今日も笑顔で過ごせますように【保育士日記】
こんばんは。さぼてんです。
今日も保育士日記です。保育士日記が増えると、仕事のことしか考えられていないなと焦ります。けれど仕事でも言葉にしたい出来事があるって幸せな事だなとも思います。
4月が始まって1ヶ月が経とうとしています。
去年卒園した子がランドセルを背負って通学路を歩く姿を何度か見かけました。
この時期になるといつも胸がきゅっと苦しくなります。
ついこの前まで一日を共に過ごしていた子達が、急に遠くに行ってしまったような、保育園時代の儚さを感じることが多いです。
知らないお友達と笑い合いながら登下校している姿や、ランドセルを背負って歩く姿、もうここには戻ってくることはないのだなと…。
また、年長さんの時はたくさんの優しさを持って、なんでも知っている、できるお兄さん、お姉さんになったなとたくましく感じることも多かったけれど、今度は1年生という1番下の学年になり、上級生と歩いている姿を見るとそれもまた心配だったりするです…。
私たちは卒園していった子ども達がどんな環境で、どう感じて、どう過ごしているかを知る機会はあまりありません。ほとんどは色んな環境に置かれ、色んな人に出会い、徐々に保育園時代は忘れられ、新たな人生を歩んでいるんだと思います。当たり前と言われたら当たり前なのかもしれません。だからこそ、嬉しいとか悲しいとか全力で素直にぶつかってきた保育園時代がものすごく大切だったことに気づきます。そして、その保育園での経験が子どもたちの人生に大きく影響していると分かっていても、それが実を結んだり、結果に現れるのはきっともう少し大きくなってから。
未来を育む仕事なんだなと考えさせられます。
けど1番に思うことは、保育園ですごした時間は瞬く間に記憶の奥底に沈んでいってしまうと思うけれど、それでいいんです。今日も子ども達が笑顔で過ごせますように。ただそれだけを思っています。
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