人生時計(年齢を時間に当てはめてみる)
今日、ふと帰宅ラッシュの電車の中でこのことを思い出した。
自分の年齢を3で割って24時間に当てはめることで、自分の人生の時刻を知ることができるらしい。
20代の頃にも一度試したが、その頃はまだ若かったこと、目の前のことに精一杯で夢中になれることが沢山あったのでさほど気にはしていなかった。
そして今日、久しぶりに年齢を3で割って人生時計に当てはめてみた。
時刻は昼過ぎ。日常生活で例えると、ややお寝坊さんかな。
今また、人生時計を思い出したのは、自分の人生時計の午前中をいかに充実して過ごせていたのかが疑問に思えてきたから。
私はこれまで、新卒で社会人になってから4つの会社に勤務してきた。
どれも、その時の私にとっては自分が思うよりも良い場所で、むしろ当時の実力で入れたことが奇跡としか思えないような会社も中にはあった。
私は秀でた才能もないし、得意とすることも殆どない。
だから、その場その場で、目の前にあることをただがむしゃらにやってきたつもりだ。
それはそれで大事なことだが、今になって思うのが、ルーチン業務をただこなすだけでなく+@の部分がことさらに欠けていた気がする。
例えば、業務に関わる資格を取ったりTOEICや英検などで英語を極めたり、業務に関係しなくても、自分にとって+@の部分があれば、もっと自分に自信を持てたのかもしれない。
20代の積み重ねが30代に生きてくるのであれば、30代の積み重ねは40代に生きてくるのかもしれない。そう考えると、今こうして悩んでいるということは、20代の頃に必要以上にやってこなかったからではないだろうかと思ってしまう。
今、私の人生時計は昼過ぎだ。少し目覚めるのが遅かったかもしれないが、まだ挽回はできる時間なのかもしれない。
何もせず、また数年後に人生時計を見た時には、もう陽が傾いてしまっている。
そうなる前に、今の自分にできることを精一杯やって、少しでも次の時刻の自分に自信を持たせてあげたいと思う。
ふと、親の人生時計を見てみた。
時刻はもうすぐ日が変わる時間。残された時間で私にできる親孝行が何かもまた今一度一緒に考えてみたいと思う。
今日が人生で一番若い日。もう一度、自分の人生時計について、今できる最善のことを考えてみよう。
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