変な名前のズーノーシス 猫ひっかき病
猫ひっかき病って聞いたことありますか?
猫ひっかき病は人獣共通感染症(ズーノーシス)のひとつです。
人獣共通感染症というのは動物から人、人から動物にうつる感染症のことです。
猫ひっかき病は名前の通りで猫に引っかかれることで人が感染する病気です。
分かりやすい名前ですね笑
人獣共通感染症にはたくさんの種類があるのですが、全部分かりやすいものにして欲しいです😭
もう少し詳しく猫ひっかき病について説明します^_^
猫ひっかき病はバルトネラという細菌が感染することで引き起こされます。
バルトネラは猫の爪や歯に付着していることがあり、猫に引っ掻かれると傷口から細菌が侵入します。
猫へはネコノミというノミが感染を媒介します。
猫ひっかき病にかかるとリンパ節が腫れ上がります。
また、この病気の特徴として10%前後の確率でパリノー症候群という症状が引き起こされます。
パリノー症候群では中脳が障害されることで眼の運動障害が起こります。
感染した場合の治療にはエリスロマイシンなどの抗菌薬を投与することになりますが、治療効果は低いと言われています。
細かく書くとこんな感じになりますが、いまいちピンッと来ませんよね😅
猫ひっかき病の菌は外と家の中を自由に行き来できる猫では菌を持っている可能性が高まるのでなるべく引っかかれないようにすることと、できるだけ外には出さないようにすることに注意してください⚠️