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薬の情報があふれているので

こんばんは

薬剤師やっているなら、薬の話の一つや二つ、すればいいのに…なんですが、

そんな薬の情報はいくらでもありますから。

私は、医薬品に関する情報のライティングはやらないと思います。
世間から必要とされないだろうし

昔に比べれば、患者さん自身が情報を簡単に得ることができて、随分と環境が変わりました。

しかし、薬のプロと一般の方々の違いは、医薬品情報を分析する力。
薬局業務をしていると、患者さんが、間違った情報を鵜呑みにしたり、正しい情報を間違った情報に修正してしまったり。

私が最も対応経験した、ステロイド外用剤の話。

「ステロイド外用剤を塗ったら、皮膚が黒くなりますか?」
「ステロイド外用剤を塗ったら、日光に当たってはいけないのですか?」
特に、この二点を恐れて、ステロイド外用剤を使用せずに悪化した患者さん、少なくありませんでした。
「こんな怖い薬を使え…だなんて、なんて恐ろしい説明するんだ?!」と、私の説明が間違っていると、あとでクレームが入り、上司と対応に苦慮したこともあります。

皮膚科専門医のクリニックであれば、Dr.の説明があるので誤解は少ないような気がしますが、
専門外の科からの処方の場合、私は特に気をつけていました。今もそうです。

ネット上の口コミは、考察も含まれていたとしても、情報だけがのっている。
店頭の薬剤師は、患者さんの使用に至った経緯・背景もききながら、情報をもとにそれぞれに合った使用方法を説明、提案ができる。

本当に不安なとき、どちらが信頼できます?

あとはネットのように、すぐ手にとれるような、親しみやすい雰囲気を薬剤師がどれだけ出せるか?ですね。

…それはハードル高いかな
…高いね。

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