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【No.5】 派遣切りについての続き。 2000年代初頭:竹中平蔵氏の登場と派遣の拡大
派遣雇用制度が拡大された経緯と背景
派遣労働の歴史と背景
1980年代:派遣労働制度の導入
1990年代:バブル崩壊と雇用環境の変化
竹中平蔵氏は小泉純一郎内閣(2001年~2006年)のもとで経済財政政策担当大臣を務め、いわゆる「構造改革」を推進。
メリット
企業側:景気に応じた人員調整が容易になり、固定費の削減が可能に。
労働者側:一部の人には新たな働き方の選択肢が生まれた。
デメリットと批判
労働者の雇用が不安定化し、派遣労働者の待遇や収入が正社員に比べて大きく劣る状況が広がりました。
特に、リーマンショック後には「派遣切り」が社会問題化しました。
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竹中平蔵氏への批判
1.格差拡大の加速
2.雇用の不安定化
【労働者側の声】派遣社員自身の意見や体験談。
不安定な立場への不満
「次の仕事が見つかるかわからず、常に不安を感じている」「突然の雇い止めで生活が苦しくなる」という声が多い。待遇の不平等
正社員と同じ仕事をしていても、給与や福利厚生の面で大きな差があることに不満を抱く人が多い。支援の必要性
再就職支援やメンタルヘルスケアのようなサポートがない。
派遣切り: 景気悪化時に派遣社員が真っ先に解雇される「派遣切り」の問題が顕著になり、社会問題化。
雇用の流動化: 竹中氏は「雇用の流動性」を主張。実際には安定した仕事を見つけられない労働者が増えたと批判。
3. 大企業優遇の構造
竹中氏の政策が大企業や富裕層に有利すぎるとする声もあります。
企業利益の拡大: 竹中氏の構造改革は企業の利益を増やす一方で、労働者への還元が十分でない。
富の偏在: 結果として一部の富裕層がさらに豊かになる一方で、低所得層が拡大したとの批判。
4. 社会的責任への疑問
パソナとの関係
「竹中利権」批判
5. 「自己責任論」の押し付け
竹中氏は政策の中で自己責任を強調。
弱者切り捨て: 経済的弱者や非正規労働者に対し、自己責任を強調する姿勢が「冷酷」。
社会保障の軽視: 自由市場を重視する一方で、弱者を救済するセーフティネットの整備が不十分。
まとめ
個人的には
1.格差拡大の加速
2.雇用の不安定化
3.企業利益の拡大
が顕著に感じる。
この内容をまとめてみて、経済によって翻弄され、
雇用格差を生み、さらに人は人を下に見たいという心理的欲求から、
派遣写真として働いている人たちに対して、
冷遇な処置、冷酷な対応、仲間はずれ的な環境・言動が
起こってしまっているように感じる。
改善できたらいいのになって心から思う。