死ぬほど悲しんでやるよダーリン
朝起きて、伸びをするよりまず先に歌を流す。今や音楽のない生活、人生は考えられない。気に入った曲は死ぬほどリピートするので、歌詞を覚えるのは当たり前、最近は歌詞の意味まで考えるようになってきた。
office髭男dism2021年リリース『アポトーシス』、この曲の歌詞は恋愛脳なわたしの推し曲だ。アポトーシスとは細胞の自殺のこと、あらかじめ死ぬことが定められている細胞が死ぬこと。
出だしを見てみる。
ダーリン(最愛の人)を悲しませてしまうようなときはどんなときだろうか。考えてみる。
余命幾ばくも無い自分が愛する人に、先立つことを伝えるとき。
今、目の前にいて、手が届く距離でのんきにゲームをしている。そんな当たり前の存在がいなくなることに果たして私は耐えられるのだろうか。
悲しまないでなどと言われて「うん、わかった」なんて言えるほど物分かりはよくない。そんなわがまま絶対聞き入れてなんかやるもんか。死んでしまったことを後悔させるくらい、死ぬほど悲しんでやる。
もし先立たれた私が枯れるほど泣いていても、どうかそのときは悲しまないでねダーリン。
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