＃聴いてみた パリのコンサート(1)フランス放送フィル　

5月　8日に放送されたNHKFM ベストオブクラシックを聞き逃し配信で聴いてみた。

曲目

ピアノ協奏曲第２３番　イ長調　Ｋ．４８８
エフゲーニ・キーシン(ピアノ) 、 フランス放送フィルハーモニー管弦楽団(管弦楽) 、 ミッコ・フランク(指揮)
作曲： モーツァルト
（28分26秒）
〜フィルハーモニー・ド・パリ〜
ピアノ・ソナタ　イ長調　Ｋ．３３１「トルコ行進曲付き」から　第３楽章
エフゲーニ・キーシン(ピアノ)
作曲： モーツァルト
（3分39秒）
〜フィルハーモニ・ド・パリ〜
ワルツ　ホ短調　遺作
エフゲーニ・キーシン(ピアノ)
作曲： ショパン
（2分54秒）
〜フィルハーモニー・ド・パリ〜
忘れられたささげもの
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団(管弦楽) 、 ミッコ・フランク(指揮)
作曲： メシアン
（10分32秒）
〜フルハーモニー・ド・パリ〜
交響詩「海」
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団(管弦楽) 、 ミッコ・フランク(指揮)
作曲： ドビュッシー
（25分51秒）
〜フィルハーモニー・ド・パリ〜
交響詩「魔法使いの弟子」
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団(管弦楽) 、 アルミン・ジョルダン(指揮)
作曲： デュカス
（11分37秒）
＜ＷＡＲＮＥＲ WPCS 11675＞

交響詩「海」を聴いて

　ドビュッシーの代表的な管弦楽曲である。
以前から素敵な曲だと思っていたし、久々に聞き逃し配信で聴くことができて嬉しかった。
　しかし、この曲の作曲当時ドビュッシーは私生活でスキャンダルの渦中にあり、評判も落ち失意の中にあった。
作曲中に海を見つめていた時もあったと思うが、どん気持ちで海を見ていたのかな、とふと思ったりもした。
　私は今までこの曲は様々な海の表情の描写がメインの曲なのかと思っていたが、ドビュッシーの人生の苦し心の内をも描写した曲だったのだなと又、新たな想いで聴いてみたのだった。