ミルフィーユ
ついてない。ついてない。
頼んだメルカリ着いてない。
友達全然着いてない。
ついてない。ついてない。
顔に米粒ついてない。
寝る時電気はついてない。
重なり続ける毎日。
だけど
今日は美味しく食べれそう。
解説
・これに至るまで
ついてないという言葉、マイナスに捉えがちだし実際自分も今ついてないことが重なってマイナスに思うんだけど、よく考えてみるとマイナスだけではない言葉の使い方があるなと。
日本語はこうひとつの言葉だけで色々な意味合いがあるから難しくて、面白い。
文字だけでは言葉の意味を絶対に理解できないけどそこに人の表情やイントネーションが加わることで理解できたり、、、興味深い。
・本題
このミルフィーユの解説に入るがまずついてないという言葉に二面性をもたせるためにメルカリのマイナスの意味のついていないことと、米粒の話のプラスの意味のついていないことを書いた。
これは大袈裟に言えば躁と鬱のようなものではないかと。ついていないと感じる時大きな気持ちの変化があると思う。その大きな気持ちの変化というのは操から鬱になる状態と似ているような気がする。(と仮定する)
そして、なぜタイトルがミルフィーユなのか。
これは切実にその躁鬱の気持ちが重なることを表したいと思った時ふと「層」ができるミルフィーユが浮かんできたからこれにした。ピッタリ。
最後に終わりの突然出てくる「今日は美味しく食べれそう」という文について。
これは文を書いてくうちについてないの言葉の二面性に気づくことが出来て少しプラスに思えたので重なり続けたミルフィーユ(すごい高さ)をやっと食べてい「そう」だなと笑
そんな感じ。
こうやって無理矢理でも創作物にしていないとやってられないのが現実。