小1男子
先日、息子と保育園の時のお友達H君とR君、小1男子三人と遊んできました。よく、児童書とかでキャラがくっきり分かれてる三人組が出てくると思うんですが、この三人はまさにそれ。
優等生のR君。サッカー大好き勝気が止まらないH君。自由で幼い息子。
三人が目指すのは、「クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記」の映画。まずはランチ…となったんですが、土日の昼ってのはめっちゃ混んでいるわけで…。
H君ママが探したビアガーデン(屋外だけど日陰だった)でランチすることに。
食べ終わった途端遊びたくなる小1男子なので、屋外だし、まあちょうどよかったんですけども。広場?の端に黒板があり、三人でお絵描きを始め…。
走り回ってたので、やっと落ち着いて遊び始めたわ、よかったよかったと近づいてみると…
出たよ、出た出た。小1男子の王道まっしぐらだよ。でも、字は小さめでした。きっとお洒落な雰囲気を察したのであろう。
遊びまくる男子三人の仲間に入りたそうな年長くらいの男の子が登場。気が付けば、息子と年長男子は、戦いごっこを始めている様子。年長男子の「あいつ、つえー。」という叫び声が聞こえる昼下がり。(息子は強いと言ってもらい、まんざらではない表情)向こう側のテーブルを見ると、元ヤンであろうママ二人がおしゃべり中。おしゃれな年長男子、そういえばちょっとやんちゃなお洒落ファッション。
年長男子の方は、まだ手加減とかできないので、息子が少し痛がったら「謝ってこい!」とカッコよくしかるちょっとやんちゃなお洒落ファッションのママ。「戦いごっこってお互い様なので、大丈夫ですよー。」と声をかけると、「申し訳ないです」ととても折り目正しい。
ちょっと素敵でした。しかし、戦いごっこってどこで止めたらいいか、いつも迷うなあ。
映画館の指定席に座る小1男子三人。予告編の映画泥棒を見て、「俺、これ見たい!」と叫ぶ息子。
いや、それは違うんだ…。
「だって、映画泥棒は壁とか飛んでたよ。かっこいいんじゃないかなあ」
うん、そうだね。アクション凄いよね。
でも違うんだ…。
クレヨンしんちゃんは、子どもが笑うポイントが随所にあり、さすがねーと思いながら小1男子三人をちらっと観察。
笑い顔になりながらも静かに姿勢よく見るR君。横向きになって「今の楽しいよね」と笑顔で共有したい息子。そんな息子に慣れてきたH君。
物語の終盤、恐竜の赤ちゃんのナナがクレヨンしんちゃんを助ける場面が。
ナナが死んでしまう場面。ちらっと小1男子三人を見ると。
ポーカーフェイスのR君。
号泣の息子。
悲しすぎてキレ始めるH君。
いや、君たちのキャラもなかなかだ…。
仕事上、登場人物のキャラクターとか考えることも多く、こんなにキャラをくっきりさせるのはリアルじゃないか?塩梅がむつかしいなんて思ってるのに、こんなくっきり書き分けられた?三人と遊ぶと…、リアルってなんだろう…。