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2024.10.18

・家をほとんど出られないのでSwitchのどうぶつの森を久しぶりに触っている。と言っても私はあまりゲームに対して持久力がある方ではないので、30分くらい島を歩き回って、島の博物館に行ってをしているだけではある。

島の名前はアニミタス島。スペイン語で「小さな魂」の意味。もちろんボルタンスキーの作品からの着想。


博物館

美術品は全然寄贈していない。本物と贋作が曖昧なまま島中に飾っている。私が調べない限りどちらでもないという状態であるということに萌えている。家に飾っている絵画も、本物かどうかは分からない。「なぞめいためいが(元ネタ:死の島)」が特にお気に入り。気づいたことがあっても何も伝えないでください。


・昔は、詰んだら死ねばいいやと思っていたけど、本当はそんなことできないことに気づいてからの人生の方が長いんだな。

僕は、もっと早く死ぬべきだった。しかし、たった一つ、ママの愛情。それを思うと、死ねなかった。人間は、自由に生きる権利を持っていると同時に、いつでも勝手に死ねる権利も持っているのだけれども、しかし、「母」の生きているあいだは、その死の権利は留保されなければならないと僕は考えているんです。それは同時に、「母」をも殺してしまう事になるのですから。

太宰治「斜陽」

昔これを読んだ時あまりにも自分すぎてびっくりしたことを覚えている。
なんとかちゃんとライフプランを描いて未来に向かって生きていかねばならない。もう仕方がない。生きてしまっているから。

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