自転車で九州一周したお話 その２
長崎出発！ Day１
9/1日。
いよいよ九州一周を目指して長崎を出発！
、、、と思っていたのですがなんと初日はあいにくの雨模様。
一緒に行く友人と入念に話し合った結果、そこまでひどい雨にはならないだろうという読みで決行を決意！
空模様とは裏腹に、私たちの気持ちはこれから待つ「九州一周」という未知の体験に心を躍らせていました。
最初の関門
長崎を出発した我々はなかなかいいペースで大村湾沿い左側を北上していました。しかし、雨は次第に強くなっていき、途中カッパを装備し漕ぎ続けます。
そして、実は九州一周の旅でトップレベルにきつい坂道がなんと初日で我々にたちはだかったのです。
それが、「西海橋手前のロングヒルクライム」
私は以前ひとりで長崎～熊本自転車旅をした際にもこの難所を経験しています。その経験から、長崎を出るのがこの九州一周の旅の「最初の関門」になるということを友人と話し合っていました。
私たちは、自転車競技の選手でも部活でやっていたわけでもない素人ですから、この坂道はなかなかにきついものでした。
しかし、友人と声を掛け合って励ましあいながら登る坂道はどこか心地よい感じもしました。この時改めて、一緒に来てくれた友人に感謝したのを覚えています。
目的地 武雄温泉到着！
西海橋を超え、国道35号線を進み１日目の目的地である武雄温泉に到着しました。途中何度も坂を上っては下りを繰り返していて初日であるにも関わらずなかなかに疲労がたまっていました。
雨も降っていたし、体も濡れて冷えたので１日目は旅館に宿泊しました。
温泉に浸かり、疲れも吹き飛びました。
夜もとても快適で、次の日からも頑張れそうでした。
出発の際は雨で悩みましたが、決行してよかったと思います。
初日は順調に進むことができてほっとしました。
長崎～熊本 Day２
さて、九州一周の旅２日目。
今日は長崎（武雄温泉）から熊本（たまなフラワーパーク）までの約120kmの旅です。
ここでひとつ今回の旅で守ろうと決めたルールを紹介しておこうと思います。
それは、１日100km目安 です。
前も言いましたが、我々は自転車競技をやっていたわけではないただの素人なので、九州一周をするにあたり体力の維持がとても重要になってきます。
私は経験として１日約200km自転車を漕いだことがありますが、次の日はまともに動くことさえできませんでした。
もし九州一周の旅でこうなっては一貫の終わりです。
そこで友人と話し合い、１日100kmを目安で予定を立てようと決めました。
しかし、この日の想定走行距離は約120km
これには理由があるのです。それは、、、
うまいカキを食いたい！と思ったからです。
我々は切実でした。笑
そこで少し寄り道をして、カキ小屋でおいしいカキとホタテとハマグリを食べました。欲張ってサザエも食べちゃいました。
ピンチ到来！
美味しいカキなどを堪能していざ出発しようと思い立った時、私たちはあることに気が付きます。それは、
今日の目的地であるたまなフラワーパークというキャンプ場はチェックイン時間があるということです。
つまり、それまでに間に合わなければ今日は野宿確定です。
旅２日目にしていきなり野宿の大ピンチ！
我々は何としても間に合うために素人ながらツールドフランスの選手並みのポジショニングとチームワークで前後を入れ替わり、佐賀平野を疾走しておりました。
たまなフラワーパーク到着！
ようやくたまなフラワーパークに到着したのはなんと、チェックイン時間の約15分前。危なかった。
しかし、たまなフラワーパークのご主人はとても優しくチェックインの時間を過ぎても大丈夫だったとのこと、、、
安心と疲れがどっと押し寄せてきて、２人ともしばらく芝生の上であおむけに倒れこんでました。
何分ほど倒れていたでしょうか。気が付けばあたりはだんだんと暗くなってきたので、疲れた体に鞭打って急いでテントを立てました。
たまなフラワーパークにはありがたいことにシャワーがあり、汗を流してさっぱりできました。その後おいしい夕食をふるまっていただきその日は旅で最初のテント泊だったにも関わらず、気絶するように眠りました。。。
さて波乱の２日目が終了したところで今回はここまでにしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました！
これからは、写真も織り交ぜながら私たちの九州一周の旅を振り返っていきたいと思いますので、ぜひ次回もお楽しみに～👋