ディオール展再び。そして伊勢丹。
今日はおともだちとクリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ | 展へ行った。わたしは2回目。おしゃれなおともだちと行くってことで、前々からうきうき、楽しみにしていた。早速、昨日買った古着の魚TシャツにJOHN LAWRENCE SULLIVAN の黒いジャケット、A.P.Cのストレートデニム、赤紫色のニューバランス、JIL SANDERのクリーム色のTANGLE(ミディアム)を合わせていつものアクセを諸々装着し、意気揚々としゅっぱつ!しかし、家を出て5分後、大事なアクセントを忘れていることに気づく。なんてこった・・・。せっっかくのディオール展だし、おしゃれなおともだちとのお出かけだし、久しぶりにこれを付けていこうと直前まで覚えていて準備していたのに・・・。あー。戻るの面倒だし、待ち合わせに間に合わなくなる。あー・・・。無理!取りに戻ることは泣く泣く諦めた。あーーー!残念、無念。
存在をしばらく忘れていたイヤリング。先日片付けをしていたら箱にしっかりと仕舞っていたのを発見。こうやってしばらく忘れてしまっていたなんて、勿体無いことだ。で、今日付けるのを忘れた。勿体無いの極みだ。これから活躍させたい。
展示を見た後、館内のカフェへ。どのサンドウィッチも美味しそう。二つ食べたいのをぐっと堪えて1つにした。
いつもの如く、お洋服や化粧品などの話で盛り上がる。最近買ったものから気になっているお洋服、おすすめの髪型、口紅や化粧水の話などなど。どんどん出てくる。おしごとの話ももちろんする。最近忙しそうなおともだち。がんばれ。でも、がんばりすぎず、良い塩梅で乗り切って欲しい。きっと天職だから。彼女とは彼女が働くお洋服屋さんで知り合った。店員さんとお客さんの関係から少しずつ仲良くなり今では月に一度は会う仲。いっしょにお買い物へ行ったり、ファッションの情報を交換したり、互いに服について購入するしないの相談をしたり。しごとの相談もたくさんしてきたし、がんの治療中も映画やお買い物やご飯に行ったりおうちにもきてもらった。おともだちのような、お洋服に詳しい、センスのある人にお洋服の提案をしてもらったり相談に乗ってもらったらきっと嬉しいはず。わたしがそうだった。今もそう。新しい彼女の冒険を、わたしは近くで見守り応援したい。
わたしにとってファッションは自己表現。口でうまく、言いたいことを言えないポイズン状態の時も、落ち込んで塞ぎ込みやさぐれ状態ときも、抗がん剤の副作用でうまく歩けず肌がボロボロでテンションダダ下がりの時も、お気に入りのお洋服や気分に合ったお洋服を選んで着ることで、自分が満たされたり慰められたり元気付けられたりしてきた。自分に合うものを着るだけじゃなくて、自分が好きなもの・着たいものをわたしがわたしらしく着る。服を着るのは自分。服に着られるなんて絶対にノー。流行は楽しむもので振り回されるものではない。流行っていようがなかろうが、好きなものを好きなように楽しんで着る。安いものも、背伸びして買ったものもどちらもわたしが選んだ大切なアイテム。ストーマの腸太郎のその日の調子を考えつつ(予測が大きく外れることもあるけど、それはそれで仕方ない)、腸太郎を強く圧迫しない範囲でこれからも好きなお洋服を着たいし、わくわくしながら楽しみたい。
見出し写真は、美術館の後行った新宿伊勢丹で開催されていた「Hotel Olympia」のポップアップイベント。オランピア・ル・タンの「かわいい」が詰まっていてうっかりまたお洋服を買いそうになったけど、そんなにポンポン買っていいわけもなく、急ブレーキをかけてその場から退散した。試着だけでもしてみようかな、と思いつつ試着したら最後だということも自分がよーくわかっているのです。
新宿伊勢丹でともだちとパトロールをしてたくさんお洋服を見た。見まくった。楽しい。たくさんのお洋服の中から自分が好きなもの、似合うもの、ともだちに似合いそうなものを見つけるのは本当に楽しい。伊勢丹にはときめきが詰まっている!miumiuのカーキの長袖シャツとデニムジャケットとウエストがゴムでクシュクシュっと絞られたデニム、Acne Studiosのラベンダー色のギンガムチェックのジャケット、Melissa + Undercoverの真っ赤なサンダルが可愛かった。忘れないように自分メモ。
とにかく楽しかった!ということです。
さて明日は何着よう。
おやすみなさい。