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短期間で加速度的に成長する、激薬。

こんばんは、お疲れさまです。
今日のテーマは、
え、この人いつの間にこんな成長したの?何が起こったの?何したの?と思うことがちょこちょこあるので、それについて自分なりに結論を出してみました。


加速度的に成長する人

短期間で急激に成長した人を時々目にすることがあります。一体何をしたらそんなに成長できるのかと不思議になると同時に、変わっていない自分と比較して恐さすら覚えたこともあります。
短期間で急激に成長した人と聞いて、どんな人を思い浮かべますか?
私がそれを聞いて真っ先に頭に思い浮かぶのは、アイドルです。私の世代的には学生時代はAKBが流行ってましたが、乃木坂でもなんでもいいです。
アイドルになる前から、もちろんアイドルになる素質(可愛らしいとか)はあったでしょう。でも、それにしてもたった1年程で、下手したら1年にも満たない期間で、纏う雰囲気が全く違う。別人のようだというよりは、洗練されたといった感覚を覚えました。私はYOASOBIなんかも大ファンで、結成前の動画をYouTubeで見たりもしましたが、同じ感覚です。今や「アイドル」という曲で、疑う余地のない世界的アーティストとして大活躍されていますが、まだまだ洗練しつづけるであろう彼らを見るのが楽しみです。
彼らには一体何があったんでしょうか。単にプロのメイクさんがついたからなのか、照明や衣装、写真の撮り方の問題なのか。今のテクノロジーの革新はあなどれませんが、どうもそれだけでは納得ができません。
芸能人だけではありません。なんだか顔つきが変わったというか、自身に満ち溢れているというか。言葉にするのが難しいのですが、とにかく何かが変わったと感じさせられる人が身の回りにも少数います。皆さんにもそういう経験はないでしょうか?

急激に何かが変わったワケ

人は変わります。それが良い方向であっても、悪い方向であっても。ゆるやかであっても、急激であっても。先に例にあげた人たちは、到達するまでのスピードが段違いだったのでしょう。少なくとも、普通の人の2倍、3倍、或いは加速度的に成長しています。そこには普通の人には想定し難い圧倒的な努力があったはずです。天才という言葉や才能という言葉で片付けられてしまうほどに。です。
急激に何かが変わったワケというのを具体的に表現するのがかなり難しいのですが、敢えて言うなら、小さなことをコツコツとではなく、大きなことをコツコツと。というニュアンスがしっくりきます。当然ながら、時間に対するリソース投下、正しいベクトルの努力は大前提です。このニュアンスの意味合いについては、次で解説します。

加速度的に成長する激薬

大きなことをコツコツと

大きなことをコツコツと。コツコツという言葉すらぬるいかもしれません。ゴツゴツでもいいですが、どうでもいいと思いますのでそのまま進みます。
どんな意味か、分かりやすいように1つ私の例を紹介します。
私には馬が合わない苦手な先輩がいました。話すと高確率で成果に直接的に関係のない、重箱の隅をつつくようなことを言われるからです。仕事の関係上、定期的に会議で報告をしないといけないのですが、私は被害を少なくするために、資料の作りこみやツッコミ想定に時間を使っていました。ただある時、海外の顧客に向かって英語でプレゼンをするというその時の私にとっては大仕事がやってきたのです。しかもそれは前日に伝えられ、資料作りも含めるとスケジュールに全く余裕がない。仕事を振られた時点でかなり焦ってはいたのですが、ちょうどその日はその先輩との定例会議の日。もはや定例会議すらどうでも良いと思っていたのですが、お偉いさまが集まる定例会議は絶対参加の習わしです。いつもの会議準備は適当に行い、会議に参加しました。そして翌日、私にとっての大仕事をこなしました。
結果はどうだったかというと、定例会議ではいつものように準備をしていなかった分、それなりに突っ込まれました。
でも、だからなんだと思ったんです。
今まで真面目に会議の準備をしてきたが、その時間でどれだけの成長ができたんだろうって思ったんです。それよりは、今回のプレゼンのほうがよっぽど成長に繋がりました。「成長」という尺度で考えたとき、小さなことを積み重ねるより、大きなことを積み重ねた方が圧倒的に速度が速いことを実感した経験です。
何が言いたいかというと、その時の私は成長にとって重要度の高い選択と集中ができていませんでした。真面目にやっているかどうかは関係なく、定例会議の準備は私にとって、ほぼ成長に繋がっていなかったのです。ほぼ成長に繋がらない小さいことを重ねるより、成長に大きくつながる大きなことを積み重ねた方が良い。そういう意味合いです。

環境にこだわる(プレッシャーを与える、評価に晒される)

もうひとつ重要だと考えていることは環境にこだわることです。先ほど書いた例え話とつながってくるのですが、自分にとって大きなことを実行していくことは、それなりにプレッシャーがかかります。裏を返せば、プレッシャーがかかっていないのであれば、大きなこととは言えません。ただ難しいのは、大きな仕事は特に組織で働いている会社員には、多くは舞い込んで来ないことです。私も会社員ですから、そこはよく理解しています。とはいえ、自分から取りに行く意識を忘れないでください。こなした分だけ、もっと大きな仕事を任せてもらえるようになるはずです。もしあなたがそれでもプレッシャーがある仕事を選択できないなら、転職するのも全然ありだと思います。

ある業界のトップになりたいと思ったとき、あなたならどのような行動をとりますか?家で独学で勉強をすることも悪くないですが、限界があります。その業界でトップクラスの能力を持つ集団がいる場所へ環境を変える。そして、その方々にフィードバックをもらう。少なくとも一人でコツコツとやるよりは、そういった環境に身を置くほうが速度が違うのは明白です。
これができるようになったら、いつかあそこへ挑戦しよう。いつかは来ません。準備の時間なんてものは十分に取れる日は来ません。可能性の中に生き、自分を安心させることの生き方や価値観自体を否定はしませんが、速度を上げたいなら、勇気を持って飛び込んでください。ただし、馬鹿にされたり、恥をかいたりすることは往々にしてあります。そこのリスクを受け入れた上でなお、最短で成長したいと願う方にのみ、おすすめさせていただく方法です。この方法は、激薬です。

最後に

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
中々厳しいことを書きましたが、もしこの方法を実戦できたなら、加速度的に成長することは自身を持って言えます。ただ実戦することが難しい。馬鹿にされたり、怒られたり、恥をかいたりすることは誰だって嫌ですから。しかしそれを乗り越え、とんでもない成長をしてきた人がいるのもまた事実です。少なくとも、その人たちを天才や才能という言葉で片付けることは私はしたくありません。
私もまだまだできていない部分が多いのですが、理想に近づけるよう、なんとか頑張っていきたいと思います。

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