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鷺沼3姉妹に私なりのアプローチ


昨年のワールドカップで沸いたのが鷺沼。三苫・田中他4人の代表選手を輩出した「さぎぬまSC」があることもあって地元はちょっとした騒ぎになったのも記憶に新しいところです。
この鷺沼に3つのマンションが建築中。その後には駅前再開発に伴いエリア初のタワーマンションができるなど少しずつ温度の上がってる中で、この3つのマンションの建設予定地を実際に訪れてみました。

まずはザ・パークハウス鷺沼

少し前から小台の三菱として同エリアを検討中のユーザーが待ち望んでいた物件です。
駅から8分、南口を出た後、ほぼ線路沿いを歩きます。
田園都市線らしい坂は殆どなく歩きやすい道のりですが住宅地をそのまま歩くため女性が夜一人で歩くのであれば若干暗く感じるかもしれません。
住宅街らしく商業施設は駅頼み。メイン使いするであろうフレル鷺沼で買い物してまっすぐ帰る道のりには利便性が高いとは思いますが、それ以外の施設がないのは少し面白味にはかけます。


眺望的には目の前が線路でほぼ永久的に抜け感が保証されそうな北向き棟が気になります。
宮崎台、宮前平等にも線路沿いのマンションがありますが電車の音が気になるという話はあまり聞いたことないです。
二重窓などの遮音対策がされていれば、私は余り音は気にしないでしょう。
公園を視界に入れる南向きも悪くないですし、やっぱり南向きは万人受けしますので、こっちが一番人気になるのかなとは思います。

次はバウス鷺沼ヒルズ

こちらは北口を出て9分。
公式案内図通りに進むと戸建て街をグラウンド沿いに歩きますが「ヒルズ」の名が示すとおり公園脇から一気に斜度のきつい坂を上るのがこの物件。
ベビーカーや大きな荷物持っててもこのルートなのかな?
こちらも戸建て街を抜けるせいで駅動線で便利な商業施設はなし。
フレルで買い物する際はいったん自宅とは逆の南口で出るのもTPH鷺沼と徒歩表記以上の差を感じることになります。


眺望的には西向きが抜けてきそうですね。
東名越しの西眺望ですので二重窓等の遮音対策はしっかり確認しておきたいところ。
南向きはかなり上層でないと周囲の住戸が、東向きはドレッセがあるので抜ける感じは乏しくなるでしょう。

最後はドレッセ鷺沼レジデンス

こちらは駅徒歩6分と今回紹介する物件の中では一番駅から近くなります。
南口を出てフレル横の道をまっすぐ246へ向けて坂を下るだけ。
人によってはフラット?と感じるかもしれませんが少なくとも私には明確に坂を下るイメージです。
フレルだけでなく飲食店等小さなお店も駅動線に入ります。
物件付近には食品館あおば等が入るライズモール等があり、駅への道のりが上り坂であることもあって普段使いで重宝しそうです。
利便性という観点でいうと圧倒的に優れるのが、この物件です。


眺望面では目の前246になりますので期待しない方がいいと思います。
音の面でも246の存在は気になりますね。

私だったら・・・

利便性だけ考えるのであればドレッセです。
駅距離、商業、とにかく実利に振った場合は他の物件より確実に優れています。
ただドレッセを買う理由って「鷺沼」を買う理由と一致しないのです。
利便性に振るなら都心アクセスをもっと重視して溝の口のグランドメゾンを選んだり、東横線沿線を探せばそういうマンションにいくつか出会うことができるのではないでしょうか。
https://note.com/super_whale360/n/n47a08a67cee3
の記事でも書いた通り田園都市線沿線ってグラウンドレベルでホントに住み心地が違います。
落ち着いた住宅街に期待するならバウスやTPHを選んだ方がいいでしょう。

価格
宮前平のブリリアよりはいずれも高くなるのではないかと考えています。
ただ条件の悪い部屋がどうしても生じるような立地ですので眺望等を割り切れる方にとってはお買い得な部屋も出てくるかもしれません。
ほとんど急行使わないよって方は宮前平・宮崎台あたりの築浅見てもいいと思いますし通勤時間が我慢できるなら青葉台まで足を延ばしましょう。

立地や眺望だけで住戸選びをする訳ではなく間取りや住戸仕様も重要な要素ですが家族構成等によって最適解は異なります。
今回は割と普遍的な立地等に絞って3姉妹の寸評をお届けしました。
朝から3物件行脚したので足はパンパンですし携帯のレンズが壊れたせいで写真はほぼ取れずでした。
青葉台の現地視察の際はもう少し写真を撮りたいですね。

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