九州への旅(3)
さて、九州から関東圏へ戻る日がやってきました。
ちょっとだけ寄り道しながら帰ります。
1.復路初日
復路初日は実家から阿蘇を目指します。
前日までは雨予報だったので宿泊予定地の福岡まで実家から淡々と移動するだけの一日にする予定でしたが、どうやら雨は降らないようだったので阿蘇を目指します。
国道10号線から竹田市を経由、熊本県境を目指します。
特に何もない道のりですが自然豊かで走ってて楽しい道のりです。
大観峰近くまで行くと気温は約13℃、一週間前に走った道志より約3℃低く上着として使用していたイナレムプレミアムで適温、マックスフリッツのHGパンツは流石にちょっと寒いくらいで、この時期といえどもう少し厚手のパンツか薄手のヒートテックがあった方がいい感じです。
曇天でしたので秋晴れのクリアな景色を拝むことはできませんでしたが、走ってて気持ちいい道のりと雄大な景色を堪能しました。
ビーナスラインは高いところ目指して上っていく道なので高低差が織りなす景色を楽しむ感じですが阿蘇はどっちかというと横に広い景色で行ったことはないですが北海道に通じるものもあります。
大観峰には9時前に到着したこともあってか道中すれ違うバイクはまばら。
しかし観光バス等で来ていた外国人で展望台は結構にぎわってました。
山の天気は変わりやすいとも言いますので早めに大観峰を後にし日田経由で福岡を目指します。
福岡に到着後、ホテルに荷物だけ預けて遅めのランチです。
帰省中はラーメンばかり食べてたので麺は避けて「ひらお」で天ぷらです。
原材料高騰もあってか、お代わり自由だった塩辛は1杯だけ等、多少コスパは悪くなっていましたが、それでも評価できるお店です。
ランチを食べた後は福岡の街並みを散歩し、夜は友人の経営する飲食店でのんびり過ごしました。
本当はその後、鉄なべ餃子を食べに行こうと思ってましたが、睡魔が思ったよりきつくホテルに戻ってお休みです。
2.復路2日目
朝起きると外は雨。
レインウェアを下だけ履いてグローブをテムレスにして、福岡市内から福岡ICを経て本州を目指します。
幸い山口県入りする頃には雨は止み、そこからは通常走行です。
宮島のパーキングでお好み焼きを食べて走行プランを練り直し。
神戸あたりで一度高速を降りスパ銭で休憩→名古屋を目指すこととしました。
休憩のため立ち寄った北神戸ぽかぽか温泉は料金も安くて小綺麗な施設でした。敢えて欠点を言うなら館内で現金が必要なケースが結構あって、事後精算等の仕組みがもうちょっと整備されてるといいなと感じました。
長居するつもりもなかったので、さっと風呂に入って30分ほど横になりながら漫画を読んで休憩終了。
そこからは名古屋を目指します。
20時30分頃に名古屋についてからは山ちゃんで軽くアルコールを入れてサウナで就寝です。
3.復路最終日 旅のまとめ
前日はほぼ一日走ってただけで観光もろくにしていなかったこともあって色々熱意がなくなり、今日は帰るだけだなって感じでした。
新東名ではなく東名経由で帰ったのは浜名湖SAに寄りたかったからってだけで、それ以外に特筆すべきことはありません。
◆ガソリン代他 使用コスト等に関する振り返り
使用した高速代金 25,020円
使用したガソリン代 12,583円
ホテル代・フェリー代 40,470円
走行距離 2266.3km
使用ガソリン 73.44ℓ
概算燃費 30.86 km/ℓ
自宅→羽田→福岡→大分→福岡(1泊)→羽田→自宅+実家⇔宮崎
の費用とほぼ大差ないコストで移動することができました。
バイクならではの経験もできましたが、一方で高速道路をただ移動するだけの道中は時間と楽しみのバランスという点では物足りないものもあります。
燃費は非常に良好に推移しました。
◆使用装備に関する評価
イナレムプレミアム
レインコートとしても十分使えることが解りました。
土砂降りでもない限り1.2泊ならレインウェアについて少なくとも上衣は携帯する必要がないと思います。
デイトナインナープロテクター
着心地が良く非常にストレスのないものでした。CE2ではありませんがストレスのないプロテクターということで良い買い物だったと思います
タナックス ミドルフィールドシートバッグ ヘリテイジエディション
拡張すれば1週間程度であれば十分使えるように思えました。
自己責任でKシステムでバイクに固定していますが運用はめちゃ楽です。
レインカバーを被せたのですが、いつ飛んでいくか非常に不安でしたので「絶対飛ばない安心感」を得ようと思ったらネットかなんかで上から押さえたいと思った心配性な私です。
とりあえず長い距離を走るという点でいい経験ができました。
次回、同じような日程で走るなら、もう少し実家滞在日数を減らしてでも下道を使って色んな景色を堪能したいですね。
四国を絡めたり、九州をねっとり回ったりすれば色んな景色とも出会えそうです。
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