猫との暮らしその3
前回はお迎えしたホワホワスコちゃんを寝室に設置したケージで飼育するところまでだったのでそこから始めます。
初対面の時こそあんなに引っ込み思案で大人しかったスコちゃんですが、猫じゃらしで遊ぶと飛びついて物凄いハイジャンプとダッシュを繰り返すので、これは元から猫被っていたので騙されたけど相当なおてんばだと気付いた。ナルとの相性は大丈夫かな・・・
なんて不安を抱えつつも寝室で2週間、臭いのついたタオルをナルにくんくんさせつつ徐々にナルのいるリビングに運んだ。
100均の即席ものでも結構でかいし重い・・・ので大人二人がかりで。
ナルはすぐに興味を示し、近づいたがすぐにフーーと初めての威嚇を鳴らした。おおおー!あのおとなしかったナルちゃんが・・・
最初はカバーをかけつつ同じリビングでケージで隔離させ飼育。
段々とナルもケージinしている綿毛ちゃんに慣れてきたので、ドアを開けてリビングをお散歩させたりしていたら・・・
ナルがちゃっかりケージの2階に居座ってるのには笑えた。
子猫がもう、はやくあたちの家から出てってよーとでも言いたげにチョイチョイと外から手を出していてこんな幸せな構図が見れるとは。やはり2匹目もお迎えしてよかった!どうか仲良くなりますように。
綿毛ちゃんにはいろいろあり、漫画のナルト繋がりでコノハと名付けた。
主人が付けたのだが、コノちゃんという呼び方も気に入っていて私もお気に入り。
コノは可愛いだけじゃなくとても頭がいい。
というのも壁で爪とぎなんて見たことがない。
既に設置していた爪とぎでしかしない。
うちはこの猫壱さんから出している壁際に置けるもの。
猫科学に基づいて製品を作っているとのこと。なるほど理にかなっていてしかも可愛い。
それからこちらの突っ張り型タワーも元々設置してあったが、
コノはまだ生後2ヵ月弱のお子ちゃまでタワーのステップの段差は40cmほどあるから昇らないだろう、なんてタカをくくっていたら、
なんと猿のように柱の爪とぎポールに爪を引っかけて器用に登ってゆくではないか!まるでドラゴンボールの幼少期悟空がカリン様に会いに塔を登るように…
しかも驚いたのが降りるときはその40cmの段差を1段1段、慎重に降りるのだ。これには2人ともびっくり。
というのもナルもビビリで慎重な性格と横着者?なところが相まって、降りるときなんて4段目から、勢いよくジャーンプ!なんて荒業をしたりしていたのだ。ヒヤヒヤしていたのは言うまでもない。
更にポールの部分は麻でできているのだが、爪とぎという認識がコノは最初からできていたため、ナルも見よう見まねで爪とぎを教えられていた・・・様な気がする(笑)
(大きくなり、避妊手術も無事終えて、ほっとしていたのだがその際、予期もしなかったことだがナルが病院の匂いに敏感になるあまり、ご飯も水も飲まず食わずになってしまったアクシデントもあった。
その話はまた次の機会に・・・)
コノが良い意味での反面教師?になってくれたおかげで今では、私が帰宅する度にナルもコノもこのポールと猫壱爪とぎで温かく迎えてくれている。ああ、ありがたき幸せ~
このようにメリットもあれば、当然デメリットもあるわけで。
追いかけっこがヒートアップすると、威嚇や取っ組み合いに発展するようになってしまった。まだ二人とも若いからにゃー・・・
流血沙汰にまでは行ってないのだが、一緒に寝てるなんてあり得ないくらいのまあまあ仲の良くないつかず離れずの関係性かな・・・とほほ。
しかし、よそのご家庭では本当に相性が悪くいつもいがみ合っているため生涯部屋を隔離しなければならなかったケースもあるとか。うちはまだたまに頭ペロペロするからいい方なのかな~・・そのあとお決まりでナルがフーするが(笑)
コノがごろーんと横になってもナルは素知らぬ顔だったり、威嚇するんだもんなあ、ちょっと飼い主としては心配なわけで・・・
そんなこんなで、1年が経過。
ナルもようやくコノの存在を認めてくれるようになりはしたが、追いかけっこは相変わらずだけど、ヒートアップしてコノが威嚇の日々。
コノは甘えたいのかな、ナルがご主人にべた甘で自分は構ってくれないから拗ねちゃわないかな、とまた私の過度な心配が始まるのであった。
その4へと続く・・・
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