若い女性の肺腺ガンは、医療放射線が原因である

 喫煙もせずさせず、アスベストの環境にいるわけでもない人たちがどうして? 
 電離放射線以外に原因は認められないのだ。マンモグラフィー、レントゲン、CT、胃透視、これらの検査が誘起している。女性の社会進出とともに会社検診を受ける機会が増え、市民にも婦人科検診が広まった。
 確かに、女性が男性より放射線感受性が高いという性差は原因としてあるだろう。そこに女性ホルモンが関わるかどうかは眉唾だが、医療ファシズム国家は、医療放射線を抜きにした上で、女性の体質に発ガン要因を見いだそうとする。それにしても、昔の若い女性も肺腺ガンにかかっていたのだろうか。とても考えられない。
 医療放射線の発ガン性を隠蔽したり過小評価したりする我が国の傾向は、医療ファシズムの核心をなすものである。この国の支配者や権威者たちにとって、国民の発ガンはなんとしても必要なのだ。
 患者が「あなたのCTが私のガンを作った」と問えば、「一度に100msvをこえてないので違います」と機械的に繰り返し対応される。まるでカフカの「城」のようだ。だから女性の肺腺ガンにも、独裁者たちはシラを切り続けるだろう。


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