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薬局薬剤師の私⑥ ~在宅医療と仲間~
a社を退職して3か月後、同業のb社へ転職しました。
b社への入社の決め手は、2点
アットホームな雰囲気
在宅医療に力を入れている
在宅専門薬局が開局して間もなく、ここからみんなで学んでいこう!と、上層部の方を含めて、あたたかい雰囲気があったことが1番の決め手でした。
わたしが入社したのは、2010年
2004年に学生実習にて、当時は薬局が在宅医療に関わるってあまり見聞きしたことなく、「貴重」と思っていましたが、
2010年も在宅訪問指導は、どちらかというと薬局の中では少数派だったような記憶です。
それから数年の報酬改定を重ね、
薬局薬剤師も在宅医療をやらざるを得ない状況になりました。
私の前職a社もそう、手のひらを返したように、大型店でも在宅医療を行うようになったり。
この10年で随分、薬局の業務が変わったなと
振り返ってみて実感します。
「在宅医療をやらざるを得ない」
言葉は悪いですが、ある薬局での本音です。
2010年、b社の在宅支援薬局では
「在宅医療をやりたい」
そんな薬剤師の集団でした。
他の店舗からも、
ちょっと勉強させてよ…と
薬剤師が研修にきていました。
さらに、本社で在宅医療部会が月1回あり、
仲間が集まって、勉強会開催や、社内で在宅医療のノウハウを広める活動をしていました。
部会活動は、仕事…というより、学生時代の部活のような感覚でした。
ただ、わくわくしていました。
初めて中心静脈輸液セットや、インフューザーなどの医療材料を目にしたとき、周りの仲間と共に興奮して、使い方を学んだことを、今も忘れていません。
ここで知り合った仲間のおかげで
在宅医療に限らず、業務を円滑に行えたり、悩みがあっても相談相手となってもらったり、
逆に相手を助けたり、
在宅医療を通して共に助け合った薬剤師たちは、
私の15年間の薬剤師生活で、一番素敵な仕事仲間だと思っています。
在宅医療を語ると長くなりそうだ…(笑)
(つづく)