【知識】リウマチの早期治療のすすめ

リウマチの完解の種類
●完全寛解…薬なしで症状なし
●臨床的寛解…薬ありで症状なし
●機能的寛解…骨破壊が起こっていない状態

リウマチの関節の痛みは
小さい関節(指先、足先など)→大きい関節(膝、腰など)で進行する

今の考え
アンカードラッグ(必ず使う)としてリウマトレックス
特に高齢者はステロイドなしが理想!
早期に生物学的製剤を使用することで完全寛解を目指す

早期ってどのくらい?
だいたい2.3年くらい!(5年以内が目安)

今は高齢者にステロイドは使わないのが理想
なぜ?
ステロイド服用のデメリット
●肝機能腎機能の低下を引き起こす
●ステロイド性骨粗しょう症を引き起こす可能性あり(骨破壊が進んでしまう)
→先生によってはエディロール、リスボン出す(骨形成を助ける)
●よく知られるステロイドの副作用
 例)満月様顔貌、感染症起きやすくなる、白内障、コレステロール上昇(先生によってはアトルバスタチン出す)、高血糖 etc

ステロイドは長期間使うと上記の副作用の懸念あり
長期間ってどのくらいからのこと言う?
→3か月以上

(補足)
ステロイドはこわいイメージをもつ患者さん多いが
耳鼻科とかで1週間の処方ででるステロイドはしっかり飲むよう伝えることが大事!

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