番好きなのがブルブリスだった。
細かくは語られていないが、個人にも様々な事情が重なったのだろう。
それで、日本のちょっと変わった学生もどきを指南するのが人生の楽しみになったのだろう。
家族や友人のいない僕もそういう部分はあって、どうせ興業と知っても、サッカーの技術や戦術を考えている方がまだましだ。
ロンリーになっても論理を愛さずにはいられない。
・
それはともかく、易姓革命の話があって、佐藤優が知らない、あるいは知らなかった、世界のネットワークがあって、沖縄は太平洋戦争でたたきつぶされ、朝鮮戦争やベトナム戦争、さらには中東に赴く米軍の補給基地になったのだろう。
本土の生贄。
一方で、易姓革命思想なんだから良いだろうと誰かが言いそうだ。
それを僕がどうこうではなく、そういう風にロジックをたてた誰かを思わされる。
・
大日本帝国は分割され、北朝鮮に中野学校の残り香。
朝鮮戦争。
国民党対共産党。
南北ベトナム戦争。
西進して中東戦争。
・
そういう中で、北方領土にはそれ以外の国や地域の利害が絡む。
サカナとヤクザに描かれた微妙な関係。
コーカサスのマフィアへの身代金。
・
本書の中心は沖縄や久米島だが、欧米の匂いもすれば、南米の匂いもする。
あるいは、オーストラリアなんかもそうだろうか?
それが、白人社会と言うか、人類社会の殺戮の歴史。
・
本書でも描かれる福島県は会津の白虎隊の歴史があった。
日本は世界のひな形説もあるが、裏での核開発も重ねてキナ臭い。
311の際にプーチンが北方領土を寄贈しようとした話も懐かしい。
そして、その裏には、核開発の噂や大野病院事件があった。
なにが偶然で、何が必然なのか?
・
あんまり考えるとノイローゼになるから、この辺にしておこうか?
サッカーの天才ヨハンクライフの言葉が思い出される。
パスをもらうのに遅くてはいけない。
しかし、早過ぎてもいけない。
なんだか、体育会系の無茶ぶりのようだが、佐藤優は下士官にしては優秀すぎ、上級士官にしては保身の能力が未熟だった。
この本が出て15年ほどたつが、この本を書いた時点でも、著者には諦めがあったのか、パニックだったのか、どうだろうか?
・
佐藤優の本と出会って、生き延びたのは、苦悩の時間が長引いただけかもしれないと思う昨今。
それはともかく、アミ天そばを食べる前に六文そばがどんどん潰れているようだ。
4月には行こう。
2023年3月8日23時7分
寺田 次郎 に
6日 ·
プライバシー設定: 公開
https://www.asahi.com/articles/ASR373PXPR37UTFK003.html
高市氏「辞職迫るなら立証を」 文書は「捏造で不正確」と重ねて主張
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?