ば畜な大学生活

大学生ってもっとキラキラしたものを想像していたけれど、実際の私の生活はその対極。決まった友人とご飯を食べ、授業を受け、放課後は直帰して課題に追われ、週に3~4回バイトに行く、その繰り返し。


私は1年生の夏休みから、某ファミレスでバイトをしています。飲食なんてやりたくなかったけど、家から近いという理由だけで応募しました。なんだかんだ働き始めて1年以上ですが、しんどいと思わなかった日はありません。ホールで入ったのに、気づいたらホールよりも大変なキッチンで一日数百食作っていました。都合のいいように使われて、時々機嫌の悪いおばちゃんに八つ当たりされて、それセクハラじゃんと思うこともあるし、なんで続けてるんだろう。


さっさと辞めればいいのに、とよく言われるし自分でも思うのに辞めないのは、多分自分が必要とされている感、が欲しいんだと思います。仕事ができなかったうちは、代わりがいくらでもいたけれど、今は違うと思いたいのかな。ホールもキッチンも土日のピークであってもこなせて、欠勤も埋める、長時間働く、そういうところにしか自分の存在価値を見出せない、惨めなば畜です。


働いていてよかったなと思うこともあります。2年生も残り少しとなった今、ゼミ、卒論、インターン、就活etc. 特別な能力もないしやりたいこともなくずっと考えることを避けてきました。考え始めると心の奥底から湧き上がった不安と恐怖で胸がいっぱいになります。けれども、バイトをしている間は忙殺されて何も考えなくていい、という安心感があります。だから最近はバイトが少し楽しみです。暇な時間を作って自分の将来を考えることから逃げる口実だから。


などと書いていたら休憩時間が終わりそうです。大学卒業まであと2年と少し。大学よりも前にば畜を卒業できるのでしょうか。多分無理だろうな、、。


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