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人を動かすには?☆人との関わり方でコンフリクトを避けるために☆
「人を動かす」という本があります。デール・カーネギーという作家が書いた本です。あの鉄鋼王のカーネギーではないですね(´-`*)
非常に有名な本なので知っている方も多いと思いますが、私の体験と共に、この本の最初の方、人を動かす方法をご紹介しつつ体験談を話したいと思います(^-^)
・人を動かすには
人を動かすには、相手のほしがっているものは与えるのが、唯一の方法である。
このことに正しさはあるといえます。また、これは全てではなくても、大きな説得力だと思います。
人々は本来勝手であるといった人がいました。人は自分の利益であれ、他人の利益に供するものでも、少なからず自分の感情を満たされたいからである、という論理です。このことはカーネギーもいっています。
自分も満たされたい、他人も満たしたいとすれば、どうするか。これは駆け引きよりも、他人の感情を満たすことで、自分が幸福になる方が近道だと思います。
よく会社でも、地域でも、どの組織でも他人の批判を好きな人がいますが、これは、逆効果です。人は誰でも認められたいと思う生き物ですから、批判は相手への憎しみを募らせると思います。
「はっきりいってほしい」と思っている人は、それなりに辛辣なことを受け入れる覚悟があるといえるでしょう。
ですので、大にして人の批判を受け入れることが嫌いな人間にとって、自分の感情を満たされることは多いに喜ばれると思います(*'▽')
・勝つ意味
しかし、人のコミュニケーションは裏目に出ることもあります。相手を誉めたつもりが、実はその人のコンプレックスだったなど💦
この場合、カーネギーは人の立場に立つこと、といいます。それは正しいとしても、中々人の立場というのはわからなかったりするものです。えてして、コミュニケーションのコンフリクトを生むのは、他人と自分の価値観のちがいに葛藤がある時だと思います( ;∀;)
それでは、どうしたらいいかと思いますのが、私は自分の気持ちに素直になることだと思います。ある人との会話でこんなことがありました。
Aさん「私は性格が悪い」
私「そうなんだ。じゃあ虎を飼うようなものだね。でもそれも個性じゃない?」
Aさん「私は性格が悪いが人前ではうまくやっている」
私「それは頭がいいんだよ」
その人は満足してました。少なからずこの否定から始まるお題に私もびっくりしましたが、その後は色々と話をしてくれました。私はその人が、一般的にマイナス面があると思われる点と、それでも社会的にはうまくいっていることに、この人は賢いんだなと素直に誉めました(´-`*)
カーネギーは人の行動やことばには理由があって、そこの理由を酌んであげることが大事だといいました。否定であってもその人は、何かわかってほしい回答を求めている、と思ったからです。もちろん、私もそれがいつもできる程、人間はできていません。
ただ、人にはいなければいけない場所があり、そこで生きるには素直な解答は逆に偽りのないものと認められることもあります。そこには、同時に相手を批判しない態度も必要かと思います(*'▽')
対立の難しさは、人に勝たなければならないという気持ちがあるからだと思います。といいますのも、対立している以上、相手を押し込めないといけない。そうなるとことばの戦争、つまり、水かけ論が待っているように思います😓
それでは対立をどう避けるか、となりますと必要な場合を除いては、受け流すことでしょうが、それには相手の良い面を素直に認めることにあると思います(*´▽`*)
勝つことの虚しさは、人を超えようとするがために、人の存在を否定することになります。存在の否定は、相手の批判から相手の存在を「見えないこと」にすることだと思います。相手は感情で生きています。ですので、自分がいることが認められないとがまんできません。
・弱さをだそう
人は自分の良さも見せたいことがよくありますし、宗教書にあるように人の感情や良く見せたい心をそう簡単に超えられません。
よく見せたくなった時どうするか? 素直さで通じる相手ならいいのですが、この場合は、他人の評価を待つために、自分の弱さを見せてみるのはいかがでしょうか? 例えば仕事で「これは得意だけど、これは苦手」など。
人の評価は世の中では客観的なようです。ですから、ご自分の良さと思っているところが相手にとってもそうかは、わかりません。ですので、上手く自分を見せるには、得意なことに苦手なことも添えますと、よく自分を客観的に見つめようとしている、という態度が気に入られることがあります。(*^^*)
・人との縁
人との関係の中で、信頼は大事ですが、私も日々経験し学んでいることは、信頼は弱さを出した方が認められやすいと思うのです。何でも弱いことをいうのではなくて、自分の良さと思うところと、自分の弱さと思うところを、素直に見せてみると、人は案外、助言をくれたり、相談に乗ってくれると体験したからです。
人は、私は縁だと思います。ですから、なるべく大事にしたいと思っていますが、縁はいいも悪いもあるのが、残念ですが世の中の摂理です。縁を大事にしたい時、執着を離すには、人とのコミュニケーションの中で、素直さを見せるにあると思います。これが難しいのですが、我欲をただ出せばいいのではなくて、相手との関係を大事にした上での、素直な感情として、相手を慮ることばが大事に思えます。
それを身につけていくには、いろいろな経験の仕方があると思いますから、ご自分の合ったやり方で進められていくのが無理がないと思います。無理なく自然体でいられたら、と日々思う私です(*´ω`*)
ぐら