国宝と桜
今住んでいるのは 京都府 木津川市というところです。
この一週間で、桜が 一気に咲き出しました。
今年は蕾が膨らんだと思ったら、一気に開花しました。
例年のように、ゆっくり蕾が膨らみ薄いピンクになって、いつ咲くのかとドキドキする暇もありませんでした。
この写真は 海住山寺という名前のお寺の国宝の五重塔です。
鎌倉時代に造られたもので、室生寺の五重塔の次に小さい、日本で二番目に小さい五重塔です。
可愛いです。
ここ木津川市は京都といっても奈良の文化圏ないです。
京都の文化圏は宇治までです。
ここの周りには 車で15分圏内に、国宝や重要文化財が たくさん見ることができます。
静かな仏の里です。
かっては山城国(やましろのくに)と言われた、木津川の両岸にひらけた地域です。
奈良時代東大寺は官営の寺で、全国から修行のお坊さんがやって来たそうです。
この海住山寺や他のお寺もそんなお坊さんの宿舎が、いっぱいあったそうです。
奈良の大仏さんから七キロぐらいです。毎日歩いて東大寺で修業し、歩いて帰ってきて休むところでした。
その時代から、毎朝仏様を拝んできた歴史が、今も続いています。
そんなお寺に行くと、なぜか懐かしく、ほっとします。
日本人の心を感じることができます。
日本に生まれてよかった、と思う時です。
美しい緑の中に、ピンクの桜があちこちに咲いている。
そんな中、一人で弁当を食べる・・・・・・
『ウ〜〜〜!!!し・あ・わ・せ!!』
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