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第13話「前線キャンプへレッツラゴーの巻」

隠れ家を出発して3日が経ち、みつる御一行はそろそろ前線キャンプへと辿り着こうとしていた。

「はぇ〜そろそろ前線キャンプね」
「お疲れ様です( ͡° ͜ʖ ͡°)」
「かいてき٩( ᐛ )و」
「ありがとなぁ、めぐみちゃん」
「グガーガッ!はへ?もう着いた?」
「こいつ、殺そうかしら」
「ちょっめぐみちゃん声出てるってw」
「あれ?あれちょっと待って、まずいかも」
「どったのめぐみ」
「いや私の杖がない…」
「ハッwど天然めっ!だから借金…イタタタただただ」
「減らず口め!テメェの腕なんぞこうだぞ?!こう!」
「やめたれってめぐみちゃん」
「はぁ…はあ…」
「めぐみさんその杖がないと結界は使えませんか?(  ͠° ͟ʖ ͡°)」
「いや、そう言うわけじゃないけど」
「ならだいじょうぶ!(/ ᐛ)/」
「持続時間や強度が下がるとかもありませんか?( ͡° ͜ʖ ͡°)」
「特にはないわね」
「なら大丈夫じゃねーか、逆になんであの杖にそんなこだわるんだよ、なんなら今から取りに帰るか?」
「それは申し訳ないし、だ、大丈夫!なくても全然平気だから!」
「めぐみちゃん、それは大丈夫じゃないやつが言う言葉やな」
「支障が出るようでしたら引き返しましょう!様子を見つつやっぱり無理そうでしたら帰還しましょう!死傷者を出すより安全第一で( ͡° ͜ʖ ͡°)」
「そう言ってくれるとありがたいわ」

~~▽▽~~

そうこう言ってるうちに前線キャンプの目的地マークが間近となってきた


「ここからは徒歩で行きましょう( ͡° ͜ʖ ͡°)」
「目視だとなんも見えないんですけど」
「みつるくん小声でな」
「あっはい」
「キャンプは位置特定不可、接触不可、認識阻害系等が丁寧に施されてますからね、まぁ攻め込まれたら全部意味ないですけどね、至近距離だと敵の目は多分欺けないので( ͡° ͜ʖ ͡°)」
「たどり着くんですか?」
「あっ大丈夫だよ、サングラスで見れるし、もしサングラスがなかったら痺れを切らしてあっちから出てきてくれるよw( ͡° ͜ʖ ͡°)」
「あと足跡は出来るだけつけんといてな」
(俺もしかして信用ない?)
「みつるw着いたわよ」

無の中へ消えていくメンバー達、みつるも慣れないサングラスをかけキャンプを見て入っていく。

「お邪魔しまーす、驚かないけど結局これ系って外より中が広いんだよな〜」

無駄に広々とした空間、キャンプというより基地と言った方が正しい居住スペースが確保されている

「いやー皆さんご苦労様です!」
「いえいえこちらこそご苦労様でした、あっじゃあ引き継ぎしてくるからちょっと待っててください( ͡° ͜ʖ ͡°)」
「よろしくー、あれ?あのおじさん以外は?」
「先に帰ったんとちゃう?引き継ぎする奴だけ残せばええし、なんならサングラスから隠れ家に帰還メッセージだけ送って帰っちゃう奴等もいるぐらいやしな」
(サングラス忘れたら入れないじゃん)
「あ、ところで皆さんなんて呼べばいいですか?」
「俺はおっさんでええで」
「パァ٩( ᐛ )و」
「ゴリラでいいわよ」
「俺はみつるで」
「みつるじゃダメなのよ、わかりやすくて且つみつるだって特定できないコードネームがいいの」
「みつる、みつる、みっつ、さん、つみき、つみきで!」
「引き継ぎ内容聞いてきたよ〜( ͡° ͜ʖ ͡°)」
「キャプテンはなんて呼べばいいですか?」
「キャンプテンもいいけど、それだとバレちゃうか、レニーでいいよ( ͡° ͜ʖ ͡°)」
「じゃあレニーさん、パァ、おっさん、つみき、ゴリラで!」
「「了解!」」
「あとあれやな、手話で会話の練習しておこか」
「テレパシーも本当は練習した方が身のためよ、みつる」
「へいへい」
「これがこうでこうこうこう」
「いやこうこうじゃわかんないっすw」
「私がテレパシーでなんて送ったかわかった?」
「メイン盾きたこれで勝つる?」
「んなわきゃないでしょw」

~~▽▽~~

「えーとじゃあ今から引き継ぎ内容話してゆきます( ͡° ͜ʖ ͡°)」
「「はーい」」
「敵襲は1日一人がデフォで夜の方が多い、1週間に一度は相手が5人とか纏まって来る感じらしいです。昼夜問わずしっかり敵襲に備えて行きましょう」
「「はーい」」
「4時間強で外の見張り交代で、お食事は各自どうしますか?もしよければ私が昼と夜なら作りますよ?( ͡° ͜ʖ ͡°)」
「「いえーい」」
「ぼくはいま断食中だからいらないです( ᐛ )」
「了解、あと基本的な作戦だけど、まずめぐみさんの結界を張りながら敵に近づいて、サングラスで相手の詳細を確認、声かけ、そのあと各自が有利な敵と戦う、敵単体の場合はめぐみさんの結界で逃げ場を無くしつつ一斉に袋叩きそれで大丈夫ですか?めぐみさんも結界の使用頻度とか大丈夫そう?( ͡° ͜ʖ ͡°)」
「全然平気、なんなら三下相手なら一年立て籠もってられるわよ」
「それは頼もしいね、サブリーダーはおっさんに任せても大丈夫?( ͡° ͜ʖ ͡°)」
「承知いたしやした」
「質問なんだけど、見張りの人がサングラスで確認すれば敵の詳細は事前に分かるんじゃないの?」
「正直、遠方からだと細かい詳細まではわからないんだよね、性別程度ならわかるけど、もしかしたら敵影じゃない可能性もあるから慎重にね( ͡° ͜ʖ ͡°)」
「だからあれや、めぐみちゃんの安全な結界の中からじっくり相手の詳細みてから作戦取れるのは本当にありがたいんやで」
「えっへん!」
「ちやほやされやがって」
「まぁ今日からよろしくお願いします( ͡° ͜ʖ ͡°)」
「こちらこそ( ᐛ👐)」
「よろしく頼むわね」
「これからよろしくお願いしますやで」
「おう!よろしくぅ!」

前線キャンプ生活が始まる!!




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