保活の思い出 後編
保活の思い出 前編
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https://note.com/super_roses860/n/n11420709011b
2020年春
コロナ禍となり、遊び場や公共施設が閉鎖されてしまいました。
私は、子育て広場の保育士さんや、遊び場スタッフの方とのおしゃべりで息抜きしてきたので、その機会がなくなったことで不安を覚えました。
ママ友も、職場復帰していきました。
親を頼りたいところですが、
志村けんさんの死去という衝撃的なニュースを目の当たりにして、高齢の親に感染リスクを高めてはいけないと思い、頼ることをやめました。
春と夏、周りに頼らない子育て
息子はイヤイヤ期にはまだ突入しておらず、意外と穏やかに過ごすことができました。
もちろん、親子で1日過ごすというのは大変なことです。
子供と会話はできないし、イライラすることばかりでした。
コロナ禍だったから大変なのか?
コロナ禍とそうでない場合の違いも分かりませんし、
ただ、専業主婦の子育てはしんどい、という感覚でした。
外出が限られている中、
遊び場や子育てサロン、広場で見聞きしたことを思い出し、絵本を購入し、おもちゃを手作りしたり、
息子を楽しませるための準備に力をいれ、実際、全力で遊びました。
保活のことを忘れて、毎日息子とどう過ごすかをこ考えることに夢中でした。
たまに保活を思い出しても、
保育園は、小規模や遠方の公立保育園など、空きはありましたが、
見学もしておらず、信頼関係も築けていないところに子供を預けたくなく、
満3歳に達したところで幼稚園へ…と何となく考えていました。
保育園はもういいや、と思っていました。
すると、8月のお盆明け
急に役所から、私が希望した保育園に空きが出たと連絡がありました。
お世話になった子育て広場を併設していた公立保育園です。
急な知らせで返事に困りましたが、
もともとは望んで保活をしていたことを徐々に思い出し、保育園利用を決意しました。
子育て広場を利用しながら、近くで園児の過ごす様子を見てきたので、保育園に対しては不安はありませんでした。
後から思えば、コロナ禍だったからこそ、空きがでたのかもしれません。
時の運、ですね。
結局、息子が年少に進級したところで、
私は仕事を辞めて、息子を幼稚園へ転園させましたが、
2~3歳、イヤイヤ期の息子をどう接したらよいか、親身になって担任の先生たちは考えてくれました。
途中で園の対応に疑問…ということもありましたが、子育て広場の保育士さんが、話を聞いて、不安を共感してくれ、支えてくれました。
感謝しかありません。
静岡県裾野市の保育園での事件が信じられません。
こんなことが世の中にあるんだ…と思うと、ゾッとします。
乱文失礼しました。
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