強かに、可憐に
我が家に車が1台増えることになったので、駐車場増設のため慣れ親しんだ花壇を壊すことになった。
今夏は酷暑で工事も大変だし、本当はもう少しゆっくりでもよかったけれど、なぜか9月に全て整う気がして…そう感じて間もなく家族のお目当ての車が本当にポッと見つかった。
9月中旬の暑い中、いよいよ花壇の解体工事が始まった。
レンガ造りのそこには「百日紅」「山茶花」「柊」「梅桃」が小ぶりながらも雅に堂々と玄関先を四季で彩ってくれていた。
なので、大きな植木鉢をこちらで準備し、彼女らを残してもらうよう業者さんにお願いをした。
花壇のブロック枠を壊したとき、業者さんから「思ったより根が深いから、植木鉢に入るよう切っても大丈夫ですか?」
「はい、お願いします!」
即答。
何故か「枯れるわけがない」という確信があった。
そして10月。
植木鉢の樹木たちは元気だ。
物言わぬ美しさを思いきり放って。
この本質的な強かさから
己が「今」どうあるべきか
見習わねばと。
きょうも
ありがとうございました。