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旅がしたい③

娘への旅勧誘を諦めない私は、
次の手を考えることに。

これは常々彼女に言っていることなのだけど、
人と何かをしたい時は、
相手に「いいね~ありかも」と思ってもらえるように、
分かりやすく魅力を伝えるところから始まり、
お互いWin-Winだし「よしやろう!」と思ってもらうことが必要であると。

見返りなしであなたにかけてみるよ、
と思ってもらえることもあるかもしれない。
でも相手にとっても心地よいと、関係はより深く長続きする、
と私は思っている。
当然親の私だけは娘に見返りは求めてはいないのだけれど。

例えば、娘は絵を描くことが趣味だ。
グレードが良い画用紙が欲しいと思った時に、
今使用しているものと比較して材質や書き味、発色の違いを提示し、
良さをプレゼンし購入を促す成長ぶりを見せている。
完成した作品は周囲の人にプレゼントしてくれたりもするので、
Win-Winである。

ちょっと堅くないか?これ親子の話?
仕事じゃないんだから、と思われるかもしれない。

でも私が生きてきて学んだことなので、
これは娘が何歳だろうが、
どんなフィールドで生きていくとしても割と役に立つと思う。

ん?そろそろ何の話?となってきそうだが…
「旅がしたいんだよね、どこか一緒に行こう!
 海外って案外危険少ないらしいよ」と旅パンフレットを見せる。
海外経験が薄い私の一方的なプレゼンだけでは、
全くダメだという話である。

そんな感じで、
旅の良さを伝える強力なプレゼンが必要だと思った私は、
協力者を求めることにした。

旅のプロへの相談だ。
私は旅慣れた友人Aにヘルプを要請した…

長くなってきたので、今日はここまで。

ところでお気づきだろうか…まだ旅先さえ決まっていないということを!
先をお急ぎの方にはこの状況は、それこそWin-Winではないかもしれない…

旅がしたい④へつづく。


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