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小生おじさん選手権@5点ラジオ

タイトル:小生と、あの夏と、この夏と。


「みーんみんみんみん。みーんみんみんみん。」

今年も夏がやってきた。

COVID-19もようやく少し落ち着き、
小生の住む港区のタワーマンションの下を歩く人達も、少しづつ元の生活を取り戻しているように見える。

小生も、あの頃の日常を取り戻せるのだろうか…。

あの頃。
そう、それはCOVID-19が流行りだす前のこと。

小生は昼間はバリバリ働き、夜は六本木や麻布十番に繰り出し、遊んで飲んで、仲間達と馬鹿騒ぎして…。
気づいたら朝が来て、昼はバリバリ働いて、夜は遊んで飲んで、馬鹿騒ぎして…。

そんな充実した毎日を繰り返していた。

あの頃の僕ら(小生)は、毎日が輝いていた。
小生は結婚もせず、ふらふらとした生活を送っていたが、寂しくなんてなかったし、本当に毎日が楽しかった。そこには仲間がいたから。

そんな日常が、COVID-19によって突然奪われた。
毎日飲みに誘ってくれた仲間達からの連絡も途絶え、
突然の孤独に苛まれた。

それと同時に、こういう時に連絡を取れる友達が、連絡をくれる仲間が、小生にはいないことに気づく。
今まで第二の青春を共にしていた仲間達は小生と朝まで飲んで遊んでも、お金を出したことがない…。

そう、小生はただの金づるだったのだ。
外出できず、飲みに行くことができなくなった今、小生には何の価値もなかったのだ。

孤独は小生の心を蝕んでいった…。

仕事も手につかなくなり、バリバリ働くことも出来なくなってしまっていた。

そんなある日…。

「生きること、お疲れ様です」

せめて誰かと話している気分になりたくて、

藁にすがる思いでpotcastのアイコンをタップし、
この言葉が聞こえた瞬間…。

小生の目から、自然と一粒の涙がこぼれ落ちていた。

これが小生と5点ラジオの出会いだった。

「成長なんてしなくていい」
「自分探しをする場所は、インドじゃなくて市役所」

二人の軽快かつ真理をつく言葉の数々に、
小生の傷ついた心と羽も、少しづつ解きほぐされていった。

5点フレンズとの新しい交流も生まれ、

「小生は一人じゃない」

と思えるようになっていった。


「みーんみんみんみん。みーんみんみんみん。」

小生にあの頃の夏が戻ってくることはないだろう。

でも、もう大丈夫。
今の小生には5点ラジオと5点フレンズがいてくれるから。

すべての出会いに、感謝。

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5点ラジオの企画「小生おじさん選手権」に参加するために、記事を書いてみました!

こういう創作ははじめて書きましたが、少しでも楽しんでもらえてたら嬉しいです。

自分がpotcast聞き始めたきっかけは、コロナの時に誰かの声が聞きたいなーと思ったことだったんですが、それを最大限に妄想を膨らませ、小生を自分におろして書いてみましたw

最後まで読んで頂きありがとうございます。

これをきっかけにnoteこれからも更新していけたらいいな、なんて思ってます笑

それでは、まったね〜!



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