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#03-5 リノベ熱:自分で体感する -白馬その2-

断熱の話?ではありません。自分自身、リノベーションへの熱、思い入れ、どうやって高めてきたんだろう?を記録しておきたいと思います。

前回の記事はこちら▼

自ラ感ジルリノベ旅 #5
白馬 その2

▶️NOMAD白馬
▶️長野県北安曇郡白馬村北城3020-870

またまた白馬のお宿です。時は2022年、ややコロナ制限が緩和されつつある年始のスキーのため訪れました。今回は豪華3泊4日のスキーの旅。

ここは以前、企業の保養所で、その後は、大学のセミナーハウスとなり、そして今は宿になったそう。宿の運営を任されている、shoさんと毎晩、シェアスペースでお話を伺うことができました。こんな時間も貴重ですよね。

なんといっても窓断熱のすごさ!

もう、特筆すべきはシェアスペースの窓断熱のすごさ。まじ、驚きました。見た目、綺麗な窓に変わっているな〜と思っていたんですが、外気はマイナス10度ほどの夜にもかかわらず、窓際がまーったく寒くない、ガラスも冷たくない、結露なんて、もちろんない!すごい。こんなに違うのか?!

shoさんに聞くと、補助金をつかって、内窓ではなく、カバー工法で窓そのものを取り替えたらしく、さらにこの窓はLow-E複層ガラスのアルゴンガス入り、とかなりの上級グレードだとか。自分がマンションリノベーションする際には、絶対に窓リノベはしたい、と決定づけたのがここでの宿泊体験だったのです。

負荷軽減

話を伺っていると、世界有数のスノーリゾートの白馬ですが、近年の温暖化の影響をやはり受けており、環境負荷の少ない宿泊施設運営、サーキュラーエコノミーを目指していらっしゃるそうで、宿の熱源も、間伐材を使う薪ボイラー。

それ以外にも、インテリアもなかなかオシャレで、ソファやテーブルは、カリモク60だったりした。一方、共用の水まわり(洗面やトイレ)は、まだリノベ前でしたが、年季の入った蛇口はピカピカ、洗面器も綺麗そのもの!と古いけれど、メンテしながら大事にしている様子を垣間見ることができました。

単に見かけオシャレでモダンな宿、ではなく、この地域と共生していくために、宿泊施設としてできることは何か?をしっかり定義された新しい価値をもった場所だなって感じました。このとき、いち旅行者として、サステナブルトラベルっていう言葉を初めて知ったのでした。25年シーズン、Nomad再訪したい。

以前は桟があった。断熱のすごさを
体感したのは写真にない大型の掃き出し窓



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