牧歌的恋愛レボリューション'25を一緒に起こそう
この間カラオケに行った時、不意に入れたらいおんハートが染みた。小さい頃この曲に対して、どうして娘であるわたしが1番じゃないのか、母に劣り2番でなくてはならないのかと父に抗議していたことを思い出す。しかし誰かの子供より誰かの母になる可能性の方が高い身となった今は、いやわたしが1番であれよと思う。( ᐢ_ᐢ )ᡣ𐭩
要するに誰かを絶対な存在にすること、そして誰かの絶対的な存在になることに取り憑かれているのだと思う。時代のせいにするのは少しずるいけれど、今の時代、純粋な気持ちで人に恋をすることって難しいと思う。見た目や学歴、収入で冷たく振い落されることはざらにあるし、少し気を遣えなかっただけで蛙化現象で冷められてしまうし、なんか浮気してる人たくさんいるし、気を抜いたらすぐに自分の存在を誰かに脅かされてしまう。
正直わたしは、今日食べたうどんは歯が要らないくらい柔らかかったよ、とか今日は会社の人の機嫌が良かったよ、とかそういうくだらないことを思わず伝えたくなってしまう恋がしたい。お土産そのものよりも、旅先で自分を思い出してくれた喜びのような恋。すき?って確認なんてしなくても、胸の奥を芯から温めてくれるような恋。星野源の"くだらないの中に"のようなあまりにも日常的すぎてつまらないくらいの恋。頭の中がお花畑なんて言わないで!
蛙化現象なんて言葉を流行らせてないで、もっと穏やかで牧歌的な恋愛ムーブメントが起きてほしい。2024年はちょっと厳しそうなので2025年辺りでどうでしょうか。
そうは言っても、"LOVE AFFAIR ~秘密のデート~"を「今度これで新曲出すから」と聴かされて後ろで一緒にノリノリに歌う原由子みたいにはわたしは一生なれる気がしない。原坊に脱帽。