不動産投資の成功は簡単だ!!

第一話:「25歳賃貸生活サラリーマンが自宅用新築マンションを購入したワケ」

初めまして。29歳のサラリーマン大家「博満」と申します。
これから私の不動産投資体験記を書かせていただきます。
皆さんの不動産投資に少しでも参考になればと思い、奮起いたしました。
よろしくお願いします。

私は、今から4年前、入社2年目の25歳の時に2000万円を超えるローンを組んで
「自宅用新築マンション」を購入しました。

場所は都心、地下鉄の駅から徒歩1分、13階建ての8階、30㎡の1Kで、予想利回り
6.25%(実質利回り4%程度)のマンションを30年ローンで購入しました。

そこに3年間自分で住み、結婚を機会にその物件を賃貸に回しました。
今では、ローン支払い後年間36万円のキャッシュフローを得ています。
(家賃収入11万円/月 - ローン8万円/月 = 3万円/月)

当初私は家賃7万円の賃貸マンションで生活をしていましたので、

7万円 X 36ヶ月= 252万円

この金額を他人に払わずにすみました。

この額を購入額2110万円からひくと1858万円が実質の購入額と考えて賃貸を
始めた時点での表面利回りは、

現在の年間賃貸収入132万円 ÷ 実質購入価格1858万円 =7.1%

決して高い利回りではないでしょうが、都心で駅1分という物件ですから競争力は
充分あり、空室リスクは極めて少ないと思っています。非常に堅い、築浅中古マンション
物件を手に入れたという気持ちでいます。

こういう投資方法で、サラリーマン大家を目指すのも1つの手ではないかと、思っています。
これなら、所持金が少ない20歳代の方でも大家になれます。
この経験を生かして、30歳、40歳以降に大きな物件を買い足していければ立派な
大家さんになれるのではないでしょうか。(と私は思っています。)

この物件を購入する前に、賃貸を借りる時に賃貸生活に関する本を2冊、マンション
購入に関する本を2冊読破、インターネットからの情報入手後に購入物件の探索、
および購入を行っていました。

普段から新しいことを始める時は、本を2冊読破してから臨むようにしていまして、
今回も同様でした。本を2冊というのは、同じ物事を異なる視点から見ることで、
偏った考えにならないようにするためです(当然、異なる著者のものを選択します)。

しかし20代の独身サラリーマンがマンションを購入することは、当時“非常識”だと
思っていましたし、同世代でマンションを購入している人はいませんでしたので、
もともとは不動産投資に興味は持っていませんでした。

というのも入社1,2年目の時には株と外貨預金にはまっており、当時は
「株で大儲けするぞー」というノリでしたので。
ですが、株は景気低迷・日経平均低下に比例して株価が下がり、結果として損をし、
外貨預金は大きな変動は少なく、為替手数料が高いため、利益が出にくいなど、
全体的に好転する気配がなかったため株・外貨預金から手を引く事にしました。

その時に投資について自分なりに見直しをしました。簡単にまとめますと、
・預金や国債の金利は低金利時代では、全くあてにならない。
・株や投資信託、外貨預金などは悪くないのですが、景気や世界情勢、
機関投資家の売買に大きく影響され、個人投資家レベルでは運に頼るしかない

見直した結果、今の状況では今後なにに投資すれば儲かるのか、全然わからなくなりました。

私の頭の中では、
「どうすれば、儲かるのだろうか?」

「いや、儲からないのか?定年まで余計なことをせず、延々とサラリーマンを
続けていくのが一番儲かるのか?」

「いや、そんな人生はつまらない」

と自問自答する毎日でした。そんな時に親の話を思い出したのです。

実は以前から「賃貸じゃ、家賃をドブに捨てているようなもんだよ。
その家賃をローン返却に充てれば、マンションという資産が持てるから
購入した方が得よ」という話を実家に帰るたびに聞かされていました。

不動産に興味が無い時に聞いていたので、いつも聞き流していましたが、
頭の中に光明がさしたように思い出しました。

早速、最寄り駅前の不動産屋の広告を見て、この辺ならばいくらで貸せるのかを
確認しました。そしてローンを組んでマンションを購入し、月々の家賃で返済した
場合、何年かかるのかを大雑把に考え、ローン返済後はすべて収入になることに、
これだ!と思いました。

そこから本やインターネットなどからの情報を得て、品質の良い賃貸物件を
「自宅用新築マンション」として購入、数年後にサラリーマン大家になったわけです。

独身25歳でワンルームマンション購入することは珍しかったので、上司や同僚から
いろいろな反応がありました。「マンション買うなんてすごいな」「25歳でマンション
買えるの!?」という反応もあれば、「今から30年ローンを背負うなんて大丈夫なの?」
「結婚したらマンションどうするの」などのコメントを頂きました。

当然サラリーマン大家になることを前提とした行動でしたが、周囲は当初なかなか
受け入れ難かったようでしたが、私がサラリーマン大家となって賃貸収入を得た時には
周囲から羨望の眼差しで評価されるようになりました。

私は親からの勧めというラッキーな部分がありましたが、読者の方は当時の私より
十分良い情報を得ており、皆様のなかには賃貸に住まわれている方も多いと思います。

そんな皆様に、サラリーマン大家になるための1つの選択肢として、私のとった手法が
参考になればと思います。

どうぞ、お付き合いの程よろしくおねがいします。

第二話:「マンション購入が有益なワケ」

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