世界が羨む
「日本の未来はあなたたちにかかっています」
公民の時間に社会の先生にいわれた。
でもきっと若い世代の人は何もやらないんだろうなと思った。
政治が、国が、そして私たちが変わらないとなにも変わらない。
クラスの人たちをみていて思ったのは意志を持っている人が少ない。
バカにするときだけして、いざ自分がやるとなったらできない、やらない、やろうとしない。まるで社会の縮図のよう。政治を、総理を、馬鹿だ無能だと罵り、自分はSNSに書いただけで何かやった、できた気になる。自分が政治に立候補して、自分で国や政治を変えてみたらいい。きっとおまえはなにもできやしない。人にやってもらっておいて、その人を罵るのはやめろ。
日本の選挙率は上がらず年々下がり続けているそうだ。私は行くだろうか、忙しいといっていかない未来もあるような気がしている。選挙は政治に関わることができる場所。そんな風にいわれるけれど、みんながきっと私が行っても変わらないと思うだろう。行こうと思えない理由だってある。居眠りをする議員。彼らのせいで行く気にならないひとだって一定数いるだろう。
若い人は生きる希望を持てない、社会の時間に幾度となく日本がこれから衰退していくことを教えられているから。これからは少子高齢化により税の負担が増え、過疎の地域はどんどん増えていき日本には賑わいがなくなる。そんなことを社会の時間にいわれて今後どうやって生きていけばいいのだろうと何度も考える。
モーニング娘。のLOVEマシーンの日本の未来は世界が羨むというフレーズがあるが、本当に世界がうらやむように日本はなることを望むばかり。