猫との暮らし その6
その5ではマンチカン、メス、茶トラか黒多めのハチワレを探すまでだったと思うので、そこから。
3匹目探し・いろいろな情報を見て自分なりに感じたこと
やはり購入となったらもう3匹目なのだから慎重に慎重に選ぶことにした。
3匹目も不仲になったのでは目も当てられない。
幸い、マンチカンは関東圏内だけでもスコティッシュと並ぶ勢いでブリーダーさんの多い品種だった。
気になった子は片っ端からお気に入り登録したはいいが、迷ってる間に別の方が購入・・・なんてことも珍しいことではなかった。
特にマンチカンの特徴でもある、短足の子が大人気で価格も普通の長さの子より高め設定だった。
わたしは最初から長足希望なのでこの件については賛否両論あるだろうが、要はどんな子でも責任を持って生涯可愛がることが何より大事なこと。
選択肢の中で気に入った子がいれば、更にその思いがより一層強まるというものではないだろうか。
勿論買い手側もリスク、かかりやすい病気はきちんと熟知したうえで購入してほしいと思う。
あとから病気になって短足や折れ耳は疾患だなんて聞いてません!知らなかったでは済まされない。
わたしのように保護猫は飼いたくても条件が厳しくて飼えない家庭もあれば飼える家庭もあり、飼う側のニーズは様々なのだ。
それでも諦めきれずどうしても猫を飼いたい!という人との橋渡しをしてくれているのだと思っている。
巷でよく耳にする、ペットショップ、ブリーダーさんから買う人は保護猫がいるのになぜわざわざ買うの?
こんな人たちがいるから販売も止めないし不幸な子が増えるのに。
という意見はちょっと偏ってて違う気がする。
ペットショップは購入したことがないので良くわからないのだが、ブリーダーさんとて決して生半可な気持ちで管理、お世話、販売をしているわけではないのだ。
販売する以上、プロ意識を持ってやっている事。
よくあるキャパオーバーで飼えなくなった、ブリーダー崩壊、なんて無責任で覚悟がなかった人間のせいで気の毒にさせてしまった猫たちを見るのは辛いけど、全てはそんな人間のせいなのだ。
専門的な知識を持ったうえで真剣に取り組んでいるブリーダーさんから買うという選択肢は、責められたりするような間違ったことでは決してないし結局は買い手側の問題なのだ。
さてさて、肝心の3匹目ちゃん探しは続く・・・
話を一旦戻して、やはり毎日のように暇さえあればサイトをくまなく探し、目がドライアイになるくらいガン見した。
スマホ片手に小競り合いをなだめるときもあった(涙)
コノのときのブリーダーさんは大人気ゆえ、産まれてもすぐ買い手が見つかってしまうため、今度は東京、千葉、栃木、茨城と選択肢を広げて探した。
要は車で行ける範囲だが、九州など遠方でも輸送によって運んでもらえるそうな。
小さい生体なのでそれはそれで別費用が掛かるし体にも負担がありそうで心配なのだけど、居るもんなあ、もうこの子が一番かわいい!と思っても広島だったり・・・。
さすが大手サイト、幅広いお客さんのニーズにできる限り応えてくれる努力が伺える。すごいなー。
1年前なのにコノのときは無かったな、こんな新サービス。
(いや、そこはビジネスなのでその分費用も高くつくけどね?)
LINE見学で隣の県も候補には上がってはいたものの、見学しても十分可愛いのだがいまいちピンとくるものが無く、お見送り。
そもそも、茶トラの女の子はなかなか少ないらしい。
しかし、今回は毛色と性格で選びたかったのだ。妥協なんてしていられない。
コノのときも候補に挙がっていた全国ブリーダーランキング1位の方のところはこまめに見ていたのだが、価格もお手頃であくまでも写真でだが穏やかそうなマンチカンちゃんが2匹もいるではないか。
もしやこれは、運命の出会い?
販売するには生後日数が経ってしまっていたので少し大きくなったためお値下げしたのだろう。全く問題なかった。
だってナルも生後3か月でお迎えしたけれどまだ小さくてそれはもう可愛かったのだから。(はいはい)
ダイリュートキャリコ(薄三毛)とレッドタビー&ホワイト(茶白)ちゃんが候補に挙がった。どちらもかなりのお手頃価格。(正直助かる)
ワクチンは別料金とのことだが、それを差し引いても安い。しかも可愛い。
LINE見学はしていなかったので、サイトを通してメッセージのやりとりをした。
レスポンスが手慣れしていて適確ですぐに質問には答えてくれる。
さすが1位のブリーダーさんだ。
9月だったので3連休が2回あり、最初の3連休では価格を下げてもまだ不思議と決まっていなかった。
2回目の3連休が目前に迫り、しかし夫がまたもや都合が悪いため3連休の次の週に先延ばしになってしまった。
その間に決まってしまっても仕方ないので、一旦は諦めたが今度こそ決まってしまうだろう、という悪い予感がしていた。
なので夫婦で話し合い、どうしても今週の連休中に見に行くことはできないか、と夫に頼み込んだ。
なんとか承諾してくれて、日曜日に決定。車も出してくれることに。
わたしは首都高なんて一人で運転する自信がないので本当に感謝しかないです。いつも我儘を聞いてくれてありがとう。
そのことを先方に伝えたら、土曜日にミケちゃんの見学が入ってしまったとのこと。
やはり・・・!しかし土曜は夫が仕事のため、日曜はどうしても変えられなかった。仕方ない。
これも縁だと思うので、茶白ちゃんオンリーで見学することに。
茶白ちゃんの見学・そして・・・
首都高は入り組んでいて、(慣れればどうってことないだろうけど)わたしのような田舎者にはさっぱりでナビを見て頭で追いつくのが精いっぱい。
やはり夫に運転してもらってよかった。
日頃運転してもずっと一本道で楽な常磐道か、東関東自動車道だもんなあ・・・
ブリーダーさんの所に無事到着。駐車場があるのはありがたかった。
小部屋に通され、この子ですと女性のブリーダーさんが茶白ちゃんをケージから優しく出してくれた。
ホワホワ・・・コノちゃんのときほど小さくないけど思ったより小さくて細い!可愛い!
私の手作りバックのジッパーに付いていたチャームにじゃれていてどちらかというと好奇心旺盛、無邪気で遊び好き、といった印象だった。
おっとりタイプが正直希望だったのだが、大人になって落ち着くかもしれないしこればかりは分からない。
もう2か月は経過していたので、即返事をしてその日に一緒に帰ることも可能だった。
迷ったり色々質問をしたうえで納得し、この子を3匹目としてお迎えする決意が固まった。
ブリーダーさんは保険の手続きや契約書もすでに用意していて、テキパキと進めてくれた。
さすがこの業界1位。(何度目)安心感もあるし手慣れてますな。
一緒におうちに帰るよー
キャリーに入れて夫の車の助手席に座り、行きと同様にナビをしようと思ったのだが、高速に乗るまでの間、ずっと茶白ちゃんがニャーニャー鳴くのだ。
ナルとコノは車では大人しかったけれど、考えてみたら母親、兄妹と同じ部屋からいきなり離されて知らない乗り物に乗せられておまけに揺れるし、普通はそりゃ寂しいし不安だよね、となだめた。
でもあまりにも鳴くので、とりあえずP.Aに寄り、後部座席の子猫ちゃんの隣に行くとピタッと泣き止んだので、自宅につくまで後ろで寄り添うことにした。
もうゴーロゴロ。この子は相当な甘えん坊ちゃんですな。
この時期のお世話が1番大変
無事帰宅し、寝室のケージへと到着。
今日からしばらくはここがお家だよー。と頂いたプレミアムキャットフード(これも購入特典にあるのです)を与えると、すぐさま完食。
その日のうちに設置してあったトイレに大も小もしてくれた。
ほほう、なかなか順応性が高いな。
因みに、また短い間だけだと思うのでコノのときと同様に簡易型オール100均ケージを作成していた。
コノのときのはしまう場所もなかったので解体して捨ててしまったのだ・・・
そしてまた3か所もセリアをはしごする羽目になってしまった。
なんとか前日までに材料すべて確保できて本当に良かった。
トイレも100均のプラケースだったけど、素材がやわすぎるので、結局子猫トイレ、ケージ用を購入することとなった。
(それも本当にわずかな時間だけどね・・・可愛いし1,000円以下で購入できたので良かった)
年明けくらいにはこの子も手術するだろうし、そのときにもまたナルがおかしくならないようにケージ飼いするかもなので、一応使い終えた後も解体せず保管することにした。(すーぐ用済みだと思って捨てちゃうから・・・)
詳しくは下の記事からどうぞ。
トイレは購入したものでも小さいタイプなので、ウンチをすると砂をうまくカキカキできなくて臭うし、おまけに踏んでしまってるので(笑)朝、出勤時間前にもししていたらすぐさま除去、足ふきが欠かせなくなった。
そのあとにされたら仕方ないけど大体間に合ってはいた。
もう空気読んでくれるなんて末恐ろしい子!
夜、仕事から帰宅してもご飯を与えるので催すたびに再度、同じお世話を繰り返す。
イヤイヤにゃー!って抱っこから降りようとするしぐさもめちゃくちゃ可愛いんだよねえ。
はいはい、ごめんねー早く拭き拭きするからね。
あーん、おっきくならないで~
これ、ナルコノのときもおんなじこと思ってたな(笑)
今も変わらず2人とも可愛いから安心してねー(*^^*)
命名 ハロ
候補があまりにも多すぎて、絞り切れなかった。
とりあえず、母親の名前がみかんちゃんだったので呼びやすいし決まるまでは同じみかん(仮)、有力候補としてやはりNARUTO繋がりでひまわり・かりん・リンにしようかと思っていた。
試しに色んな候補で呼ぶのだが2週間たち問題が。
クレしんのようにひま呼びだと、姪っ子がひな、なので言い間違えてしまうのだ。
よく遊びにきてくれるのでそうなると大変ややこしい(ただ単にパッと出ないのと活舌が悪いだけ)
夫はひまちゃんでいいじゃん~と言ってるのだが、わたしはコノハのときは譲ったしここはわたしが名付けたい!と言って頑として譲らなかった。
(そうそう、ゆずも入ってたねー色も合ってて可愛いしね)
しかし、候補がどれもこれも可愛いのであれだけのことを言ってたくせに決められなくて常にそのことばかり考えてしまい、頭がおかしくなりそうだった。
名付けに考え過ぎなのだけど一生その名前で呼ぶんだものね。
やっぱりしっくりくるものがいい。
ふと、寝室のベッドに横たわり右の棚を見ると結婚前に行ったお台場ガンダムフェアで買ったお土産のハロのお菓子の空き缶が置いてあったのが目に留まった。
可愛くて捨てられなくてずっと大切に小物入れとして取っておいたものだ。
ちょっと凹んでしまったけどやっぱり可愛い。
もうこれでいんじゃね?(オイ)
と思い、夫に伝えると、夫もガンダム世代なのでああ、良いんじゃない?とダメ出し一切なかった。
他のものはことごとく酷評していたにも関わらず。
ジャア、モウコレデキマリネ。コレカラヨロシクネ、ハロー
・・・悩みが一つ解消されて良かった。
その7へと続きます。段々とリアルタイムに迫ってきたな・・・