2024.10.10
足の怪我により今の職場を辞めることになり(職場は悪くないです私のタイミングが本当に悪かっただけ)、生活への不安と将来への不安でぐちゃぐちゃになっている。生活費はどうすればいいのか(私は今年転職を繰り返しておりその隙間に一ヶ月保険未加入期間があり傷病手当を受けられない。自業自得すぎる)、足は治るのか、どのくらいかかるのか、後遺症とか残らないのか、次の職場は見つかるのか(もう転職エージェントさんには探していただいてはいる)、あったとしてもその職場は続くのか、何もかもが不安で、不安すぎて日中よく意識を失っている。そして夜眠れないのが続いている。日記を書くのも本を読むのも全然出来ない。Xで流れていくタイムラインを眺めることしかできない。人々の苦しみや憎悪が心にヘドロのように溜まっていくのを感じる。今みたいな状況に今のXは相性が悪すぎる。日々が流れていく。夕方、カーテンを開けたまま空が暗くなっていくのを呆然と見つめている。苦しみは夕方に溜まりやすいと気づく。
・適応障害になって休職したときも思ったけど、こうなると日々の不安が尋常じゃない。不安で食事もできないし何も調べられない。私は医療従事者なので今まで闘病する人とたくさん関わってきたけれど、ここまで不安な状況であることに気が配れていたか?と思う。ここの相談に乗れる、というか、不安に対して親身になることができる医療従事者にならなければならないと強く感じる。ただこの寄り添いって、気持ちの面だけでも多分すごく助かるんだけど、やっぱり不安なのは金銭面や生活だと思うから使える制度とかがっつり調べたいな…ちゃんと具体的なアドバイスができる人になりたい。手助けができる人になりたい。私が目指すべきところってここなのかもしれない。この気持ちの発露を支柱になんとか立ちたい。
・私は人生に無駄なことなんかひとつもないと思っているんだけど、ここにきて今年の春に友人に勧められて以降「ブルーロック」(サッカー漫画)にハマっていることに意味が出てきていて、伏線回収すげえ…と思っています。この漫画には、膝に大怪我を負った経験を持つ千切豹馬くん(足が速そうな名前でしょ!足が速いんですわ…)という子が出てきます。物語開始時点では過去の受傷(完治することはない、いつ再発してもおかしくない)を引きずっていて、夢を諦めるために生きている暗めな子だったんですけど、作中のある出来事をきっかけにその気持ちの底を乗り越え吹っ切れ、いつ怪我が再発するか分からない膝という爆弾を抱えながらも、後悔しないように全力で滾る方へ走り続ける子に変化したんですよね。それ以降は落ち込むそぶりも見せず、作中屈指の肝の据わった強い子となりました。私はもう最近ずっとこの子のことが頭を過ります。前述したような不安の底を、あの子は乗り越えたんだという事実が私に勇気をくれます。もちろん、ここまで綺麗に吹っ切れるのは彼の若さや、漫画だからということもあるとは思います。でも、この、もがきようもない不安のことを彼は知っているのだということが、本当に心強いです。松葉杖の歩きにくさも、その隙を見せて歩く心許なさも、彼は知っているんだ…。心が転がり落ちていくのを、寸でのところであってもグッと止めてくれるのを感じます。うるせえ!社会人だって高校生の子どもに救われてええねん。物語があってよかった。
・「鬱の本」が本当にありがたい。以前買ってまだ読み切れていなかったのだけど、それでよかった。今すごく助かっています。本を読むこともかなりきついんだけど、無でいることも辛い。意識を散らさないと不安で本当に頭が崩れていってしまいそうになるのを感じるから。見開きで短く、人にはそれぞれ本当に多様な苦しみや立ち止まりがあることを知ることができるのは私の心の傷が広がり続けるのを少しゆっくりにしてくれる。読みやすいから、読んだページを増やしやすく、それが目に見えると、全く止まってしまっているわけではないと思える。本当にありがたい。この本があってよかった。本当によかった。
・私に理解ある彼くんはいないんだけど。怪我してから周りの人の優しさに本当に助けられています。それは本当にいろんな形で、休みの日にやって来て私がふさぎ込まないようにおしゃべりしてくれる人、怪我したって言ったらすぐに連絡をくれた人、食べ物を送ってくれた人、お花を見に行けない私のためにお花便を送ってくれる人、いつもTwitterで見守っていてくれる人、相互フォロワーじゃないけどたまたま私が落ち込んでいるのを見かけたと声をかけてくれた人、いろんな人がいて、本当に返せないよ〜と思っている。ずっとありがとうと思い続けます。本当にありがとうございます。ただでも、これを見て何かしないととかは思わないでくださいね!これを読んでくださっただけで今の私はかなり助かります。本当に。本当に。
久しぶりに日記が書けた…。少し良かった。
サムネはこの前たまたま部屋から見られた花火!
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