アンパンマンの哲学

 コテンラジオのやなせたかしとアンパンマン
ヤンヤンさん細かな考察を有難う御座います☺️

アンパンマンは30年間子供達に愛され
1200作品もあるそうだ。

やなせたかし氏は幼少期から苦労した上
戦争を経験し、漫画家を目指すも自分の表現が中々出来ずにいたが偶然にもサンリオの社長に出会って出版させて貰えたり、手塚治虫氏の仕事を手伝って認めて貰えたり、運命の糸を手繰り寄せながら94歳までアンパンマンを描き続けた。

コテンラジオのヤンヤンさんによると

アンパンマンはお腹が空いて弱っている人に自分の顔であるアンパンを食べさせるのだ。
そして自分が弱ってしまう。
やなせたかし氏の戦争体験でぼろぼろに傷つき空腹に耐えた実体験から生まれたもので
カッコいいだけのヒーローではない。


本当のヒーローは善と悪の対立なのではなく
アンパンマンは何のために生まれ何をして生きるのか問い続け愛と勇気だけが友達なのだ。
バイキンマンは現代のイーロンマスク
目が真っ赤になるまで発明をする。
アンパンは食べ物だからバイキンマンは悪なのだ。でもバイキンマンはアンパンマンが困っている時助けに行く。
バイキンマンが居てからこそのヒーローなのだ。彼らの関係性は隠と陽、相互依存の関係性


この世界は善と悪が絶妙なバランスで成り立っている、嫌な相手でも何とか折り合いをつけていかないと争いは無くならない。
今も世界は争いで一杯だ。
悲しいがこれが大人のリアルだ。

彼は晩年、自分は日陰の雑草の様な人間だった。アンパンマンとの出会いに感謝している
僕は天才に比べると才能の薄い人間だった。
だけど続けていたら運を掴むことが出来た。
仕事が無くてもやり続けたら何かしら運がやってくる。

幼少期からの様々な体験から常に何をすれば良いのか問い続けていたやなせたかし氏の言葉にはグッとくる。

来年のNHKの朝ドラに決まったそうで
楽しみで仕方ない。
今度、息子や孫とアンパンマンを一緒に見て
感想を聞いてみたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?